2021年4月3日土曜日

我孫子の激安インド料理店:ファンキーブッダ(2回目)~近場のディープアジアを巡る(その14最終回)

 そろそろ1万円の予算が底をつきつつあるこの企画、どう終わらせようかしばらく悩んでいたのだった。

行きたいスリランカ料理店はまだいくつかあるのだが、最近はココナッツミルクやココナッツファインも入手してスリランカ(風)料理も作れるようになってきた。

その他、隣県の埼玉や茨城には興味をそそられるパキスタン料理店も結構ある。ただ、ようやく非常事態宣言が解除されたとはいえ感染拡大傾向で気軽に昼飯を食べに行くには微妙な雰囲気。そこで選んだのが2月にも行っている我孫子のファンキーブッダ。


ここは特にローカル色が濃いとか秘境感があるわけではない、いわゆるごく普通のインド・ネパール料理屋。ただランチがナン食べ放題で600円~と驚異的に安いのと、成田線湖北駅前の何とも言えない鄙びた雰囲気に惹かれるものがある。


ということで桜も散り始めた3月下旬のある日、中華レストラン太郎に行きたい気持ちを抑えつつファンキーブッダに向かった。


12時半ごろ着いたのだけど、この日もすでに数組の先客があり、こんな寂れた駅前なのにそこそこ繁盛している模様。


この日の日替わりカレーはチキンとナスのカレーとのことで迷うことなく日替わりのセット600円を注文。カレーは辛口、ドリンクは前回の経験から食後のホットコーヒーにした。まずはサラダが出てくる。


セットのサラダはキャベツの千切りのみというところが多い中、ここは質、量とも充実している。そしてカレーとナンがやってきた。


ナンの大きさを競い合うような傾向にあるインド・ネパール料理店が多い中ここのナンはやや小ぶり、というか普通のサイズ。もちもちしていておいしい。カレーは鶏ひき肉とナスのカレーで、生姜が効いていてなかなかうまい。


辛さMAXの辛口だけど全然辛すぎることなく、私にはちょうどいい。すぐにナン2枚目に突入。


さらに3枚目。こういう店ではインドでもなかなか食べる機会がないナンを思う存分食べるに限る。するとすぐにコーヒーも出てきた。もうこれ以上お代わりしてくれるなということか。いや、さすがにそこまでは食べられません。


そのコーヒー、たぶんインスタントのコーヒーだけど、やっぱり食後は温かい飲み物を飲みながらしばしくつろぐのがいい。これで600円なので満足度はかなり高い。これからもちょくちょく来ることになりそう。


ここはpaypayとauペイに対応しているのでauペイで支払おうとすると、店の人にpaypayのほうがいいと言われたのでpaypayで払った。店側で何か違いがあるんだろうか?


湖北駅前はシャッターの下りている店も多くてかなり寂れた雰囲気なのだけど、何というか、懐かしい感じとも違う何とも言えない鄙びた雰囲気がある。周りに高い建物がないせいかも。駅前のロータリーに咲く満開の桜をしばし見上げてから湖北を後にしたのだった(冒頭の写真)。そんなファンキーブッダの場所はこちら。