2018年11月21日水曜日

安宿難民カルバヨグを脱出~2018年11月フィリピン旅日記その6

2018年11月18日(日)、昨夜サマール島のカルバヨグに着いたものの、安宿が見つからず2500円のホテルに泊まった私はエアコンが効いて快適な中、6時頃目を覚ました。
朝食は宿代に含まれており、昨日チェックインする際5種類くらいの中から選んだ。メニューの中にTinapaというのがあり、何なのか訪ねてみると魚の薫製とのこと。それを7時に持ってきてもらうように頼んでおいたのだった。

6:50頃、部屋の前のテラスのテーブルに朝食が運ばれてきた。魚の薫製と目玉焼きにご飯とコーヒー。このTinapaが最高で、薫製独特の香ばしい香りに、酢をベースにした酸っぱ辛いタレをつけて食べるとご飯がすすむ。これまで、フィリピンというと料理はたいしたことなく、個人的アジアの食べ物おいしくないランキングでは長らくミャンマーに次いで堂々の第2位だったけど、今回はこれまでのところハズレはなく、少なくともカンボジアは抜いておいしいランキング急上昇中です。

この日は、カルバヨグは宿代が高すぎるので、安宿を求めて少し南のカトゥバロガンという町に移動することにする。2時間もあれば着きそうなので、朝はホテルでゆっくりすることに。wifiがあるので旅行の記録をまとめてブログの記事を作成しておいた。9時過ぎにホテルをチェックアウトし、歩いてカルバヨグに戻る。昨日到着は夜だったので、少し町を散策してみた。

カルバヨグの川縁の様子

カルバヨグは小じんまりとしているけど、活気があっておもしろそうな町。安宿があればもう1泊くらいしたいところだけど、次の町に移動することに。移動予定のカトゥバロガンまではバンが運行している。バスターミナルでチケット(P100)を買うと、ほどなく10:20頃出発した。



カルバヨグからカトゥバロガンまでは海沿いや丘を越えて走る景色のいい道のりだった。バンなので車内が狭苦しく、写真が撮れなかったのが残念。バンは快調に進み、11:40頃カトゥバロガンに到着。今日は余裕があるのでじっくり安宿を探すと、San Roque LodgeでP250の部屋が見つかった。ほぼベッド1台分の狭い部屋だけど、窓もあるし清潔なので問題なし。

San Roque Lodgeのシングルルーム(P250)

昼食はパブリックマーケットの食堂で魚の煮物と春菊のような野菜と豚肉の煮物を食べた。春菊は日本では油揚げと一緒に和えて出されるようなもので、久々の野菜でとてもおいしかった。その後は町を散策し、14:00くらいにホテルに戻った。カトゥバロガンはカルバヨグよりもさらに田舎で、幹線道路を除くとほとんど車は走っておらず、バイクとトライシクルばかり。それでもすごく活気があり、好きな雰囲気の町。午後はシャワーを浴びて洗濯をして、あとはゆっくり読書したりして過ごした。

カトゥバロガンの漁港

18:00過ぎに夕食に出かける。適当に入った店では、メニューは魚の煮物、魚のフライ、魚のスープのみ。仕方なく魚の煮物と魚のスープとご飯(P70)という魚尽くしの夕食を食べた。とはいえ、これも適度に酸味と辛さが効いていてとてもおいしかった。その後、町をぶらついていると、突然パンパンパンという乾いた音が聞こえてきた。一瞬ピストルの音かと思ったけど、まさかね。花火だろうな、と思っていると、人がさーっと逃げていく。ちょっとやばそうな雰囲気なので自分もそこを離れることに。と言っても、そこは泊まっているホテルから1ブロックしかはなれていない場所。しばらくして戻ってみると、野次馬が集まっていた。覗いてみるとそこには運転席側の窓ガラスに何発もの銃弾の跡がある車があった。そのうちパトカーがやってきて現場は封鎖されたのだった。詳細は解らないけど、やっぱり発砲事件だったようだ。この日も雑貨屋でビールの大瓶(P85)を買ってホテルに戻り、いろんな意味でフィリピンらしさを満喫して1日を終えたのだった。。。

カトゥバロガンで出くわした発砲事件の現場

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