2021年2月26日金曜日

何だかんだでやっぱり楽天モバイルに申し込んだ~Android8.0のファーウェイP10-liteで楽天モバイルは使えるのか?

 本当はあまり楽天が好きではないのだけど、やっぱり申し込んでしまった。

あくまでも個人的な印象に過ぎないのだけど、どうも楽天という会社が信用できない。今使っている楽天のサービスというと楽天証券でのつみたてNISA。

クレジットカード払いなら投信の積み立てでも1%のポイントがもらえるからというだけの理由で使っている。今のところつみたてNISAでの不具合はないけど、メインページの重要なお知らせで不具合の発生が他の証券会社より明らかに多い印象。

それともらったポイントを使いために楽天ペイも利用している。これも使える店がいま一つ少ないし、以前期間限定ポイント消化のためわざわざ少し遠出して出かけたにもかからわず、いざ支払いの段になるとシステムトラブルで使えなかった、なんていうこともあった。

そんな具合なので、あとはたまに楽天市場と楽天トラベルを使うくらいで、あまり積極的にはかかわりたくないと思っていた。なので楽天モバイルが使い放題で2980円、しかも1年間は無料でも全く惹かれることはなかった。

しかしここにきて衝撃的な発表が。4月から従量制に変更になり、1GBまでなら無料というではないか!私の場合、以前紹介した通り1GB以内に収まることも多い。今はb-mobileで990円(税別)支払っているのがタダになる!

ただやはり不安が残る。現在では最も重要なライフラインといえるスマホを楽天にゆだねてしまっていいのだろうか?私がこれまで格安SIMでもNTTドコモの回線にこだわってきたのは繋がるエリアの広さ。

趣味の山登りや渓流釣りでもし何かあった場合、電波が繋がる可能性はやはりNTTが圧倒的。北アルプスなんかの人気の山域では山小屋にアンテナが設置してあるのでどのキャリアでも繋がると思うけど、ちょっとマイナーな場所だったらドコモしか繋がらないことも多い(ドコモでも繋がらないことがほとんどではあるけど)。

今住んでいる地域は楽天回線のエリアなので日常生活には支障はないにしても、ちょっと田舎に行くとauの回線でも不安が残る。以前勤めていた会社ではあるとき会社の携帯がドコモからauに替わったのだけど、auは事業所内でも繋がらない、なんてこともあった(アンテナを設置してもらってすぐに解決はしたけど)。

しかしなんといっても無料。しかも解約の違約金なし。海外66ヶ国でも無料。さらに今なら申し込んだだけで5000ポイントもらえる。ただやはりMNPしてb-mobileを解約するのは不安。ここは新しい電話番号でSIMを追加するのがベストか。

1年使ってみて、もし楽天モバイル1本でいいと思えたら長年使いなれた電話番号は捨てるか、一旦解約して改めてMNPすればいいかと(そんなことができるかは調べてないけど)。ということで、SIMだけもらおうと調べてみた。


しかし残念ながら私が使っているファーウェイのP10-liteは一部の機能しか使えないという。通話ができないならたぶん5000ポイントはもらえそうにない。ただそれでも無料なのでデータ通信専用でいいかとも思ったけど、


とちょっと微妙な注釈がある。うっかりしていると無料ではなくなってしまう。それなら最近P10-liteのバッテリーの減りが急激に早くなってきたことだし、端末もほぼタダになるポイントバックがあるなら端末込みで申し込むか。

ということで改めて調べてみるとサムスンのGalaxy A7がよさそう。ちょっとサイズ大きいのが気に入らないけど、価格コムなどのレビューも悪くない。しかも製品価格以上のポイントバックがある。しかし申し込もうとすると売り切れで在庫なし。

 仕方ないのであまりほしくはないけどRakuten Hand。これもよさそうなホワイトやブラックは売り切れ。私が申し込んだ2/2時点ではレッドのケースなしがかろうじて申し込み可能な状態だった。

やはり申し込みが殺到している模様。そんなこともあって焦ってRakuten Handを申し込んでしまったのだけど、後々確認してみるとこれはe-SIMのみでSIMスロット自体がないらしい。となると現在使っているb-mobileのSIMをRakuten Handで使うことができず、2台持ちになってしまう。

せっかく昨年MNPしてすっきりしたのに、また2台持ちには戻りたくない。P10-liteでは使いづらそうだけど、1GBまでのデータ通信と海外旅行用と割り切ってやはりSIMだけ申し込むことにしようとRakuten Handは一旦キャンセルの手続きをした。

ただ、説明では2日ほどで完了するはずのキャンセルの手続きがなかなか完了せず、ついには製品が送られてきてしまったのだった。楽天モバイルから「システム上キャンセルできなかったので、チャットサービスで手続きを進めるように」とのメールが届いた。

