2019年2月11日月曜日

カントノゴル寺院~インド・バングラデシュ旅行10日目

2019年2月8日(金)、バングラデシュ北部の町ショイエドプールに来ているが、ここに北のはバングラデシュの至宝と言われているカントノゴル寺院に行くため。
ガイドブックなどではカントノゴル寺院へのアクセス拠点としてディナジプールが紹介されているが、ここショイエドプールも距離的にはそれほど遠くなく、アクセス可能と踏んで、ラジシャヒから鉄道で行きやすかったショイエドプールにやってきたのだった。


この日は今にも雨が降り出しそうな曇り空。昨日までの食べ過ぎのため今朝は朝食は抜くことにし、チャー(5タカ)を飲んでカントノゴル寺院に向かう。


8時頃出発し、まずは町外れの幹線道路を目指す。ショイエドプール中心部は道が狭いためかバスがほとんど走っていないのだ。20~30分歩いてバイパスとの合流点に到着。そこらへんにいる人にカントノゴルに行きたいと伝えると、バスは来るから待ってろ、と言う感じの手振り。


地図を見る限り、ここを通るバスはしばらく西に進んだ後、T字路を南に向かうディナジプール方面行きと北に向かうカントノゴル方面行きがあるようだ。何台かやり過ごした後、やってくるバスに、あれだっ!と手招きし、バスを停めてくれた。車掌にカントノゴルまで行くことも伝えてくれている模様。みな本当に親切で助かります。


8:50くらいにバスに乗り、30分くらいでカントノゴル寺院への分岐点に到着、40タカ。私の古いガイドブックによると、ここからは雨期は渡し船で、乾期は仮設の橋を渡っていくとあったけど、今は立派なコンクリートの橋が架かっていた。川を見ると、どう見ても川の中に稲を植えているように見える。雨期までに収穫できるのだろうか。


ここからは歩いて10分くらいだと思うけど、1台のバンガリ(サイクルリキシャの座席の代わりに荷台が付いているもの)が、まあ乗っていけ、と言わんばかりのジェスチャーだったので乗せてもらうことに。


たぶんただでいいというつもりだったとは思うけど、一応気持ちとして10タカ払った。そしてカントノゴル寺院。これは18世紀に建てられたらヒンズー教寺院。ぱっと見の重厚で落ち着いた雰囲気、そして近づいてみると繊細な彫刻が施された繊細な雰囲気。かなり見応えがあって満足した。


果たしてこういう建物って、どうやって設計されているんだろうか。細かいレリーフはおそらく何かの物語を描いているんだと思うけど、最終的にどうつじつまを合わせてこんな大きな建物としてまとめあげたのかのか不思議でならない。


帰りは歩いてバススタンドに戻り、バスを待つ。ここでもちゃんと乗り込むまで見届けてくれる人がいて、おまけにチャーもごちそうになり、至れり尽くせりの感じだった。


帰りのバスはなぜか50タカ。そしてバススタンドからショイエドプール中心部まではちょうど乗り合いのオートリキシャが客引きしていたのでそれに乗り込む。ショイエドプールまで30タカ。


昼食を食べてホテルに戻る。フィッシュカレーとダル、チキン・ミートボール。全部で100タカ。丼勘定っぽいけどまあいいか。


午後は読書でもしてのんびり過ごそうと思っていたのに、こんな時に限って停電。外は曇りだし部屋の中はほとんど真っ暗な状況。普段だったら水浴びと洗濯をするところだけど、今日は寒いので止めにした。ベッドでネットをしながらだらだら過ごす。なんとなくお腹の調子もいまいちだし、結局この日はそのまま部屋で過ごした。

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