2019年10月26日土曜日

ウドムサイから中国のモンラ―へ~中国・ベトナム・ラオス旅行(12日目)

2019年10月14日(月)、今日はラオスを離れ、いよいよ今回の旅先の本丸とも言える中国雲南省に向かう。
バスは8時発の予定だけど、朝一で市場の見学に行くため6時頃起床、6時半にはホテルをチェックアウトして出発した。



昨日見つけた市場に行ってみると、やっぱり朝は賑わっていた。それほど特徴があるわけではないけど、ぶらぶら見てまわるだけでも楽しい。一通り歩き回って満足してバスターミナルに向かう。



途中で道端で営業していた包子の店で朝食用に肉まんを買う。1個3000キップと言っていたけど3個で8000キップだった。ちなみにこの人は中国人みたいでラオ語ではなく中国語を話していた。中国語は全くわからないので値段をラオ語(というかタイ語)で聞くと何とか通じた。



7時過ぎにバスターミナルに到着。モンラーまでは90000キップ。



バスに乗り込んで朝食を食べる。丸い肉まん2個と長細いもの1個を買ったのだけど、長細いほうは具は入ってなくてほのかに甘いただのパンだった。これが2000キップだったのかも。



バスは8:10頃ウドムサイを出発。名簿に名前やパスポート番号を書かされたけど、私以外はみなラオス人と中国人だった。



ウドムサイからは北に向かって田舎道を進む。


 

2時間半ほど走って国境に近づくと現在整備中なのか、でこぼこの未舗装の道をしばらく走る。



すると国境の手前には中国資本っぽい巨大な建物が建ち並んでいた。いずれ中国から高速鉄道が乗り入れるとの噂があるけど、そうなったらこの辺りの雰囲気は一変しそう。



11:15ボーテンのイミグレーションに到着。ラオスらしいお寺のような建物だった。



出国手続きを済ませ、再びバスに乗り込んで出発。中国側はモーハンのイミグレーションで入国手続きを受ける。こっちは近代的なデザイン。どこに行くのかとか、何しに来たのかとか、かなりしつこく聞かれたけど12:00無事中国入国完了。



時計を1時間進めて他の乗客が終わるのを待つ。13:10モーハンのイミグレを出発。少し走ったバスターミナルの近くの食堂で昼食休憩となった。



ご飯もあったけどここでは麺を選択。きしめんよりも太いくらいの麺を選び、肉味噌をかけてもらった後、さらに自分でトッピングする。



香草類を大量に載せ、いつものように甘酸っぱ辛く仕上げておいしく食べた。値段は10元とまずまず。



ちなみにモーハンのバスターミナルの時刻表。ここからでも雲南各地にアクセスできそう。



バスは13:40頃モーハンを出発。ここからは高速道路を通って快走。さすがはGDP世界第2位の経済大国、ラオスとの違いは一目瞭然だった。ただ、こんなのばかりだと旅としてはあまり面白くないのだけど。。。



しかし、昨日食べた木の実みたいなやつのせいか、今日はお腹の調子がいまいちで、急に催してきた。1時間もかからず14:30モンラーのバスターミナルに到着してくれたのだけど、もう我慢の限界。運悪くバスターミナルのトイレは出発ゲートの内側にある。訳をゼスチャーで訴え、セキュリティーゲートの前に荷物をほっぽり出してトイレに駆け込み、何とか事なきを得たのだった。



ところでこのモンラーのバスターミナルは新しく新市街に作られたもので、旧市街は別の場所らしい。しかしネットに繋がっておらず、情報もほとんど持っていない私にはそれがどの辺りにあるのかもわからない。



新市街に見所は特になさそうなのだけど、明日も朝から移動する予定だし、飲食店はふんだんにあるし、ということで今日はこの辺りで宿を探すことにした。この辺り、新しい町だけあって道路がやたら広くて建物もデカい、大味な中国風。イメージしていた西双版納とはだいぶ違う。



ぶあぶら歩き回って安そうなホテルを発見。聞いてみると70元とのことだったけど60元に値切れたので部屋も見ずに決定。たぶんパスポートのコピー代で2元取られ、62元となった。



嘉金商務賓館(金は金を3つ重ねた字)というホテル。部屋に行ってみると、これがなかなかの部屋。トイレは若干汚いけど、中国でも都会だったら300元くらいはしそうな部屋だった。もちろんエアコン、wifi付き。



しかしここは中国。ようやくネットに繋がったものの、Google mapは見れないし、検索もできない。これはかなり不便。そうは言っても仕方ないので用事を済ませに出掛けることにした。まずはSIMカードの手配を試みる。町には「China Mobile」の看板を出した店がたくさんあるけど、どこも英語が通じないし、店員が知らないだけだとは思うけど中国のIDカードがないとダメだと言う。やっぱりここでは無理っぽい。


次に現金が乏しいのでお金のキャッシング。しかし、ATMを3ヶ所見つけて試したけど全滅。この先ここより大きな町はなさそうなので心配ではあるけど、日本円かアメリカドルの現金を両替するしかないか。



そんなわけでこれからの中国旅行に向けて成果がなく、やや消化不良のままホテルに戻った。手早くシャワーと洗濯を済ませ、夕食に出掛けた。ホテルの周りは飲食店だらけではあるけど、メニューがわからないので入りにくい。



そんな中、分かりやすく写真のある麺と餃子の店があったのでそこに入った。とりあえず水餃子を注文。



これはなかなかおいしかったけど何だか物足りない。日本人的にはこれにご飯があれば最高なんだけど、中国では餃子は主食兼おかずなんだよなあ。なので、中国では珍しい焼き餃子みたいなものがあったのでそれを追加注文。その名も「鍋貼」。


しかしこれは期待した日本的な焼き餃子とは別物で、どちらかと言うと揚げ餃子に近い感じ。かなり油っこくて期待はずれだった。値段も合わせて33元と結構高め。まあ、餃子三昧でお腹いっぱいになったことだし、よしとするか。帰りにビール(5元)を買ってホテルに戻った。

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