一向に終息の目途が立たないコロナ。とうとう再び非常事態宣言が出されてしまいました。
早いとこワクチンが行きわたればいいけど、日本で一通り接種が終わるのは来年の春、というのをどこかで見た。おそらく私が接種を受けられるのは最後の最後。そんな状況だったら当面海外旅行はおろか、オリンピック開催も難しいんじゃないだろうか?やるにしてもたぶん無観客になるんだろう。あるいは、ワクチン接種が進まないうちに開催して第4波に襲われることになるか。
今回の非常事態宣言は、大相撲も観客を入れて開催されていたり、飲食店も休業ではなく時短要請なので前回に比べると随分ゆるい感じ。これで前回同様の緊張感を持て、と言われてもできるわけがない。
それはともかく、やはり釣りとかキャンプや野宿しながらのサイクリングとかはなんとなくやりにくい。なので春ほどではないにしろ自粛生活をしているところ。
前回は2か月間の海外旅行から帰ってきて間もなかったこともあって大丈夫だったけど、さすがに今回は禁断症状が出てきた。ここのところGO TO イートを利用して何度かインド料理屋に行ったけど、やっぱり何か物足りないというか、腑に落ちない感じがあって大満足とはならないのだ。
ということで暇だし久々に自宅でカレー作り。その昔、初めてバングラデシュに行ったとき、よく朝食に食べるサブジという野菜カレーとルティと呼ばれる釜で焼いたチャパティがものすごくおいしくて、帰ってきてからしばらくはよく自分で作っていたものだった。
これが本場バングラデシュのルティ&サブジ。もっちりとした油っ気のないルティが素朴な野菜カレーに非常にマッチする。同じベンガル人が住む隣のインド西ベンガル州ではこういうのはほとんど見られず、朝食というともっぱらダルとプーリ(油で揚げたチャパティ)になるから不思議。
今回はタマネギとジャガイモだけのシンプルなサブジ。市販のカレー粉を使っているけど、最初にクミンシードを炒めるとグッと風味がよくなります。そこにタマネギ、ジャガイモ、ニンニクと炒めていき、カレー粉と水を加えてしばらく煮込む。最後に塩で味を調えれば完成。
今回使ったカレー粉はこれ。確か業務スーパーで買ったと思う。これ、もともとはかなり辛かったのだけど、時間が経つとだんだん辛さが飛んでいくみたい(今確認したところ、賞味期限は2018年11月で切れていた!)。なので輪切り唐辛子を追加して辛さ調整。
以前はルティも自作していたけど(強力粉をこねたものを油を引かずにフライパンで焼くとそれらしいものができる)、今回は面倒なので食パンで食べた。軽くトーストした食パンに合わせても非常に美味。しばらく昼食にヘビーローテーションしそう。
そういえば昨年のちょうど今頃はインド・トリプラ州のアガルタラというバングラデシュ国境の町でビザが思うように取れず、結局バングラ入りを断念したのだった。あ~バングラデシュにもまた行きたい!
参考記事:トリプラ州アガルタラ:バングラデシュビザをどうするか問題~タイ・ミャンマー・インド旅行(45日目)