2019年12月27日(金)、今日からいよいよアジアンハイウェーを離れ、シャン高原に向かう。
今日はタウングーから北東に200kmほどのところにあるロイコーという町まで行く。バスは6時発なので、5時にスマホのアラームをかけて起きた。
準備をしているとちょうど5時半に昨日のバイクタクシーの運転手が迎えに来てくれた。急いで準備を済ませ、5:35ホテルを出発。5:40頃チケットオフィスに着いたところ、バスはもう来ていて、私が乗るとすぐに出発となった。
乗客はまさかの私一人。そして10分ほど走ったところで早くも休憩となった。お茶を飲むとのことだったけど、出てきたのはほのかに甘みのあるホットミルク。よくわからなかったけど、これを飲むのはなにやら宗教的な意味があるらしい。
出発してそのまま国道5号線を東に進む。地図を見るとタウングーからロイコーより更に北のタウンジーまで、逆L時型に国道5号線が通っているのでこれを走るのかと思っていると、途中からほぼダイレクトに北東に進む国道21号線に入った。
最初はずっと工事中で未舗装の道を進む。ずっとこんな感じなのかなと心配していたところ、しばらく進むとかなりでこぼこはあるものの、まともな舗装道路になって安心した。
曲がりくねった山道を登ったり下ったり、乗客や荷物を積んだり降ろしたりしながらのんびり進む。200kmを8時間かけて行くとのことだけど、確かにそれくらいは掛かりそうなペース。
途中で乗客をどんどん乗せていき、やがてほぼ満員になった。なぜかホッとする。すると助手席に乗っていた、このバス会社の社長っぽい人が降りてタウングーに戻るとのことで、特等席の助手席に座れることになった。これはラッキー。
途中のトイレ休憩で車に戻ると、運転手がやけに念入りにタイヤに水を掛けている。単に泥汚れを落としているのかと思ったら、よく見るとタイヤから湯気がでている。もしかすると登り下りの連続でブレーキがオーバーヒートしているんだろうか。
ちなみに車はトヨタのハイエース、1999年式の20年選手。ミャンマーに来て10年目くらいなのかな。
行く手を阻む水牛の群れ。
10:50くらいに昼休憩となった。料理を見せてもらい、豚と鶏の2択だったので豚を選択。
インゲンとカリフラワーの炒め物、スープなどが付いてきた。味はまあ普通。値段は2000チャットでまあ満足。
その後もちょくちょく休憩を挟みながら進む。景色はなかなかいいのだけど、やっぱりだんだん飽きてくる。
13時を回ったところで残り70kmほど。まだ2/3しか走っていない。この分では14時着は無理っぽい。
最後の山を越えるとやがて平原になり、14:40国号5号線に合流。
ここからは快調に進み、15:00ようやくロイコーに到着した。ロイコーはシャン州の南、カヤー州の州都らしいけど、高い建物がほとんどない田舎町という印象。
早速ホテル探しにかかる。しかしこれが結構苦戦。最初に目を付けていた安そうなゲストハウスは外国人不可。そこで紹介された近くのホテルは高過ぎ(1泊35ドル)。次に向かったモーテルは満室。
川を渡って少し市街地から離れて向かった4軒目、Nan Ayar Innでようやく泊まれることになった。エアコンありのツインが20000チャット。
もっと安い部屋はないかと聞いて案内されたバス・トイレ別のシングルが12000チャットのところ、10000チャットに値切ってようやく決定。ここのシャワーはお湯がふんだんに出るのでシャワーは後回しにして、暗くなる前に町の散策に出かけた。ホテルの北側には湖がある。
市場っぽいところに来てみたけど、時間が悪いのか、閑散としていて寂しい雰囲気。今度は町の南にあるパゴダを目指す。
途中お茶を飲もうと入った店、茶店ではなかったようでインスタントコーヒーしかなかったけど、一緒にでてきたちまきみたいなのがおいしそうだったので食べてみた。
