ミノウラのマルチケージMC-2000
折りたたみ自転車での快適なキャンプツーリングを目指している私は、荷物の取り付け方法として、リアキャリアにバックパックを括り付けるというシンプルな方法を選んだのでした。ただ、その時に問題になったのが水の収納方法。
通常ハイキングでは水などの重量物はバックパックの背中に近いところ、やや上部に収納するのが一般的ですが、その方法でパッキングしたバックパックをリアキャリアに積むと上部に荷重が偏っているため、非常にバランスが悪くなりました。
そのため水はバックパックの下のほうに積むことにしたのですが、今度は1気室のウルトラライト系バックパックでは水の出し入れが非常に煩雑になるという問題が発生したのでした。
以上、非常にマニアックではありますが、MINOURAのマルチケージ、MC-2000とその改良方法の紹介でした。アマゾンでの購入はこちらからどうぞ。
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目次
大容量ボトルゲージを探す
そこで考えたのが、大容量のボトルをボトルケージに付けるという方法。早速ネットで検索してみると、ミノウラのAB-1600という1~1.5Lのペットボトルが取り付けられるボトルケージがあったようですが、既に廃番になっている模様。さらに検索してみると、ボトルケージではないけど、2Lのペットボトルも取り付けられるというマルチケージ、MC-2000という製品を見つけたので早速購入してみました。ミノウラのマルチケージ MC-2000
届いた製品はL字型のアルミフレームにクイックリリースバックル付きのストラップが2本入ったもの。画像を見てだいたいわかってはいたものの、正直言って実際の製品をみるとがっかりしてしまいました。これで2500円ちかくもするのはおかしい。Made in Japanと書いているけど、中国で作れば100円ショップでも買えそうな製品設計に思えます。
フレームを自転車のボトル台座に取り付け、積みたいものをストラップ2本で固定するだけ。これだと荷物を外した時にストラップが邪魔になるし、上の画像のテントのようにある程度柔軟性があるものだとストラップでしっかり固定できそうですが、私が用意した2Lのペットボトルでは固定力が足りず、ダホン・ボードウォークのようにフレームの傾斜が緩い自転車の場合、急停車した際にはボトルが飛び出してしまいそうな感じでした。
MINOURA MC-2000の取説 |
フレームを自転車のボトル台座に取り付け、積みたいものをストラップ2本で固定するだけ。これだと荷物を外した時にストラップが邪魔になるし、上の画像のテントのようにある程度柔軟性があるものだとストラップでしっかり固定できそうですが、私が用意した2Lのペットボトルでは固定力が足りず、ダホン・ボードウォークのようにフレームの傾斜が緩い自転車の場合、急停車した際にはボトルが飛び出してしまいそうな感じでした。
ミノウラ MC-2000を大型ペットボトルホルダーに改造する
そこでちょっとした改造を思い付きました。まず、通常2本のストラップをフレームと荷物の両端近くに取り付けるのですが、その場合、先ほども書いたように荷物を外すとストラップは別で保管する必要があります。そこで、ストラップは1本だけ使用し、自転車にフレームを取り付けている2本のボルトの間に配置しました。そして前側のストラップは使用せず、代わりにフレームの先端にコードロックを付けた30㎝程のショックコードを付けてみました。
MINOURA MC-2000(改) |
実際に2Lのペットボトルを取り付けてみます。ストラップでペットボトルを固定し、ペットボトルの首の部分にショックコードを掛けてコードロックで締めるだけ。非常に簡単ですが、ストラップ2本よりも確実に固定できます。
MINOURA MC-2000(改)に2Lペットボトルを付けたところ |
さらに、ボトルを付けないときにはストラップのバックル部分をショックコートで挟めば、見た目はよくありませんが邪魔にはなりません。
MINOURA MC-2000(改)のストラップ固定方法 |
これで昨年の霞ヶ浦と先日の利根川・江戸川自転車道の2回、キャンプツーリングに行きましたが、全く問題はなく非常に快適に走行できました。これでバックパックに水を収納する必要がなくなり、ドリンクボトルへの給水も非常に楽になりましたし、リアキャリアに積んだバックパックに荷重が集中するのも避けられるようになりました。ドリンクボトル用にはハンドルポストに取り付けられるタイプのボトルゲージを追加購入しました。
MINOURA MC-2000のスペック
- 重量:130g
- フレームの長さ:24㎝
- 耐荷重:5㎏まで
- 直径17㎝までの物に使用可能
以上、非常にマニアックではありますが、MINOURAのマルチケージ、MC-2000とその改良方法の紹介でした。アマゾンでの購入はこちらからどうぞ。
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