2021年1月20日水曜日

台湾米もおいしく炊ける!~お気に入りの炊飯鍋を紹介:リンナイRTR-300D1

先日お米を台湾米に切り替えたことを紹介したけど、非常事態宣言下であまり書くこともないので今回はお気に入りの炊飯鍋を紹介します。

大学に入って一人暮らしを始めた頃は普通に炊飯器でご飯を炊いていたのだけど、キャンプをするようになってからは自分で炊いた方がおいしいと思うようになってきた。

もちろん野外で食べるという状況がかなりおいしさを積み増ししていたのだとは思うけど、それでもやっぱり、キャンプで食べるご飯はおいしいと思う。

私の野外活動はバイクツーリングから始まっているので、最初に買ったガスストーブから数々のガソリンストーブを渡り歩いた末、現在の徒歩や自転車旅で使っているアルコールストーブに至るまで、さまざまなストーブでご飯を炊いてきた。

そんなこともあり、いつのころからか炊飯器は手放して自宅でもガスコンロに鍋を掛けてご飯を炊くようになった。最初は普通の鍋を使っていたのだけど、そのうち分厚い鉄鍋を買ってみたりもしたりした。

ただ鉄鍋はクソ重いのと、油を塗っておかないとすぐに錆が出るなどちょっと扱いがめんどうなこともあって、その後は厚底のステンレス鍋を炊飯用に使ってきた。熱伝導率の低いステンレスはあまり炊飯には向かなそうだけど、厚底のおかげかそれなりにおいしいご飯が炊ける。

ただ問題は吹きこぼれがひどいことで、1回ご飯を炊くだけでガスコンロがべちゃべちゃになってしまう。コンロ周りはまあいいとしても、ゴトクの下のパンにも吹きこぼれが溜まって今度はガスコンロの手入れが非常に煩わしくなってきたのだった。

そんなあるとき、炊飯専用の炊飯鍋なるものがあるのを知った。たぶんいくつか比較検討したのだとは思うけど、買ったのはこれ。

リンナイの3合炊きの炊飯鍋。一応リンナイのガスコンロ専用となっているけど、もちろん他社のガスコンロでも問題ないと思う。ただしIHは不可。


これを買ったのは2015年の暮れか2016年頭だったので、もうかれこれ5年くらい使っているけど、これまで使ってきたいろんな道具や家電の中でも非常に満足度が高い逸品。特長は、


  • 安い
  • ご飯がおいしく炊ける
  • 手入れが簡単
  • 丈夫
  • 吹きこぼれが少ない
  • 軽い

などなど。まず実売価格が3000円ほどと、炊飯鍋の中でもかなり安い部類。私は一人暮らしでほとんど一回1合しか炊かないので、本当はもう一回り小さいサイズのほうが使い勝手もよさそうだしおいしく炊けそうだけど、このサイズで特にデメリットは感じていない。

基本的にはただの蓋つき鍋なので毎回洗うだけで手入れは簡単。炊飯器のように内蓋があったりすると手入れが面倒になってくる(もう20年以上炊飯器を使っていないので最近の炊飯器事情は知らないけど)。

内側がフッ素樹脂加工してあるのでお米のこびり付きがないのもいい。これが普通の鍋だとやっぱり多少のこびり付きは出てしまって洗うのが少し大変になる。

それにただの鍋なのでほとんど壊れる要素がないのもいい。アマゾンのレビューを見ていると蓋の取っ手が壊れるケースがそれなりになるみたいだけど、私のは今のところ問題なし。あとは内側のコーティングがいつまで持つかが問題だけど、大事に使えば一生ものなんじゃないだろうか?

それと気にっているのはほとんど吹きこぼれがないこと。蓋の周りに側壁がある構造なので吹きこぼれにくく、普通の鍋に比べてガスコンロの手入れが圧倒的に楽になった。

重量は1.2㎏とある。普通の鍋に比べるとかなり重いけど、以前使っていた鉄鍋や、最近の流行らしい土鍋に比べると軽いんじゃないかと思う。デメリットとしては、一人用としてはデカくてかさばることか。

普段は1合くらいしか炊かないのでそこはやっぱりデメリットではあるけど、市販の炊き込みご飯の素は3合用がほとんどなので、めったにないとは言え、3合まで炊けるのはデメリットとも言えないかな。1合でも十分おいしく炊けるし。

あとはガスが1口しかない場合は非常に使いづらそうではある。うちは2口だけど、そのうちの1口が炊飯で埋まってしまうのは多少不便に感じることはある。その場合、炊飯鍋の火を止めて蒸らしている間はコンロから降ろせばそれほど不便に感じることもない。

ご飯の炊き方は至って簡単。こだわる場合は沸騰するまで強火→しばらく中火→ぱちぱち言い出したら弱火で数分→最後に再び強火で数秒→火を止めて蒸らし、とするのがいいとは思うけど、簡単にやるなら最初から中火→ぱちぱち言い出したら弱火にして5分→火を止めて10分蒸らし。

これで十分おいしく炊ける。水に漬けておく時間を除くと25分ほどでご飯が炊きあがることになる。毎日のルーティンとしては、風呂に入る前に(と言ってもシャワーだけど)米を洗って水に漬けておき、風呂から上がると鍋に火を入れる。

そして炊きあがるまでにおかずを調理して蒸らし終わるまでに完成、という流れ。さらに火加減は自由に変えられるので、例えばぱちぱち言い出してから弱火にするまでを少し長めに取れば、この鍋ではおこげは付きにくいけど周りをパリパリに炊くなども可能。

比較したわけではないけど、普通の炊飯器で炊くよりもお米が1ランクアップグレードするように思う。なので台湾米もおいしく食べられるのかもしれない。3000円の初期投資でお米のグレードを下げれば効果的な節約にもなりますよ!これはおすすめ。

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