2020年2月12日水曜日

タイに戻ってきた:ドンムアンからブリラムへ~タイ・ミャンマー・インド旅行(55日目)

2020年2月9日(日)、今回の旅行の最後は数日間タイでのんびり過ごして帰る予定。
今回のコルカターバンコク便もエアアジアなのでドンムアン空港着。

ということで今回も何かと面倒なバンコクは避けてすぐに地方に向かうつもり。密かにシリーズ化しているタイの田舎町探訪記の続編となる(ちなみに前回はナコンサワン編)。

飛行機はほぼ定刻の4:45ドンムアン空港に到着。予定ではまずナコンラーチャシーマーに移動し、それから東北地方のどこかに行ってみようと思っていた。しかし、タイミングの悪いことにショッピングモールで銃撃事件が発生。

現場のターミナル21は、市街地からバスターミナルに向かう途中にあるショッピングモール。このときにはまだ犯人は立てこもり中で、無用なトラブルを避けるためナコンラーチャシーマー行きは中止。

まあ行き先はどこでもいいのだけど、その後にいく場所の候補の一つだったブリラムに行ってみることにした。ブリラムにも鉄道駅があるので、ドンムアンから直行することができる。


入国手続きを終え、駅に向かうと6:15くらい。次の6:29発ウボンラーチャターニー行きの特急列車に間に合った。しかしこれが思いの外高く、ブリラムまで2等で467バーツ(約1700円)も取られてしまった。こんなことなら1本遅らせて快速列車にすればよかった。


時間がないので朝食は抜きにして急いでホームに行ったものの、なかなか列車は来ない。バンコク発なのでドンムアンでそれほど遅れるとも思えないけど何かあったのだろうか。


結局30分遅れの7:00にドンムアン着。これはたぶんディーゼンラーンという初めて乗る列車。全席エアコンのタイでは一番早くていい列車のはず。


そして案の定エアコンは効きすぎで、せっかく寒いインドから暖かいタイにやって来たのにまた上着を着る羽目になった。


さらに驚いたことにこの列車には車両ごとにキャビンアテンダントがいるのだった。出発してしばらくすると菓子パンとドリンクの朝食となった。


せっかく特急に乗っているのに、全体的にダイヤが乱れているのだろうか、なかなか進まず約1時間遅れでナコンラーチャシーマーに到着。その後昼食になった。


昼食はレトルトのレッドカレーと魚の煮物。味は可もなく不可もなく。タイの鉄道なのにこういうサービスがあるせいで普通の車内販売がなく、なんとなく物寂しい気分。その分安くしてくれたほうがうれしいんだけど。


そしてそのまま1時間遅れの12:35ブリラムに到着。このディーゼンラーン、寒い以外は快適ではあったけど、もう一度乗れば十分な感じ。今後はできるだけ避けるようにしたい。


ブリラムは寒かった車内とは打って変わってうだるような暑さ。そしてイサーンの比較的新しい町にありがちなだだっ広くて閑散とした雰囲気(ブリラムが新しい町かどうかは知らないけど)。どちらかというと苦手な雰囲気というのが第一印象。


駅からバスターミナル方面に歩きながらホテルを探す。今日は祝日らしいので、そのためか閉まっている店も多く、駅前を離れると人通りもまばら。昨日のコルカタの喧騒が懐かしく感じられた。


予めGoogle mapで目を付けていたホテルを何軒か当たってみるも、450バーツとか400バーツとか高め。結局Booking.comのほうが安く済みそうなので急遽315.5バーツのKim Mansionというところを予約して向かった。


タイでの宿泊は300バーツ以下に抑えたいところだけど、ブリラムには安宿はなさそうなので仕方ない。かなり迷ったけど人に聞きながらなんとか到着。Kim Mansionは割と辺鄙なところにある。


ここは空いている部屋をホテルとして貸しているものの、基本的には賃貸アパートのような感じ。たぶん飛び込みで行っても泊まるのは難しそう。ここは暖かくてTシャツと短パンで過ごせそうなので、今日は長ズボンや長袖シャツをまとめて洗濯。バルコニーもあるのですぐ乾きそう。


夕食はナイトマーケットに行ってみた。Kim Mansionからは2kmくらいあるけど散歩がてら歩いていく。


かなり規模の大きなナイトマーケットだった。


アマチュアバンドのライブもある。このバンドの演奏はなかなか上手かった。


一通り見て回って、まずはガイヤーン(50バーツ)を購入。


そしてソムタム(30バーツ)。それにカオニャウ(2個20バーツ)を付けて、コンビニでSatosiam(36バーツ)を買って帰る。


東北部初日はやはりガイヤーン、ソムタム、カオニャウのイサーン基本セットに限る。ちょっと多すぎだけど大満足の夕食となった。久々のお酒ですぐに酔い、気持ちよく眠りに就いたのだった。

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