2020年3月28日土曜日

ワゴンRで車中泊ver.1

昨年9月から乗り始めたワゴンR、今シーズンから釣り旅の寝床はこの車になります。
それまで乗っていたホンダのエアウェイブは車中泊適性で選んだだけあって車中泊は超快適。全くストレスなく数週間過ごすことも可能でした。

しかし、軽自動車のワゴンRではそうは行きません。経費節減のためとはいえ、これは釣り中心のセミリタイア生活では死活問題なので、今はいろいろと試行錯誤しながら快適な車中泊スタイルを模索しているところ。今回は市販の車中泊用段差解消マットを使った車中泊方法がそこそこ完成してきたのでそれを紹介したいと思います。

一人でワゴンRで車中泊する場合、助手席とリアシートを前に倒してフラットにして就寝スペースにするのが一般的な模様。しかし、私の場合車中泊の目的は9割型釣りで、盛期には早朝と夕方がプライムタイムになる。私にとっては快適性だけでなく機動性も重要になるのだ。

なので運転モードから車中泊モードへはできる限り素早く移行したい。それに釣具(主に釣竿)の収納スペースも必要。そんなとき見つけたのが市販の段差解消マット。結構いい値段だけど、昨年のイオンカード20%キャッシュバック・キャンペーンのときに手配しておきました。

Levolva 車中泊マット シートフラットクッション 段差解消60mm LVFC-3S

ということでこのバージョン1では段差解消マットを用いたワゴンRでの車中泊方法を検討していきます。これは助手席の背もたれを後ろに倒してフラットにしたときにできる段差を解消するため、断面が三角形になったマット。

基本的には助手席と後ろの席の座面に1枚ずつ、2枚使用する。メリットは車外に出ることなく、運転席に座ったまま素早く車中泊モードに変換できる点。それとリアシートの後ろをトランクとして使えるため、釣具を収納しやすい点。


ということでかなり期待して昨年の山登りの前泊から試してきました。とりあえず寝転んでみた感触から試してみた、前の座席に1枚使う方法はあえなく撃沈。一番気になる助手席の背もたれと座面の残差は解消されるものの、リアシートの座面が後ろに傾斜しているので、背中が反り返るような寝心地に。

参考記事:ワゴンR始動~谷川岳平標山縦走記2019年11月(準備編)

なのでワゴンRでの車中泊釣行の予行演習でもある茨城サクラマス釣行でいろいろ試してみいます。とりあえず、助手席側のリアとフロントの座面に1枚ずつ敷く、最もオーソドックスな方法はそこそこ快適ではあった。


これだと本来の目的通り、段差はほぼ解消されてフラットにはなる。ただ、どうしてもリアシート側のほうが高くなってしまい、リアシート側に頭を向けた場合頭の位置が足よりも高くなってしまって、いまひとつ寝心地がよくない。仮眠や1泊くらいなら全然快適だけど、住むにはいまひとつといったところ。

リアシート側

それならばとフロントシート側に頭を持ってきてみると、まあまあ快適ではあった。ただ、これでは足が頭よりだいぶ上にくるので、リアシート側の段差解消マットはないほうがいいかも。ということで2回目の茨城サクラマス遠征では助手席の座面だけに段差解消マットをセットしてフロント側に頭を向けて寝てみた。

フロント側

結果はまずまずといったところ。この方法では、身長170㎝の私でもある程度トランクのスペースを確保した状態では完全に足を延ばすのは難しいけど、基本横向きになって縮こまって寝るのでそれほと窮屈でもない。足を延ばしたいときは、運転席の後ろは収納スペース確保のためフラットにしているので、そっちに足を逃がすこともできる。

ということで、4月に予定してる2週間くらいの釣り旅はこの方法で行ってみるつもり。湯沸し・炊飯はこれまで通り助手席の足元で行いつつ、食事は運転席に座ったまま済ませる。そして眠くなったら助手席を一番前にずらして背もたれを後ろに倒すとすぐに就寝モード。

釣竿はトランクに横置き。食料や釣具の収納方法は実戦で試してみて、良ければ改めて紹介する予定です。そして、今年は7月下旬から海外旅行を予定してはいますが、このままだと新型コロナの影響で中止になる可能性も。となると今年の夏は昨年は実現できなかった北海道車中泊旅行もあるかも。もう航空券は買っていますが、どうなることやら。

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