2019年8月27日火曜日

早池峰山行2019年8月~岩手遠征記3(4日目)

2019年8月24日(土)、今日は土曜日と言うこともあり、早朝から川は鮎師で埋め尽くされるだろうと思ってゆっくり7時頃起床。
何だかんだ理由を付けては体が早起きを拒んでいる。しかし予報通り今日は天気が良く、日差しが強くていつまでも寝ていられなかった。

食パンとレモンティーの朝食をのんびり食べ、早池峰山の登山口に向かう。早池峰の登山口としては南側の河原の坊がメジャーだけど、私はより歩き応えがありそうな北側、閉伊川沿いからのぼることにした。

始めは平津戸の登山口から登ろうと思って行ってみたのだけど、途中の林道に一般車両通行禁止の標識があったのでここは諦め、少し北にある門馬の握り沢登山口から登ることにした。

こちらの林道も一般車両通行禁止の標識があったけど、登山口への案内標識もあり、問題ないと思って進んだ。結局これが正解だったようで、平津戸の登山道は現在は廃道になっている模様。


9時半頃登山口に到着すると、すでに車が数台停まっているけど思ったよりぜんぜん少なく、余裕で車を停めることができた。準備をしていると一つ問題が発覚。登山用の雨具の上着を持ってくるのを忘れている。仕方なくだいぶ重い釣り用のカッパを持ってくことにした。

ここはしばらく沢沿いを歩くルートなので釣り具も持って行こうと思っていたのだけど、漁獲禁止の標識もあったため断念。今回は純粋に山歩きを楽しむことにした。地図によると五合目付近でキャンプできそうなので一応キャンプ道具も持って行く。


準備を整えて10:10頃出発。しばらくは緩やかな登りの沢沿いの道を進む。始め登山道は沢からかなり離れているのだけど、やがてさのすぐ横を通るようになる。イワナが釣れそうな流れだけど今回は我慢。40分ほどで橋を渡って鳥居のある5合目に到着。


ここで帰りにキャンプしてもいいかなと思っていたのだけど、実際は平坦地もほとんどないし、暗くて雰囲気はいまいち。時間に余裕がなかったら泊まっていくことにしよう。


さらに10分ほど歩いて11:00頃平津戸からの道が合流する6合目に到着。ここで平津戸への道が廃道ということがわかった。11:45頃8合目に到着。しばらく進んで夫婦を追い越し、少し進んだところに大きな岩があったのでそこで昼休憩にする。


すると先ほど追い越した夫婦もやってきて、今日はここがゴールとのことでいろいろと話をしながらの昼食となった。私は昨日薬王堂で買ったバゲットを食べる。その夫婦からミニトマトを頂いた。いやーうまい。ありがとうございました。話をしているうちに写真を撮るのをすっかり忘れていたけど、バゲットを半分ちょっと食べたところで出発する。


少し登ったところで休憩した大岩を撮る。12:35頃9合目に到着。ここは水場とあるが、ここのところ雨が多いためか、登山道自体が小さな沢のようになっている状態。このあたりから木が低くなってやや視界が開けてくる。しかし、上に登るに従って雲が濃くなってきた。


山頂避難小屋。中は見てないけどかなり立派な小屋。


そして13:00頃山頂に到着。残念ながらガスが出ていて展望はない。風が強く、人も多いので早々に退散する。


もくもくと下って14:40頃5合目に到着。やはり時間も早いので今回はそのまま下山することにした。


そして15:20頃無事登山口の駐車場に到着。ここでは途中すれ違った宮古市の職員の方々と先に降りてきていた登山客が雑談中。もしキャンプして私が今日中に戻ってこなかったとしたらちょっとした問題になっていたかもしれない。素直に下山してよかった。


こうしてあっさり終わった早池峰登山。天気がいまいちだったこともあるけど、稜線歩きが好きな私としては少し物足りない山行となった。河原の坊から登るとまた違うのかもしれないけど、今回の門馬からのコースはひたすら樹林帯を直登する感じだった。


その後は閉伊川の支流で少し釣りしようかとも思ったけど、結構疲れていたので静かな川辺に移動してまったり過ごす。今日はそこでそのまま車中泊。今日の夕食はもやしが余っているのでもやし入り味噌ラーメン。それにバゲットの残り。心地よい疲れとともに眠りについた。

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