宅配便は不在扱いで保留にしつつチャットで問い合わせるも、なかなか返答が来ない。こんなチャット意味あるのか?と思いつつ放置していると翌日ようやく返答が来て、受け取り拒否するように、とのことだった。

なので宅配業者に電話して返品してもらうことに。翌日無事キャンセルの手続きは完了したけど、その間掛かったのは11日。まあ、こちらがよく考えずに申し込み、キャンセルしたのだから文句は言えないけど、やっぱりガッカリさせられる対応だったというほかない。

そして改めてSIMカードを申し込む。ネット上で本人確認書類などをアップして申し込むと、すぐに完了。この申し込み画面では1年間無料の対象のようだった。しかし翌日に「正式手続きのご案内」というメールが届き、そこから手続きを進めていくと、税別2980円の費用が発生する模様。

あれっ、やっぱりキャンセルした分か1回線目で今回は2回線目というカウントなのか。ということは少なくとも今月と来月で合わせて6千円程度払うことになる。ならばプランが変更になる4月以降に申し込んだ方がよさそうだと手続きは中断したのだった。

これで期限が来るとキャンセルになるはずだったのだけど、しばらくすると発送完了のメールが来て翌日にはSIMカードが届いた。どうなっているんだ楽天は。ここはもう6千円の出費は仕方ないと割り切って、開通できるか試してみることに。

ファーウェイのP10-liteは2枚のSIMカードが使えるのだけど、1個はSDカードと併用になっている。長旅では写真が膨大な量になるので、SDカードはないと困るのだけど、そこはおいおい考えていくとして、当面はb-mobileと楽天モバイルの切り替えで運用していこう。

とりあえずSIM2のほうに楽天モバイルのSIMを刺してみたものの、ネットに繋がらず。いろいろやってみたけどダメなのでSIM1のほうに刺してみる。手動でAPN設定すると今度は無事認識してくれた。これでネットには繋がったけど、試しに古いスマホのIP電話で楽天モバイルに電話してみると、やはり電話は繋がらず、不在着信扱いになっていた。

こうなると申し込んだら誰でももらえるはずの5000ポイント、やっぱり無理なのか。Rakuten Linkのアプリをインストールしても、SMSで送られてくるはずの認証番号が受信できず、設定が完了しない。ただ改めてネットで調べてみると気になる記述を発見。

  • 通信業者を選択する→「自動的に選択」を解除する
  • 利用可能なネットワークを検索→「Rakuten4G」を選択
という設定にしてみるとすぐに繋がって認証コードを受信、無事Rakuten Linkの設定が完了したのだった。試しにまた古いスマホのIP電話で電話してみると今度はちゃんと繋がった!ただ5000ポイントもらうには「Rakuten Linkで発信して10秒以上通話」と「メッセージ送信1通以上」が必要。

なので今度はb-mobileのSIMを古いスマホに刺してもともとの電話番号をアクティブにしてP10-liteのRakuten Linkから電話を発信。10秒以上通話状態を維持して今度はRakuten Linkからメッセージを発信。これで一応ポイントゲットの条件はクリアしたはず。

ただ、上記の設定にすると頻繁にネットが切れたり繋がったりが起きてそのたびにスマホに警告メッセージとその受信音が出てくる。とりあえず楽天モバイルで通話とメッセージのやり取りをする必要はないので、また「通信業者を自動的に選択」の設定に戻しておいた。

※「通信業者を自動的に選択」に戻してもRakuten Linkの電話は使えました。

ということで何とか楽天モバイル開通。あまりクオリティは期待できないけどAndroid8.0のファーウェイP10-liteでも何とか使えそうな感じ。もしかしたら新プランが始まる4月までは2980円請求されるかもしれないけど、そこは自分のミスなので諦めるしかない。海外での実力は未知だけど、4月以降は1GBまで無料で使えるのでよしとしよう。

ないとは思うけど、もし楽天モバイルのクオリティに満足できて、かつ楽天モバイルに公式に対応しているスマホに買い替えるようなことがあれば、今の電話番号を捨てるか、多少の手数料を払ってもMNPして楽天に一本化することになるかも。

とりあえずしばらくはb-mobileと楽天モバイル併用。今のところ自宅周辺ではときどきネット接続が途切れる以外大きな問題はないけど、これから本格化する渓流釣りや山登りのシーズン、私の行動範囲の中で楽天モバイルがどの程度使えるのか検証していくことにします。

ということで使い始めた楽天モバイル。今年の夏までに人口カバー率96%になる見込みとのこちだけど、たぶん私の活動領域はそれ以外がメインになりそう。となると微妙だはあるけど、ちゃんとできるようになってから提供するのではなく、中途半端な状態でもとりあえずやってみるという新興国的精神は評価したい。


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