2019年9月6日金曜日

遠野を離れて再び気仙川へ~岩手遠征記3(14日目)

2019年9月3日(火)、今日も町内のチャイムで6時に目を覚ました。
道の駅に行って朝食とトイレを済ませる。今日は帰る前にもう一度気仙川に寄っていくつもりなのだけど、その前に買い出しをしたいので、店が開く9時までこのあたりで釣りをすることにした。


向かったのは小烏瀬川の上流域。以前一度釣ったことがあって、その時は短時間でイワナが何匹か釣れた。やって来た小烏瀬川、水量がやや少な目だけど周りを広葉樹林に囲まれて雰囲気はいい。しかし全く反応がない。やはり道路から近いのでこの時期は場荒れしているのだろうか。かなり釣り上がってここが最後、と決めた場所でようやくヒットしたのだけどバラシ。最後まで手厳しい遠野の渓流であった。


9時を回ったところで一旦遠野市街に戻り、薬王堂で食料調達。いつもの食パンともやしに加え、卵が切れたので買おうと思っていたのだけど、気が変わって粗挽きウィンナーを購入。もうすぐ帰るとは言え、少し肉々しいものが食べたくなったのだ。


その後は340号線を南下して陸前高田方面に向かう。程なく峠のトンネルを通って気仙川流域へ。今日の夕方は本流で大物を狙うとして、それまでは支流で時間を潰す。とある支流に入ったところ、遠野の手厳しい川が何だったのかと思うほど魚影が濃い。


藪と木々に覆われたボサっ川で、いかにもヤマメの川といった感じ。渓相からしてドライフライで釣り上がるとそこら中から反応がある。ただ小さい魚が多くてフッキングしないか、掛かってもバレてばかり。時折混じる良型もバラしてがっかりしながらも、5匹に1匹くらいは釣れる。


そんな中ようやく良型をキャッチ。といっても21cmなのだけど、本当にバラしてばかりだったのでこれは非常にうれしい1匹だった。ここでお昼を回っていたので一旦車に戻って昼食を食べる。今日はもやしとウィンナー入りの味噌ラーメン。


午後からもこの川の続きを釣る。しかし何故ここまでバラシが多いのか。針先は研いだので問題ない。後はフライパターンか。今回は大きめのドライフライを使いたくて、しかし巻くのが面倒で昔巻いたパラシュートを使っているのだけど、これが良くない気がした。

以前はよくパラシュートパターンを使っていたのだけど、どうしてもドラグが掛かりやすい気がして、現在はハックルをフックシャンクに垂直に巻いたパターンを使うことが多い。その方がフライが水面を滑りにくく、ドラグが掛かりにくいから。なので午後からは春先にいつも使っている、ハックルを厚く巻いたソラックスのような14番のオリジナルフライに替えてみた。


すると、依然バラシはあるものの、かなりの改善効果があり、キャッチ率は大幅にアップした。まあ、アベレージサイズは15cmほどではあるけど、20匹以上は釣ったと思う。


しかしサイズは伸びず、午前中に釣った21cmが最大だった。もう少し時間があるので今度は気仙川本流の上流域を少し釣ってみた。ここでも釣れたのは15cmほどのヤマメのみだった。


夕方になったところで本流の下流域に向かう。場所は初日に42cmを釣ったところ。しかし釣れたのは25cmほどのウグイが2匹だけ。2週間経って、やはり状況は変化しているのだろうか。


今日はこのまま車中泊し、気が向いたら明日も気仙川水系を釣ることにする。今日の夕食は麻婆丼と味噌汁。もう早く帰りたいような気もするけど、まだまだこの気ままな旅を終わらせたくないような微妙な心境。とりあえず今日のところは寝ることにしよう。

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