キントーか、ヒントックかそんな名前だった気がする。なんか食べたことがある味だなあと思っていたところ、思い出した。味はニラ餃子そのもの。ちょっと苦みのある何かの根っこみたいなものを合わせて食べる。かなりうまい。
さらに驚いたのが値段が200チャットだったこと。このニラ餃子みたいなちまきは付け添えでタダだというのだ。粉にお湯を入れるだけのコーヒーが200チャットで、たぶん手作りのちまきがタダというのも何か不思議な感じ。めちゃくちゃ得した気分。
そしてやって来たのはロイコーのシンボルでもありそうなタウングウェ・パゴダ。残念ながら修理中みたいだけど、岩山の上にあるなかなかおもしろそうなパゴダ。もう暗くなりそうなので登るのは次回にしよう。
隣のお寺にはやや大きめの涅槃仏もあった。ミャンマー人は涅槃仏大好き。
暗くなってきたところでホテルに戻りながら夕食を物色する。ところがなかなか良さそうなところが見つからないままホテル近くまで戻ってきてしまった。
近くの湖の周りでは小じんまりとしたナイトマーケットがあったけど、串焼きが中心でいまいち惹かれない。さらに歩き回っていると、賑わっている屋台を発見。近づいてみるとおいしそうな肉の煮込み料理の屋台みたいなのでここで食べていくことに。
どうやら豚肉のいろんな部位を煮込んでいる模様。それをスープにしたものと、他の人も食べていた焼きビーフンみたいなものを注文した。
豚肉のスープは甘めだけどピリ辛、かつライムの酸味が効いたもので、マレーシアのバクテーに近い感じもある。非常に美味。焼きビーフンはまあ普通。店の人だけでなく、周りの客もミャンマー人らしくいろいろ気を遣ってくれたりしてとてもおいしく食べることができた。大満足の2500チャット。
今日は青いAndamanがなかったのでちょっと高い赤いAndmanビール(800チャット)を2本買って帰った。つまみに買ったポテトチップ(200チャット)は満腹のため食べられず。また今度食べることにする。
今日はタウングーから北東に200kmほどのところにあるロイコーという町まで行く。バスは6時発なので、5時にスマホのアラームをかけて起きた。
準備をしているとちょうど5時半に昨日のバイクタクシーの運転手が迎えに来てくれた。急いで準備を済ませ、5:35ホテルを出発。5:40頃チケットオフィスに着いたところ、バスはもう来ていて、私が乗るとすぐに出発となった。
乗客はまさかの私一人。そして10分ほど走ったところで早くも休憩となった。お茶を飲むとのことだったけど、出てきたのはほのかに甘みのあるホットミルク。よくわからなかったけど、これを飲むのはなにやら宗教的な意味があるらしい。
出発してそのまま国道5号線を東に進む。地図を見るとタウングーからロイコーより更に北のタウンジーまで、逆L時型に国道5号線が通っているのでこれを走るのかと思っていると、途中からほぼダイレクトに北東に進む国道21号線に入った。
最初はずっと工事中で未舗装の道を進む。ずっとこんな感じなのかなと心配していたところ、しばらく進むとかなりでこぼこはあるものの、まともな舗装道路になって安心した。
曲がりくねった山道を登ったり下ったり、乗客や荷物を積んだり降ろしたりしながらのんびり進む。200kmを8時間かけて行くとのことだけど、確かにそれくらいは掛かりそうなペース。
途中で乗客をどんどん乗せていき、やがてほぼ満員になった。なぜかホッとする。すると助手席に乗っていた、このバス会社の社長っぽい人が降りてタウングーに戻るとのことで、特等席の助手席に座れることになった。これはラッキー。
途中のトイレ休憩で車に戻ると、運転手がやけに念入りにタイヤに水を掛けている。単に泥汚れを落としているのかと思ったら、よく見るとタイヤから湯気がでている。もしかすると登り下りの連続でブレーキがオーバーヒートしているんだろうか。
