2021年5月16日日曜日

2021シーズン山形第2ラウンド開幕〜2021年山形遠征記2(1日目)

 2021年5月9日(日)、いよいよ今年の山形遠征第2ラウンドに出発する。

コロナ禍は一向に収まる気配を見せず、私の住む千葉県も特別処置適用中だが、人知れずただひたすら釣りをするだけの旅、というよりもはや生活に何らかのリスクがあるとも思えず、予定通り出発することにした。

本当はこの日は仕事を入れて翌日の月曜日出発の予定だったのだけど、仕事が入らなかったため予定を前倒しして出発。前回から帰ってきてまだ2週間ちょっとしかたってないけど、GWの連休中は仕事少々、たまに買い物に行く以外はひたすらフライタイイングの日々。まあそれも悪くないけど、もう釣りに行きたくて仕方なかった。


温かい日が続く関東、この日も夏日の予報。今日は夕マヅメも竿を出したいといつもより早めの8時過ぎに自宅を出発。晴れてはいるけど黄砂で霞む筑波山を横目で見つつ、日曜だからかトラックが少ない国道294号線を快適に北上する。午前中から気温が上がり、Tシャツ1枚になって進む。


しかし栃木県も北部に入るとだんだん曇ってきた。そして早出がきいて午前中のうちに福島県入り。お昼頃トイレ休憩を兼ねてツルハドラッグで買い出し。ツルハは楽天ペイが使えて楽天モバイル加入で貰えた期間限定の楽天ポイントを消費できるのでありがたい。

この日は途中停車してラーメンを作る時間が惜しくて自作のおにぎりを準備。運転しながらおにぎりを頬張り、ひたすら北を目指す。白河から会津に抜ける峠付近でとうとう雨が降り出して心配になってきたものの、暫く進むと止んでくれて一安心。


14時前に山形県入り。雲は多いものの山形は晴れ。再びやる気がメキメキ湧いてきた。いつも通り米沢で121号から289号に入ってどこに行こうか迷いながらまずは寒河江川を目指す。途中見えた寒河江川はやはりまだ水が多め。本命は鮭川だけどちょっと時間がない。やはり今日は小国川かな。

289号から347号に入る。あれっ、これは前回と全く同じルート。前回は寒河江川のほとりで夜を明かしたけど今日は初日に小国川を目指す。順調に走って約420km、16時40分頃小国川に到着。まずは前回目を付けていた場所に向かった。


水温は12℃ほど。ちょっと濁っているものの水色は悪くない。ただ前回よりかなり減水が進んでちょっと浅すぎか。まあ時間も時間なのでそのまま釣り始めた。そろそろ核心部に入ろうかというあたり、リトリーブしながら岸寄りの浅場に差し掛かったところでラインが止まる。

根掛りか、と思って竿を立てるとグングンという躍動感。いきなりヒット!急いでラインを巻き取りリールファイト。上流に登ったと思ったら下流に走り始めた。しかし何か変。サクラマスにしては引きが強すぎかつ走りすぎ。これはもしや。。。

ようやく止まったところで底に張り付いて動かないのでこちらが下流に下ってラインを巻き取る。とにかく魚を確認しようと強引にポンピングして魚を浮き上がらせるとやっぱり。岸にずり上がったのはやはりこのひと。


ニゴイのすれ掛かり。70cmくらいありそうな立派なニゴイだけどがっかり。最初緊張して真面目にやり取りしたのがアホらしい。このポイントは諦めて本命ポイントに向かった。ただここもこの水位ではあまり魅力的には見えず。ポイントの選択を間違ったか?


しかし時間がないので釣り始める。前回は流れが早すぎてポイントとは思わなかったところから釣り始めた。そして核心部に入る辺り、どうもフライが合ってない気がしてフライを交換。慎重に釣り下ったものの何も起きずに終了。18時半頃納竿とした。ちょっといまいちな雰囲気の小国川、やはり明日は鮭川に移動かな。