2021年4月11日(日)、今朝はここ最近でもおそらく一番の冷え込みで、昨夜は寒くてよく眠れないほどだった。
なので朝は日が昇って温かくなるまでゆっくりシュラフにくるまっていようと思っていたのだけど、人の気配にハッとする。見ると河川敷に停めた私の車のまわりにゴミ拾いのおばさま方の姿が。慌てて飛び起きて朝の鳥海山を拝みに来たふうを装った。そんなわけでこの日は6時過ぎに起床。天気は久々の快晴。
この天気では朝一の日向川は厳しそう。とうことで午前中は隣の月光川に行ってみることに。月光川は同じく鳥海山から流れ出る小河川ながら、湧き水が多いらしく早期からマッチザハッチの釣りが楽しめるとのこと。日向川からは車で10分ほどと近い。
行ってみると、思いの外小さな流れ。本流というより里川風情の川だった。それでもなかなか良さそうな流れで、早速川に降りて釣り始めた。水温は、、、5℃ほど。あれっ、思ったより随分低い。湧き水の川でも放射冷却の朝はこんなものなのか。これだと日向川は3℃くらいなのだろうと無理矢理納得することにした。
しかしやはり川幅が狭すぎて釣りづらい。釣り下るよりも釣り上がった方が良さそうなほど。ヤマメの反応もなく景色を楽しんだだけで終了。
ここは河川敷に湧き水を汲める施設があったので水ボトルを満タンにしておいた。ただし、殺菌していないので飲用注意との看板あり。私は気にしないけど。
9時を回ったところで遊佐のツルハドラッグで買い出しして日向川に戻ることにした。
日向川では昨日の夕方釣ったポイントをあらためて探ってみるも反応なし。昼食を済ませてからは少し下流を探ってみることに。
しかし日向川の下流部は堰堤以外流れに変化がなく、その堰堤下も浅くていまいち。
15cmくらいのヤマメが釣れただけで終了。細っそりしてヒレが黒いのはこれから海に下るサクラマスの幼魚か。日向川はこれくらいにして、いよいよ本命の最上川本流を攻めてみることにした。
早速向かった最上川下流部のとあるポイント、さすがに日曜だけあって結構な釣り人が入っている。別のポイントに移動。ここは上流側に月山を望む右岸側のポイント。下流にはルアーマンが一人。
雪代というより代掻きの濁りに近い茶色っぽい水色。透明度は50cmほどか。とうとうと流れ下る雄大な最上川、全く魚が着きそうなスポットを絞れないまま漫然と釣り下った。案の定反応なし。
この日最後は左岸側のポイントに入ってみた。ここは正面に鳥海山を望む。山形はどこにいても景色がいいのが素晴らしい。ここはさっきよりもましではあるけど、やはりメリハリのない流れでポイントを絞れない。
この辺りは交通事故的に魚との遭遇を待つしかないのだろうか?とりあえず明日も好天の予報。もう少し頑張ってみることにしよう。