2019年6月23日日曜日

コルカタのパークサーカスエリアに泊まる~インド・ネパール旅行(2日目)

2019年6月20日(木)、今日は特に用事はないけどコルカタで1泊する。
今回もこれからバングラデシュに向かうのだけど、前回はインド入国当日にハリダスプール(ベナポール)から出国しようとして結構もめたのだった。それで今回はわざわざ1泊して入国日と出国日をずらすことにしたのだ。

コルカタの宿はあらかじめBooking.comで予約しているのだけど、通常チェックインは昼の12時から。今回はアーリーチェックインをリクエストして10時にしてもらえたけどそれでもまだ時間はかなりある。

この日は空港泊で、空港の床に薄い布を敷いて横になっていた。椅子に座りっぱなしよりも随分楽ではあるけど、冷房が効いている上に床に体温を吸い取られて結構寒い。


4時過ぎになると周りの人もだんだんと起き出して行動を始めている。私は6時くらいまで粘ろうと思っているのだけど、寒さと便意を我慢できなくなり、4時半頃一旦撤収してトイレに入る。

その後は椅子に座って読書をしながら過ごした。5時50分頃から行動開始。空港を出るとこちらももの凄い湿度。まだ早朝なのにかなり暑い。


前回はここからバス乗り場への行き方がわからずかなり苦労したのだけど、今回はGoogle Mapでオフラインマップをダウンロードしてきたので迷わずたどり着いた。まずはチャイを1杯(5ルピー)。


停まっているバスの車掌に聞いてみるとダムダムに行くとのことで乗り込む。バスは程なく出発、ダムダム駅前まで9ルピー。100ルピー札しかなかったので差し出すと、早朝なのでお釣りがない様子。それでもダムダムに着くまでにほかの乗客から集めた料金でなんとかお釣りができて無事下車できた。


ここから安宿街のサダルストリート方面へはメトロが便利なのだけど、今日予約しているのはシアルダー駅南側のパークサーカスというエリアにあるRenu Guest Houseというホテル。Booking.comで個室では最安だった。なので鉄道でシアルダー駅に向かう。


ダムダム・ジャンクション駅からシアルダー駅までは5ルピー。コルカタの近郊列車は頻発しており、切符は列車の指定はなく、やって来た列車に適当に乗り込む。切符を買っているとシアルダー行き到着のアナウンスがあり、慌ててホームに向かう。


6時半過ぎの列車に乗り込んだ。通勤時間のためか結構込んでいる。15分ほどでシアルダー駅に到着。人混みと湿気で朝からもの凄い暑さ。耐えきれずに履いてきたジップオフ・パンツの膝下をはずして短パンモードにする。これでかなり快適になった。


ここからパークサーカスまでは3kmくらいありそうなのだけど、時間があるので歩いていく(まあ、時間がなくても歩くだろうけど)。途中道ばたの露店で朝食にする。


この日の朝食はダルとプーリ。プーリ5枚で25ルピー。のんびり歩いたけど8時前にはホテル近辺に到着。ここは隣に大きな病院があり、薬屋に混じって果物屋とか飲食店が多くあり、ちょっとしたバザールのようになっている。


とりあえず茶店で休憩。コルカタでは使い捨ての素焼きのカップでチャイを出す店をまだ結構見かける。チャイは1杯5ルピー。ホテルに行くにはまだ早すぎる。そんなとき、バングラに入ってから行こうと思っていた床屋がちょうどホテルの横にあったのでここで散髪していくことに。


そこは小じんまりしているのだけど、8台くらい置かれたシートに一人ずつ床屋がついているにぎやかなお店。英語ができる店員に適当に頼んでいると、「Sloping?」と聞かれたのでイエスと応えておいた。たぶんカリアゲのことか。


ただバリカンはないので全部ハサミ仕上げ。もはや髪型にはこだわりがないので適当にOKといって切り上げる。これで40ルピー(64円)はアホみたいに安い。


ようやく9時を回ったところで今日の宿、Renu Guest Houseに行ってみる。最初はレセプションが空だったのだけど、しばらくして出てきた店番に言ってみると、9時過ぎだけどチェックインできた。


部屋はボロいけどまあまあ広め。やっぱり窓に網戸なし。一応550ルピーのはず。汗だくでしかも散髪直後なのですぐにシャワーを浴びる。一応湯沸かし器は付いているけど使い方がよくわからず。ちょっとぬるま湯が出ているような気もするけど、どのみち暑いのでかまわない。

シャワーの後は再び汗だくになりながら洗濯を済ませ、後は部屋でのんびり過ごす。チェックインの時はwifiはないと言われてがっかりだったのだけど、後から店番が部屋にやってきて設定してくれた。部屋ではほとんどつながらないけどレセプション付近では問題なし。

早速株価をチェックしてみると、株価はともかくえらく円高が進んでいる。昨日のFOMCで利下げに言及したのだろうか。お昼になったところで昼食に出かける。


適当な店に入るとカレーのほかにビリヤニもある。ビリヤニは庶民料理としては割と高級な部類の印象だけど、ここでは1皿70ルピーと格安だったのでビリアニを頼んだ。


ご飯の中にチキンとジャガイモが埋まっている。サブジ(野菜カレー)とサラダを付けて85ルピー。満足度の高いお昼ご飯だった。昼食後はぶらぶら歩き回ってみようかとも思ったけど暑すぎ。気温は36℃くらいあり、しかも湿度は100%近い感じ。やっぱりホテルで扇風機に当たりながら過ごすことにした。


夕方近くになり近所の散策に出かけてみる。パークサーカス駅近辺に行ってみようと歩いていると珍しい飲みのも屋台を発見。


青汁のような飲み物。何かのハーブのペーストにライムとか何か色んなものを加えていた。味は酸味が効いたほのかに塩っぱい感じ。暑いときにはぴったりの飲みのもだった。青臭さは全くなし。


さらに進んでいくと鉄道駅に出た。どうやらこれがパークサーカス駅。トラムの駅かと思っていたけど鉄道の駅だった。


そしてやって来たのはシアルダー行きの列車。反対方向はどこに向かっているんだろう?駅からさらに歩いているとき、さっきの青汁屋でお金を払ってないのに気づいた。慌てて戻って10ルピー払った。


再び駅近辺に戻って進む。パークサーカス駅周辺はムスリムの居住地区のようで、インドでは食べないと思っていたビーフ料理の看板を結構見かけた。


このまま夕食にしようと思っていたけど、まだ早い17時過ぎにホテルの前まで戻ってきたので一旦部屋に帰ってシャワーを浴びることにした。


夕方は曇っているけどじっとり暑く、じっとしていても汗が噴き出してくる。しばらく休憩して18時半頃夕食に出かけた。


夕食も昼食と同じ店にやって来た。今度はフィッシュカレーを注文。フィッシュカレーにダルとサブジを付けて56ルピー。なかなかおいしかった。帰りにチャイを飲む。ここは4ルピーだった。全体的にこの界隈は物価が安めの感じ。


そして商店の冷蔵庫にサムズアップ・コーラを見つけたので買って帰った。炭酸が強めでお気に入り。750mlボトルで40ルピー。


それにしてもこの暑さと湿気は何なんだろう。暑期から雨期への移行期ってこんな感じなんだろうか?

関連記事:コルカタからバングラデシュのジョショールへ~インド・ネパール旅行(3日目)

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