ちなみに車はトヨタのハイエース、1999年式の20年選手。ミャンマーに来て10年目くらいなのかな。
行く手を阻む水牛の群れ。
10:50くらいに昼休憩となった。料理を見せてもらい、豚と鶏の2択だったので豚を選択。
インゲンとカリフラワーの炒め物、スープなどが付いてきた。味はまあ普通。値段は2000チャットでまあ満足。
その後もちょくちょく休憩を挟みながら進む。景色はなかなかいいのだけど、やっぱりだんだん飽きてくる。
13時を回ったところで残り70kmほど。まだ2/3しか走っていない。この分では14時着は無理っぽい。
最後の山を越えるとやがて平原になり、14:40国号5号線に合流。
ここからは快調に進み、15:00ようやくロイコーに到着した。ロイコーはシャン州の南、カヤー州の州都らしいけど、高い建物がほとんどない田舎町という印象。
早速ホテル探しにかかる。しかしこれが結構苦戦。最初に目を付けていた安そうなゲストハウスは外国人不可。そこで紹介された近くのホテルは高過ぎ(1泊35ドル)。次に向かったモーテルは満室。
川を渡って少し市街地から離れて向かった4軒目、Nan Ayar Innでようやく泊まれることになった。エアコンありのツインが20000チャット。
もっと安い部屋はないかと聞いて案内されたバス・トイレ別のシングルが12000チャットのところ、10000チャットに値切ってようやく決定。ここのシャワーはお湯がふんだんに出るのでシャワーは後回しにして、暗くなる前に町の散策に出かけた。ホテルの北側には湖がある。
市場っぽいところに来てみたけど、時間が悪いのか、閑散としていて寂しい雰囲気。今度は町の南にあるパゴダを目指す。
途中お茶を飲もうと入った店、茶店ではなかったようでインスタントコーヒーしかなかったけど、一緒にでてきたちまきみたいなのがおいしそうだったので食べてみた。
キントーか、ヒントックかそんな名前だった気がする。なんか食べたことがある味だなあと思っていたところ、思い出した。味はニラ餃子そのもの。ちょっと苦みのある何かの根っこみたいなものを合わせて食べる。かなりうまい。
さらに驚いたのが値段が200チャットだったこと。このニラ餃子みたいなちまきは付け添えでタダだというのだ。粉にお湯を入れるだけのコーヒーが200チャットで、たぶん手作りのちまきがタダというのも何か不思議な感じ。めちゃくちゃ得した気分。
そしてやって来たのはロイコーのシンボルでもありそうなタウングウェ・パゴダ。残念ながら修理中みたいだけど、岩山の上にあるなかなかおもしろそうなパゴダ。もう暗くなりそうなので登るのは次回にしよう。
隣のお寺にはやや大きめの涅槃仏もあった。ミャンマー人は涅槃仏大好き。
暗くなってきたところでホテルに戻りながら夕食を物色する。ところがなかなか良さそうなところが見つからないままホテル近くまで戻ってきてしまった。
近くの湖の周りでは小じんまりとしたナイトマーケットがあったけど、串焼きが中心でいまいち惹かれない。さらに歩き回っていると、賑わっている屋台を発見。近づいてみるとおいしそうな肉の煮込み料理の屋台みたいなのでここで食べていくことに。
どうやら豚肉のいろんな部位を煮込んでいる模様。それをスープにしたものと、他の人も食べていた焼きビーフンみたいなものを注文した。
豚肉のスープは甘めだけどピリ辛、かつライムの酸味が効いたもので、マレーシアのバクテーに近い感じもある。非常に美味。焼きビーフンはまあ普通。店の人だけでなく、周りの客もミャンマー人らしくいろいろ気を遣ってくれたりしてとてもおいしく食べることができた。大満足の2500チャット。
今日は青いAndamanがなかったのでちょっと高い赤いAndmanビール(800チャット)を2本買って帰った。つまみに買ったポテトチップ(200チャット)は満腹のため食べられず。また今度食べることにする。