2021年4月28日水曜日

五十川支流を釣る~2021年山形遠征記1(15日目)

 2021年4月19日(月)、雨は夜半にはあがったようだったが、相変わらず強い風が吹き荒れている。

この日も6時頃起き出し、朝食を済ませてまずは赤川に行ってみると、ものすごい増水。立ち木が水に浸かっている。これは当分無理。やはり今日は庄内地方南部の小河川を見に行ってみることにしよう。


まずは買い出し。あちら方面にはあまりお店がなさそうなので鶴岡市内で調達しておくことに。まだ8時前なので24時間営業のマックスバリュに行くことにした。


ここは安いドラッグストアに比べると2割ほど高い気がするけど今回は致し方ない。食パンともやし、それに卵を調達。そしてまずは五十川に行ってみる。五十川もかなり増水していることだろう。本流下流部は無理そうなので、上流部から攻めてみることにして、内陸側の
345号線に車を走らせた。

鶴岡市内からは意外に近く、ほどなく五十川沿いを走る県道61号線に到着。川を見てみるとやはり結構な増水で濁りもきつい。これは上流部も無理。支流を見てみるしかなさそう。下流に向けて車を走らせながらよさそうな支流を探す。


そうして見てみた2本目の支流、水は多いものの濁りはなく釣りはできそう。晴れの予報だったけど天気は曇り。相変わらず風が強くて寒いので、なかなかやる気が出てこないなか、なんとか奮い立たせて川に降りた。タックルはエアーライト
704にウェットフライ。いつものように8番のロイヤルコーチマンと10番のブルーダンの組み合わせ。

水が多すぎて釣る場所がほとんどないなか、ちょっとしたタルミにフライを流すとリードフライに小物がヒット。しかしバレてしまう。魚種はわからなかったけど、イワナだったらまた出てくれるかも、としつこく流しているとやっぱりヒット!


15cmくらいのイワナだった。今度はドロッパーのロイヤルコーチマンをかっぷり咥えている。魚がいることがわかってようやくやる気が出てきた。しかしまだ冬枯れで目立たないけど木が被っているところが多くて釣る場所が少ないわりにフライの消耗ばかりが続く。


そんな中ようやく2匹目がヒット。ほんのちょっとサイズアップ。これもロイヤルコーチマンにきた。その後遡行が難しい箇所にさしかかり、一旦上がることに。ちょうどお昼前なので昼食を済ませ、迷った末ほかに当てもないのでこの支流のもう少し上流部を釣ってみることに。


相変わらずポイントが少ないなかようやくこの日3尾目がヒット。またサイズアップして今度は18cmくらいのイワナ、これもロイヤルコーチマン。もう少し釣るつもりだったけど、その後木にフライを引っかけてなくしたところでやる気がなくなった。

晴れの予報だったのに相変わらずの曇り空。さらに冷たい風が吹きつける冬のような天気。全然当てにならない天気予報に腹立たしくなってきた。この辺りにはほかに温海川、小国川、鼠ヶ関川の3本の川がある。気分転換にそっちをチェックしてみることにしよう。


海に出るとようやく晴れてきた。そうなると気分もよくなってきて期待が膨らむ。車を南に走らせ、まずは温海川。しかし濁りがきつくてダメそう。さらに南下して小国川。こちらはなぜか泥濁り。そして最後の鼠ヶ関川。


まあましだけどやはり濁りがきつい。これなら五十川が一番ましか。ということで五十川に戻ることに。五十川もまだこんな感じだけど、
明日になれば釣りができる流れに戻ることを期待するしかない。


まだ時間があるので他の支流も釣ってみようと車を走らせてみるも、いい流れな見つからず、ちょっと早いけど16時過ぎには車中泊体制に入った。
今日のところは2日続いた大雨の後でなんとか釣りができただけでもよしとしようか。