2020年7月7日火曜日

待望の増水~2020年山形遠征記1(8日目)

2020年6月15日(月)、昨夜のまとまった雨で待望の増水。
ただ、今朝はまだ水が多すぎて無理そうなので久しぶりにゆっくり起きる。7時頃起きて準備開始。朝食を食べて恐る恐る川を見てみる。



7時の時点で水位は0.56m。かなり水は多いけど濁りはそれほどでもない。これなら夕方には釣りになるか。とりあえず今日日中は渓流で過ごすことにする。昨日のリベンジでイワナ狙い。地図を眺めてどこに行こうかと思案する。

しばし悩んだ結果、大鳥川のとある支流に入ってみることにした。着いてみるとすばらしい流れ。ただ、ドライフライで釣り上がってみるも全く反応がない。こんなにいい流れなのになぜだろう。



昨日の大雨でこの水の量だから、もしかしたら昨日までは水がなかったのかもしれない。何の生体反応もないまま午前の部は終了。もやしラーメンの昼食を食べて、別の川を釣ろうかとも思ったけどこの支流のもう少し上流部を攻めてみることに。



ここも全く反応がないまま釣り上がっているとようやくかかった。今回は正真正銘のイワナ。ただサイズは18cmくらいか。苦労して釣った今シーズンの初イワナなので写真を撮ってリリース。



その後も反応がないまま釣り上がると枝沢の分岐点に辿り着いた。これより上流は水量が少なそうなのでここが最後か。典型的なY字ポイントを流すと待望のヒット。



ただサイズはやはり18cmほど。この辺りでは一級のポイントでこれなら、このサイズしかいないのだろう。ちょうど目安にしていた15時前だったのでここで切り上げた。ほぼ1日費やして小型が2尾。山形の渓流もそんなに甘くはないな。



16時頃本流に戻って釣り開始。今日は朝遅くまで寝たので休憩なしで釣り続ける。最初は初めて入る上流部のポイント。水位は0.44m、水温16℃、悪くない。



水はキツめの笹濁り。経験的には釣れない濁りではない。大きめの4番サイズのフライをドロッパーに、信頼と実績の8番サイズのフライをリードに釣り始める。岩盤底で、膝下の水深だと底が見えないのでおっかなびっくり釣り下る。すると待望のヒット。しかし重量感はない。


掛かったのは25cmほどのヤマメ。ドロッパーに来た。ただ、サイズの割りによく引いて楽しめた。ここはそれだけで終了。その後は馴染みのポイントを釣っていく。



2ヶ所目は瀬のポイント。この水量だと流芯は流れがきつすぎるので岸寄りをショートキャストで探っていく。するとまたヒット。しかし今度も重量感はない。



釣れたのは23、4cmくらいのヤマメ。今度はリードに来た。魚の活性は高そう。後はサクラマスの居場所を突き止めるだけなのだが。。。3ヵ所目も瀬が続くポイント。ただこの水量では流れが漠然としすぎて狙いが絞れない。やっぱりもう少し減水しないと厳しいか。ここは何もなく終了。

そして最後のポイント。ここは流れ込みから淵に続く、一番有望だと思っているポイント。しかしやっぱり水が多すぎ。岸寄りの流芯脇を丁寧に探ってみるも何もなし。もう少し水位が落ちないと無理っぽい。明日に期待しよう。