2019年2月9日土曜日

プティアへの小旅行~インド・バングラデシュ旅行8日目

2019年2月6日(水)、何度かまどろみながら朝を迎えるうち、気づいたら8時を回っていた。
泊まっているHotel Asia、吹き抜けの廊下側に窓があるので昼間は明るいのだけど、朝は暗くてすっかり遅くなってしまった。慌てて朝食に出掛ける。


ホテル近くで目に付いた食堂に入ってみる。ここはルティはなく、パイのように薄い生地を重ねたものをフライパンで焼いたパロタを出すお店だった。卵は?と聞かれたので一緒に頼む。


出てきたのはタマネギと青トウガラシが入ったオムレツ。それにダル。ダルは北インドのものより味がしっかりしていてとてもおいしい。全部で30タカだった。一旦ホテルに戻って準備を整え、この日はプティアに行ってみることにした。


プティアはラジャシャヒ近郊の堀に囲まれた小さな町。いくつかの古いヒンズー教寺院が残っているという。駅の斜め向かいにあるバスターミナルからバスに乗って9:20頃出発、30タカ。1時間ほどでプティアへの分岐点、プティア・バザールに到着。プティアへはそこから歩いて10分くらいだった。


プティアは小さい町だけど観光地のようで、外国人こそ見なかったけど、バングラデシュ人観光客が大勢来ていた。それでも細かい彫刻が施された大コヴィンダ寺院なんかは結構見応えがある。


また町の中心にある池や堀に沿ってぶらぶら歩きながら見る景色もなかなかいいものだった。


プティアには小さいながらも市場もあり、お昼近くなったのでその辺りで昼食を食べて帰ろうと思ったけど、軽食のお店しか見つからなかったのでラジシャヒに戻ることに。


町の中心からは少し離れたところで降ろされたのだけど、帰りのバスは20タカ。13時近かったので目に付いた小汚い食堂に入ってみた。入り口の鍋をのぞいてみるとベジタブルライス(野菜入り炊き込みご飯)があったのでそれを注文。それにチキンカレーも頼んだ。


やはりベンガル料理にハズレは少なく、これも非常においしかった。値段は90タカ。早いものでバングラデシュに来て1週間が経った。いろいろと行ってみたい町はあるのだけど、あまりのんびりもしていられないことに気づき、明日の行き先を改めて考えてみる。北部に行ってみたいのだけど、ラジシャヒからは鉄道で行きやすそうなショイエドプールに行ってみようと思い、帰りに駅に寄ってみた。


ラジシャヒ駅は立派な駅舎で、クルナ駅と違って中もかなり混雑している。ただ、バングラデシュの場合はインドと違ってみんなちゃんと並んでいるので落ち着いて待っていられる。順番が来たところで明日朝のショイエドプール行きの便を確認してみると、6:20発、ちょっと早いけど次の便は午後3時とのことだったので朝の便の2等席を購入、190タカだった。


ホテルに戻って水浴びと洗濯を済ませ、しばし休憩した後、再び町の探索に出掛けてみる。今日は大通りから路地裏を歩いてみようか。


路地を曲がってバザールに入ってみる。


適当に進んだり曲がったりしていると、ニワトリやアヒルを売る鳥売場に来てしまった。くしゃみが頻発してきたので早く通り抜けたくて早足で歩く。


ようやくヘシャブバザールの交差点に出た。


少し疲れたのでチャー(8タカ)を飲んで休憩。バングラデシュのチャーはインドのチャイと違って煮出し方式ではなくドリップ式。注文に応じてブラックティー、レモンティー、ジンジャーティー、ミルクティーを出すようだ。ミルクは写真のように別の鍋でグツグツ煮ている場合と、練乳の場合がある。


一旦ホテルに戻った後、19時くらいに夕食に出掛けた。フィッシュカレーが食べたかったのだけど、入った店はビーフ、マトン、チキンのみ。昼もチキンだったけど、やっぱり無難なチキンにしてしまった。


これに後でもう一皿追加されたのがカウベリーカレー。先日の経験がトラウマとなり二口くらい食べて残してしまった。残すくらいならきちんと断るべきだった。全部で90タカ。


ラジシャヒは屋台の軽食が充実しているので、せっかくなのでいくつか食べてみることにした。まずは結構繁盛しているカレースープ(20タカ)。濃厚なカレースープで日本のカレーうどんのスープに近い感じ。ただ、個人的な好みで言うとクルナで食べた酸味が効いたやつのほうが断然好き。


続いて揚げ物の屋台。写真真ん中上の方にあるかき揚げのようなもの(2個で10タカ)を食べてみる。これもやはりかき揚げ。特別おいしいと言うわけではないけど、ベンガル料理は基本的に何でも日本人の舌に合うんじゃないかと思う。食後のジンジャーチャー(5タカ)を飲んでホテルに戻った。


関連記事:鉄道で北部の町ショイエドプールに向かう~インド・バングラデシュ旅行9日目

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