2020年7月14日(火)、4時前に目が覚めるも、曇っているためかまだ暗いので二度寝。
4時過ぎに起きるとすでに明るくなっていた。水位を確認すると9.46m。思ったほどは下がっていない。
まだ水が多すぎるので、朝イチは釣りやすい昨日最初に入ったポイントに向かう。少し減水したためポイントに若干メリハリは出ているものの、やはりまだ釣れるならここ、というスイートスポットは見当たらない。
水温は15℃。これといった攻め方はわからないので、6番サイズのドロッパー、8番サイズのリードという一番多用する組み合わせで釣り始めた。
ヤマメの反応もないまま釣り下っていると、ポイントの中程で誘いのリトリーブを終えてライン回収のリトリーブに移った瞬間にガツンときた。
魚だったのだろうか?底石に引っ掛かるほど沈んではいないはずだし、あるいは流れてきたゴミに当たっただけかも。わからないので時間を置いてもう一度釣ってみることにしよう。
長袖シャツにジャケットを羽織ってもまだ寒さを覚えるくらいだったため、そこを切り上げて先に朝食を取ることにした。続いて向かったのは前回最初にサクラマスを釣ったポイント。
しかし水量が多すぎてポイントにメリハリがなく、可能性を感じない。一応魚が付きそうな岸よりの緩い流れを釣ってみたけどなにもなし。その次はちょっと無理して徒涉してポイントに向かったものの、流れが早すぎて全くダメ。
最初のポイントに戻ってみた。しかし今度はなにもなしで終了。この日は昼前から雨の予報だったけど、早くも8時半頃から降り始めたためもう寒河江川は諦めることに。まだ水量が多すぎてこちらも期待できないけど、予定通り少し北上して鮭川に行ってみることに。
寒河江市の業務スーパーで食料を仕入れ、鮭川に向かう。寒河江川から鮭川へも60kmちょっととそれほど遠くない。10時半頃鮭川に到着。やはり水は多いけど、濁りはそれほどでもなく、釣れそうにはないけど釣りはできそう。
せっかく来たし一流ししてみることに。しかし案の定何の反応もなし。これでサクラマスは諦め、渓流に寄り道して北に進もう。ちょっと早めの昼食を済ませ、前回来たときにもう少し水量が増えたら良さそうだと思ったボサッ川に行ってみた。
しかし今回は水多すぎ。ほとんど釣るところが見当たらないけど、ウェットフライなら何とかなるか。ということで得意のウェットフライで釣り上がってみる。いつものようにドロッパーは8番のロイヤルコーチマン、リードは10番のブルーダン。
底石が小さくてほとんど流れに変化がない中、ちょっと大きめの石が入って流れ込みのようになっているポイントにフライを流すと魚が反転するのが見えた。合わせると乗った。
22、3cmくらいのヤマメ。ドロッパーのロイヤルコーチマンに来た。やっぱりこのフライは釣れるなあ。その後さっきよりちょっと小さめのヤマメを追加。これもロイヤルコーチマンに来た。
その後はフライに反応する魚がいたものの掛からず。しばらく釣り上がると流れが狭まった箇所では水量が多すぎてそれ以上進めず、予定よりも早めに切り上げた。ちょうどこの辺りでも雨が降り始めたのでちょうどいいタイミングだった。
さて、ぼちぼちフェリーの出る大間に向けて出発するとするか。ナビではここから岩手方面に出て4号線を北上するルートが出たけど、それではつまらないので秋田の山間部を北上することに。
しばらく13号線を走り、大曲で105号線に入る。ここは途中峠越えの曲がりくねった場所もあったけど、交通量の少ない快走路だった。北上していくと次第に雨雲は遠ざかり、曇り空に。17時過ぎに北秋田市の道の駅あにに到着して今日はここで車中泊。
ちょうど営業終了後だったこともあるかもしれないけど、なんとなく寂れた雰囲気の道の駅だった。ただ人の出入りは少なくて車中泊はしやすい。ここは山間部のため残念ながらラジオはほとんど入らないので早めに寝ることにしよう。