2019年3月10日日曜日

ルアンパバーンからパクライへ~タイ・ラオス旅行9日目

2019年3月7日(木)、泊まっているTony Central Hostelのドミトリーは南京虫が出るという報告があり、昨夜は戦々恐々としながら持ってきたシルクシーツにくるまって眠りに就いたのだった。
結果的には快眠はできなかったものの、南京虫の被害は避けることができた。


今日はルアンパバーンを離れ、パクライという町に移動する。6時過ぎに起き、周りを起こさないように出来るだけ静かに準備を整え、7時過ぎにホテルを出発した。


朝一番でプーシーの丘に登ってみようと思ったけど、途中で入場料が20000キップも掛かると分かって止めた。ここは前回行っているのでもういい。


朝食は前日から目を付けていたお店に向かった。バゲットサンドとホットコーヒーを注文。今回の旅行で初めて私のラオスでの定番が揃った。コーヒーはこの練乳の量が決め手。合わせて15000キップ。


ここで相席になったラオス人男性はヴィエンチャンで勉強したとのことで日本語が堪能で、色々と話を聞く事ができた。今回私が訪れたルアンナムターやムアンシンはやはり10年前までは少数民族が多くて観光客もいたけど、今は訪れる人も少なく、中国人しかいないと言っていた。ルアンナムターやムアンシンに妙に気だるい雰囲気が漂っていたのは一時は熱かった観光ブームが急に去ってしまったからなのかも知れない。


ポンサリーまで行けばまだましだとのこと。次に行くとしたら中国の雲南省やベトナムと合わせて回ってみようかな。あと、ルアンパバーンの北方面バスターミナルは2カ所あり、25人乗り以上のバスは私が降ろされた、市街地から9km離れたバスターミナルに停まるとのこと。大きめのバスに乗った人は気をつけて。


その後歩いて南部方面行きのバスターミナルに向かった。パクライ(Pak lay)までのバスは昨日調べたとおり、9:30発、80000キップ。国境の町ケンタオ(Kaenthao)行きのバスに乗り、途中下車することになる。


バスは定刻より少し遅れて9:40頃ルアンパバーンを出発。しばらく走ると山道を下って平野部に降りてきた模様。2時間後の11:40頃メコン川に架かる橋を渡り、12時過ぎにサイニャブリーの町を通過。


13時半頃ドライブインのようなところで昼休憩となった。ここではフー(細目のビーフンを使ったヌードルスープ)を注文。


ラオスではテーブルの調味料に酢がなく、ライムで酸味を付けるみたいだけど、若干物足りない。そこで周りの人を見ていると、スープ麺にもチリソースをかけているのでまねしてみた。結果はなかなか良好。好みの味ができておいしく頂いた。値段は15000キップ。


この時期ラオスの平野部はかなり暑い。窓から吹き込む熱風を浴びながら、16:20頃パクライに到着。一緒にバスを降りたおっさんとカタコトの英語でしゃべりながらホテルを探す。


ラオ語はタイ語に近いので、数字はタイ語でも通じるのだけど、せっかくなのでラオ語での数え方を教えてもらった。タイ語で1、2、3、4、5はヌン、ソン、サム、スィー、ハーなのだけど、ラオ語ではヌン、ション、シャム、シー、ハーだと教わった。若干なまったような感じだけどやっぱりほとんど同じ。


そうこうしているうち、おっさんと別れてホテルに向かう。1軒目に目に付いたSaiyadeth Guest Houseでエアコン、ホットシャワー付きのダブルルームが80000キップのところ70000キップに値切れたので即決。普段エアコンは使わないのだけど、この時期はエアコンがあると助かる。観光地だと100000キップはしそうないい部屋だった。


荷物を置いてしばらく町を散策してみたけど、ここは本当に何もない田舎町。すぐそばを流れるメコン川の眺めが良さかな。ホテルからは少し離れたところに市場があるみたいだけど、それは明日行ってみることにしよう。


ホテルに戻ってシャワーを浴び、2日分の洗濯を済ませる。19時過ぎに夕食に出かけたのだけど、あまり選択肢はなく、唯一賑わっていた川沿いのレストランに入ってみた。


ウェイトレスが英語が堪能な子だったのでいろいろ聞いた結果メニューの選択肢もあまりなく、フライドチキンとカオ・ニャウ、それとビアラオを注文した。今日が今回のラオス最後の夜だけど、若干物足りない感じの夕食となった。


ここは食堂というより飲み屋で、地元客がカラオケで盛り上がっている。会計は全部で55000キップと高めだった。ホテルに戻り、サービスのインスタントコーヒーを飲んでこの日は寝ることにした。

関連記事:ケンタオ・ターリ国境を越えてラオスからタイに戻る~タイ・ラオス旅行10日目

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