2020年9月20日日曜日

久しぶりの海釣り~茨城北部釣行2020年9月その1

まだ渓流のシーズンは終わってないものの、自分的にはいつになく海でのフライフィッシング熱が高まってきている。

春のコロナ禍の時期には、早ければ年明けくらいから海外旅行も可能になるのでは、と思っていたけどまだ当分は無理そう。早くてワクチンが一通り行きわたりそうな来年夏ごろからか。

秋は私にとっては山登りやサイクリングのシーズンでもあるけど、ここ数年は「秋ってこんなに天気悪かったかなあ」と思うほど天気が安定せず、計画が立てづらい。そんなわけで、このオフシーズンは比較的天気に影響されにくい(天気が悪ければやめればいいだけ)の海釣りを再開しようと思った次第。

以前は海のそばに住んでいることが多かったのでわりと真剣に取り組んでいたのだけど、2016年に関東に移ってきてからは海が身近ではなくなったこともあり、ほぼやらなくなっていたのだった。まあ、真剣に取り組んでいたといっても、メッキ、セイゴ、メバルなどの小物狙いがメインだけど。。。

久しぶりにタックルを引っ張り出してきたところ、ロッドはともかく、リールに巻いているラインが何番のラインか全くわからなくなっており、まずは1本1本リールから引き出して確認する作業が必要になった。

潮回りがよさそうな期間に釣行のターゲットを絞って準備を始めたものの、ラインの同定に時間が掛かりすぎてフライを巻く間もないままの初釣行となった。行先は結構迷ったものの、行きやすくて何となく釣れそうなイメージのある(ただのイメージ)大洗など茨城県北部に行ってみることにした。

近いのは東京湾だけど、何となく車を停める場所に苦労しそうなイメージ。同じ千葉県内でも南部の内房や外房は結構遠い。九十九里浜はフライでは厳しそうだし、茨城南部も同じようなイメージ。やっぱり釣り場まで遠いのがネック。

そんな中、茨城北部はまあまあ行きやすいし、那珂川や久慈川など、比較的規模の大きい川もあるのでセイゴくらいなら簡単に釣れるんじゃないかという目論み。ということで車中泊で1、2泊するつもりで準備して、とりあえず初日は夕マヅメ狙いで9月14日(月)の昼過ぎに出発。

とりあえず大洗方面を目指す。千葉県内の自宅からだと、広大な霞ケ浦に阻まれてルートは国道6号線の1拓。この道は結構混むし、走っていて全く楽しくないのが残念なところ。少々遠回りになっても気持ちよく走れるルートを見つけないと。

そんなわけで結構時間が掛かって16時前に大洗海岸に到着。天気はいいものの、風が強く、先日通過した台風の影響が残っているのか、それともいつもこうなのか、ものすごいうねりが入っていてとてもフライでは太刀打ちできそうにない。


ということですぐに北側の那珂湊漁港に移動。こちらはエサ釣りの人がちらほらいるものの、何やら工事をやっていたりしてあまり雰囲気が良くない。しかたない、明日以降に行ってみようと思っていた日立港に行ってみるか。


ということでまたすぐに移動。立ち入り禁止のエリアがやたら多い中、ようやく茂宮川の河口付近にやってきた。ここも爆風が吹きすさんでいるものの、釣り人も多くて釣れそうな雰囲気はある。早速準備して釣り開始。ロッドはTFOの7番(6番指定だけど7番のほうがしっくりくるので7番ロッドということにしている)。


ラインバスケットは自作。タイプ4くらいのシンキングラインをセットし、パイロットフライのチャートリュースのクラウザーミノーで棚を変えながら探ってみるも反応なし。そのうち雨がぱらつき始めたので初日は日没前に終了とした。しかし何かイメージと違うというか、しっくりこないのであった。