2020年9月3日木曜日

バッテリー交換して山へGO!~2020年山形遠征記2(4日目)

2020年8月20日(木)今日は起きるとすでに5時半。

赤川本流にはもう可能性を感じないので気が重いが、気を奮い立たせて川に向かう。向かったのは昨日の夕方最初に入ったポイント。水位は順調に下がっているので少しはましになっているかもしれない。


6時前にポイントに到着。すでに陽は上ってガンガンに照りつけ始めている。水位は少し落ちているけどやっぱりまだ多いし濁りもきつ目。期待せずに釣り下るとリトリーブする手に違和感が。


釣れたのはやはりミニサイズのヤマメ。こんな状況でフライにアタックしてくれるのは無邪気なこのサイズのヤマメくらいか。同じような魚をもう1匹追加して終了。本流はやっぱりダメそう。

今日は20日のウエルシアデー。渓流に行く前に鶴岡市内のウエルシアで買い出ししたいところ。ゆっくり朝食を済ませてもまだ8時。このまま木陰で時間を潰そうかとも思ったけど、ちょっと気になっているバッテリーの調子を見てもらおうとスズキアリーナに行くことにした。

実は北海道からの帰り道からちょっと違和感を感じていたのだけど、どうもバッテリーが弱っていてエンジンが掛かりにくくなっている。ここのところはアクセルを踏み込まないとエンジンが掛からない状況。今朝は一段と弱っているみたいでかなり不安になってきた。

バッテリーの不調か、あるいはオルタネーターの故障で充電がちゃんとできていない可能性もありそう。これからネットの電波も入らない山に向かうにあたってかなり気になっている。幸い鶴岡市のスズキアリーナは8時半開店なので9時開店のウエルシアの前に行ってみよう。ということでスズキアリーナにやって来た。


早速見てもらうと、走ると充電はされているものの、やはりバッテリーが死にかけている模様。バッテリー交換を勧められたが、純正品で8千円ちょっと、社外品で6千円ちょっと掛かるとのこと。


軽自動車のバッテリーなら4千円くらいだった記憶があるので自分で交換すると申し出ると、ありがたいことに点検代は0円で済んだ。バッテリーは後でホームセンターに買いにいくとして、まずはウエルシアに向かう。


ここで酒類や昼食用のインスタントラーメンなどを仕入れる。これで当面最小限の補給で旅を続けられる。その後はホームセンターに向かう。カー用品コーナーを覗いてみると、、、適合するバッテリーは6~8千円。ネットで調べると3千円代からあるけどすぐにでも交換したい。

となると工具もないのでモンキースパナも買わないといけない。ならばスズキアリーナで交換してもらった方がいいに決まっている。ということで結局スズキアリーナに戻って交換してもらうことにした。


朝イチに比べると客は増えているものの、整備担当の人の手は空いていたみたいで、この日2杯目のドリンクを頂きながら待つとすぐに交換完了。6600円と痛い出費になったけど仕方あるまい。ガソリンも満タンにして準備万端、山に向かってGO!


とりあえず前回不調に終わった東大鳥川に向かった。前回よりも上流に車を走らせる。ちょうど昼前になったので先に昼食を済ませる。
今日は暑すぎるので、ウェーダーは履かずにウェーディングブーツとネオプレンソックスでウェットウェーディング。


川に降りてみると水量十分ないい流れ。ドライフライで釣り始めたものの、水量が多いのに加えて風も強くてラインコントロールが難しいので間もなくウェットフライに変更。しかし期待に反して反応はない。


ジャブジャブ川に入っていくと冷たくて気持ちいいし、ちょうど順光なので強い日差しはサンスクリーン付きの帽子で防げているものの、ロッドを持つ右手の甲がじりじり焼かれて辛くてたまらない。

何の反応もないいまま巨大な堰堤にたどり着いたので一旦上がって車に戻った。やはり車を止めやすくて川に降りやすいところは釣り荒れているのか。さらに上流に移動して、右手に指切りグローブを着けて再び釣り始めた。すると間もなくヒット。


15cmくらいの小さなイワナ。しかし後が続かず。魚がいないのか、スレているのか、状況がわからないので竿抜けポイントっぽい小さなスポットも釣りながら時間を掛けて釣り上がるも、あまりにも反応が薄すぎる。しばらくしてようやく2匹目がヒット。


さっきよりもちょっと大きい17、8cmくらいのイワナ。見上げると濃い緑に真っ青の空。天気が良すぎるのだろうか。


さらに釣り上がると砂地に新し目の足跡を発見。平日なのに先行者か。。。急速にやる気がなくなってすぐに上がろうとするものの、藪が濃すぎて進めない。


仕方なく竿を振らずに川を遡っていく。ようやく道路に近いところまでやってきた。しかし待てよ。先行者もやはりここで上がったのではないか。だとするとここから上流はまだ釣り荒れていない可能性もある。

ということでもう少し釣り上がってみるも、やはり足跡は続いていた。諦めてさっきの場所に戻ろうとすると、同じ方向の足跡を発見。やはり考えることは皆同じなのか。

道路に上がってとぼとぼ歩いているとまあまあの頻度で車が通る。もちろん全員が釣り人ではないにしても、こんな山奥まで来て興ざめの気分。

時刻は16時過ぎ。まだ時間はあるのでさらに上流に行こうかとも思ったけど、ふとちょっとした枝沢が目についた。水量は少ないけど、ここまで来てあえてこんな沢に入る人も少ないんじゃないか。意外と穴場かも、なんて思って今日最後はここを釣ってみることに。


浅いので14番のドライフライに替えて釣り始める。浅すぎて釣るポイントは少ないながら、ちょっと深みのあるポイントでヒット!しかしすぐにバレてしまった。しかしそういう場所はほとんどなく、やっぱりダメかと思っていると浅い流れからガバッと出た!


浅いので底に潜るようにファイトするイワナには不利。本気を出させる前にネットインできた。こんな流れから出たのは丸々太った27cmのイワナ。この枝沢に入ったのは正解だった。続いて現れたのは淵。イワナの場合こういうポイントはヒラキに魚が着いている可能性が高いので離れたところからヒラキを狙う。

すると予想通り数投目でヒット!しかしフッキングぜず。と思ったらフライがない。いわゆるアワセ切れというやつか。フライフィッシングではよく聞くけど、せいぜい6Xまでしか使わないので私の人生では初めてのアワセ切れだった。今回は5Xだったので結構いい型の魚だったのかもしれない。

気を取り直して再び釣り始める。しかしやはり反応は少ない。こんな枝沢でもしっかり足跡はあり、それなりに人は入っている模様。そんな中別の淵のヒラキでフライに魚が浮上するも戻っていく。2回目もだめ。フライが気に入らないというよりも、微妙にドラグが掛かっている模様。


慎重にドリフトしてようやくヒット。18cmくらいだけど嬉しい1匹となった。その後も釣り上がるも、反応がない上だんだんフライも見えづらくなってきたので18時前に納竿とした。

小さな沢だったけど、本流よりもよっぽどましかもしれない。明日また釣ってみようかな。ネットの電波はおろかラジオもほとんど入らないけど、今日はこの辺りで車中泊することにした。

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