2019年7月13日土曜日

飛行機に乗り遅れて大幅に予定変更:KLからクアンタンへ~タイ・ミャンマー・マレーシア旅行(1日目)

2019年7月10日(水)、コルカタ発のエアアジア便は出発の時点で1時間近く遅れ、クアラルンプールでの乗り継ぎが間に合わないことがほぼ確実になった。
だからといってどうしようもないので成り行きに任せることにする。


飛行機は8:10頃クアラルンプールの空港に到着。バンコク行きは8:20発なのでもう間に合わない。同じエアアジアの遅れが原因なので次の便に振り替えてもらうことを期待してトランスファー・カウンターに向かうと、一旦マレーシアに入国する必要があるとのこと。国際線の乗り継ぎなのになんでだろう、とは思いつつ、言われるままに入国審査を受けてマレーシアに入国。


その後エアアジアのサービスカウンターに向かうと、どうも別々に予約した場合、国際線での乗り継ぎでも一旦入国する必要があり、その時間を含めて2時間の乗り継ぎ時間が必要とのこと。今回の乗り継ぎは前の便の遅れはあったものの、そもそも間に合わない乗り継ぎなので振り替え不可とのつれない返答を得た。当然払い戻しもなし。JALか何かのHPでKL空港での最低乗り継ぎ時間は1時間とあったのでそれを信じていたのだけど、そんな話きいてないよ、という感じ。何だかエアアジアにはがっかり。

次の便を新規に購入する事も考えたけど、エアアジアのHPが混雑のためか全然繋がらず、チケッティング・カウンターでは8000円くらい掛かると言われてとりあえずバンコク行きは諦めて、ひとまずマレーシアを旅行しながら逆のルートで回ってみるプランを検討してみることにした。

11時位になったところで行動開始。空港で400リンギットキャッシングして移動する。KLはホテルを探したりするのが面倒なので、この旅の最後に訪れようと思っていたマレー半島の東海岸に向かうことにした。まずは空港からバスでTBSというバスターミナルに移動。次の便は11:30発、11リンギット。


お腹が減っているのでコンビニでカップめんを買って手早く食べた。ラクサ何とか、というココナッツミルクが効いた味、4.5リンギット。まあまあおいしいんだけど、やっぱりマレーシアは物価が高い。現在のレートは1リンギット=26.3円くらいみたいなので、このカップめんが約120円。


TBS行きのバスの中で今後の予定を考える。KLから北上してミャンマーを通ってバンコクに戻るプランもありなのだけど、問題は、タイは陸路でのビザなし入国が年2回までに制限されていること。今年はすでに1回、ラオスから入国しているのであと1回しかない。しかしこのルートだとマレーシアからとミャンマーからの2回陸路入国が必要になるので無理。


そんなことを考えながら、航空券の値段なども調べていると、7/13のKL発ヤンゴン行きが3300円くらいで出ているのを発見。少々悩みながらもこのチケットを買って、13日までマレーシアを旅行し、その後ヤンゴンからKLまでマレー半島を南下するプランに決定。ついでに今日の行き先はKLから見るとマレー半島の反対側、クアンタンという町に行ってみることにした。


バスは意外に早く、1時間ほどでTBSに到着。クアンタン行きは13:30発、25.4リンギット。また微妙な時間しかないので今度は菓子パン(3リンギット)を買って空腹をしのぐ。バスは定刻にTBSを出発。これまで乗ってきたおんぼろバスとは比べものにならないような豪華バス。3列シート、エアコンがガンガンに効いていて、USBのソケットもある。タイだとまだ運転手のほかに車掌というか、世話係みたいな人も乗っているけど、ここマレーシアの長距離バスはワンマン運行。


途中2回ほど休憩を挟み、17:55クアンタンのバスターミナルに到着。ここから町中まではローカルバスで移動するのだけど、運賃2リンギットのところ、20リンギット紙幣で払おうとするとお釣りがないとのことで乗車拒否。バスターミナルの売店では快く両替してくれたのだけど、その間にバスは行ってしまってまたかなり待たされることになった。こういう目に遭うと、些細なことでも町の印象が悪くなってすぐに移動したくなる。


次のバスは18:55頃発、2リンギット。15分ほどでクアンタンの町に到着。何とか明るいうちにたどり着いた。クアンタンは以前にも来たことがあるような気もするけど、記憶が定かではない。道幅が広くてなんとなくボルネオ島の町のような雰囲気。ただし、この辺りはマレー系の住民が多いようで、立派なモスクもありイスラム教チックな雰囲気が濃厚。


ホテルは、明日の午前中には移動する事にしたので安いドミトリーのあるKuantan Backpackersというところを直前にBookig.comで予約した。Kuantan Backpackersは町中のバスターミナルからすぐ。19時半頃行ってみると、なんと18時から20時までは休憩のためレセプションが閉まっている。仕方なくぶらぶら歩いて時間を潰す。


ナイトマーケットもあったけどいまいち盛り上がっておらず。20時になったところでホテルに戻ってみるも、まだ閉まっている。仕方ないので先に夕食を済ますことにした。何だかテンションが下がる一方のマレーシア旅行。


いくつか見て回って、結局やって来たのはバスターミナル裏のキャンティーン。おかず2品とアイスティーを付けて5リンギット。


ここは味も価格も納得。再びホテルに行ってみるとようやく開いていた。ドミトリーで安いと言っても32.8リンギット。私の通常予算からすると個室でも若干高めのレベル。


仕切りがないのでプライバシーはないけど、この部屋の先客は一人みたいで、私が起きている間には姿が見えなかったのでまあまあゆっくりできた。冷房が効いているのも有り難い。今日のところはシャワーを浴びてさっさと寝ることにしよう。

関連記事:クアンタンからクアラトレンガヌへ~タイ・ミャンマー・マレーシア旅行(2日目)

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