2020年10月9日金曜日

個人向け国債キャンペーン復活も、、、

個人向け国債は利回りが0.05%程度と、大手銀行の預金よりもましなもののネット銀行や地方銀行の定期預金に比べてもそれほど魅力的な金利ではない。

ただ、以前は現金キャッシュバックのキャンペーンをやっていて、そのおかげで無リスク資産の置き場としてかなり魅力的だった。

10年変動の場合、以前は1000万円で5万円、500万円で2万円、その後は減額されてそれでも1000万円で4万円、500万円で1.5万円と、実質的には定期預金よりも随分利回りのいい商品だった。

個人向け国債は1年間保持すれば解約できるので、1年ごとに別の証券会社に資金を移して買い替えるというのが一番おいしい運用方法だった。ところがこのキャンペーン、今年の3月をもってほぼ終了。

過去記事:個人向け国債のキャンペーンが終了した模様

やはりそういうキャンパーン金狙いの輩(私も含め)が横行した結果だったのだろうか。その後楽天証券がポイント還元のキャンペーンをやったりはしていたものの、それほど魅力的には思えず、5月に解約した資金のほとんどはオリックス銀行の5年物の定期預金に預けることにしたのだった。

上記の記事を書いた時点では5年物の金利は0.25%だったものの、その後0.30%に上がったのでまあ悪くない預け先だと思う(現在は0.27%に低下)。そんな中先日みずほ証券からメールが来て、今月はキャンペーンが復活したことが判明。

ただ詳細を見てみると、10年変動の場合、500万円で7千円、1000万円でも1.4万円と冴えない内容。定期預金の利回りに換算するとおおよそ0.175%。それならオリックス銀行のほうがだいぶまし。

調べてみると野村証券や大和証券なんかの他の大手証券会社も同じだった。個人向け国債からの資金流出が想定以上だったのだろうか?ただこのキャンペーン、しばらく続くのか、10月だけのものなのかは今のところ不明。

それはともかく、私の場合12月に保有している最後の個人向け国債が解約可能になるのだけど、この分だとやっぱり定期預金に移管かな。ボーナスの時期でもあるし、それまでにもう少し定期預金の金利が上がってくれればいいのだけど。。。