2019年2月16日土曜日

タマビル・ダウキ国境を越えてバングラデシュからインドへ~インド・バングラデシュ旅行15日目

2019年2月13日(水)、とうとう2週間過ごしたバングラデシュを離れる時がやってきた。
今日はバングラデシュのタマビルから出国し、ダウキからインドに入国する予定。まずは7時くらいに朝食に出掛けた。


今回ルティを注文して出てきたのはダルとシャブジの合わせ技のようなもの。これに食後のチャーを飲んで30タカだった。バングラデシュ最後の食事のクオリティーとしてはちょっといまいちではあった。


ホテルに戻り、荷物をまとめて7:45頃チェックアウト。タマビル行きのバスはバスターミナルからもあるみたいだけど、ホテルに近い、ジンタバザール東側のバス停から乗ることに。


バス停の場所は人に聞いたらすぐにわかった。ジャフロン行きの呼び込みをしているバスの車掌に確認するとタマビルにも行くとのことで乗り込んだ。一応インディアン・ボーダーに行くことも念を押しておく。


バスは8:10頃シレットを出発、55タカ。最初はガラガラだったけど、辺鄙なジャフロン行きに何で?と思うくらい乗ってきて瞬く間にパンパンになった。


10:15頃、ジャフロンとインド国境に分かれる3差路に到着。近くのGrameen phoneの看板が出た携帯屋のような店で残っているタカをインドルピーに換えてもらうよう頼んでみると、小銭だったけど快く両替してくれた。94タカが80ルピー。ほぼ公定レート通りだと思う。結局バングラデシュでは2週間で10500タカ(14000円弱)で過ごすことが出来た。


3差路の右方面をしばらく進むとゲート右側にPolice Check Postがあるのでそこでパスポートのチェックを受ける。出国カードも記入。続いて向かい側のCustom Officeで昨日払ったTravel Taxの書類を渡してバングラデシュの出国手続きは終了。


ゲートを越えてしばらく進むと左手にインドのイミグレがあるのでパスポートに入国スタンプをもらい、Custom Declarationの書類を書いて提出するとインドの入国手続きも完了。


インド時間で10:40、バングラデシュ時間では11:10頃手続きが完了した。ここの国境は国境両側に生活感が希薄で国境越えの実感はほとんどなく、感傷に浸るまもなくバングラデシュを後にしたのだった。


ここから今日はメガラヤ州の中心地、シロン(Shillong)に行く。インドのイミグレ前にもタクシーが止まっているけど高いらしいのでしばらく歩いてダウキの町を目指す。


埃っぽい道を20~30分歩くと集落が現れる。1軒の茶店でチャーを飲んで一息入れる。ここのチャーはインド風と言うよりもバングラ風に近い感じ、10ルピー。


黄色い4駆が何台か止まっているところに行ってみると、シロンか?と聞かれ、うなづくと乗るように促される。乗り込んでしばらくすると満車になり出発した。運転手のほか、11人も詰め込まれ、11:15ダウキを出発。


ダウキからシロンまでは丘陵地帯を進む。車内は窮屈だけど、道もいいし途中の景色はなかなかで結構楽しい。また、風がひんやりしていて標高が高いことを思わせる。13:30頃シロンに到着、120ルピー。


バングラデシュ国境近くではまだネットが使えていたけど、さすがにここまでくるとバングラデシュのSIMは使えず、オフライン状態。自分がどこに居るのかわからないままぶらぶら歩き回ると、ようやく町の中心と言われているポリスバザール近くまではやって来れた。


早速ホテルを探すも、4軒くらい満室で断られた。だんだん焦りも出てきたところで1軒のボロいホテルでようやく空室が見つかったものの、狭い窓なし、シャワー・トイレ別の部屋が500ルピー。値切ってみても応じてもらえず、連れてこられたのはもっとボロい部屋、400ルピー。面倒になったのでそこに決定した。個人的適正価格は250ルピーといったところ。


ようやく落ち着いたところで昼食に出掛ける。ホテル近くの食堂に入ると何も聞かれず出てきたのはベジ・ターリのようなもの。久々のインド飯もなかなかおいしい。70ルピー。


お腹が膨れたところで次なるミッション、SIMカードの手配に出掛ける。ホテル探しの途中でたまたま見つけたAirtellの店に入ってみると、一応持ってきていた前回半年前に購入したSIMは使えないとのこと。新しいSIMを購入するためには現地のコンタクトナンバーが必要とのことで追い返された。


途方にくれていたところ、ホテルの電話番号をコンタクトナンバーにすることを思いつき、再度出掛けて見るも、ちゃんと了解をもらっているかと言われ、また出直すことに。ホテルに戻ってマネージャーに事情を話し、了解をもらって再び出直す。それにしても、ポリスバザール周辺は洗練されたかなりの都会でちょっとびっくり。


ようやくSIM発行手続きに入るも、パスポートの他、写真3枚が必要と非常に面倒(たまたま3枚持っていた)。さらに、明日夜7時以降にこの番号に電話して名前と住所を確認してアクティベートが完了、さらにその後何らかのプランを購入してようやくネットに繋がる模様。インドのSIM、空港以外で購入する場合は非常に面倒ですね。


そうやって何度も歩き回っているうち、おぼろげながら町の輪郭が掴めてくる。そうすると今まで気付かなかったところにも沢山ホテルがあるのが分かってきた。明日はホテルを変えることにしよう。Hotel Ashitの唯一良いところは共同ながらお湯が使えるところ。久々の熱いお湯で体を洗い、ついでに洗濯も済ませた。


19時を回ったところで夕食に出掛けた。昼とは別の食堂に入り、沢山のメニューの中から好物のダム・アルー(トマトベースのジャガイモカレー)を注文。


ご飯とチャパティを付けて94ルピー。おいしかったけど、ちょっと炭水化物が多過ぎた。帰りに揚げ物屋でチャイ(5ルピー)を飲んでホテルに戻った。


それにしてもシロンは寒い。たしか標高1500mくらいの高原の町なので当然だけど、毛布2枚でも結構寒い夜を過ごした。

関連記事:なかなか味わい深いメガラヤ州の中心地シロン~インド・バングラデシュ旅行16日目

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