2021年5月17日(月)、西日本が梅雨入りした昨夜はここ山形でもまとまった雨の予報だった。
それに備えて橋の下で迎えた朝、雨はすでに止んでいる様子。4時半頃目が覚めて小国川の水位を確認すると、昨日からほとんど増えていない。これはチャンスか、ととりあえず朝食は後回しにして川に向かう。やはりそれほど雨は降らなかったようで、水位は微増でよさそうなコンディション。まずは宿営地から近いポイントに向かった。
しかしここは異常なし。次は本命のヤマメポイント。しかしここもアタリすらなく終了でがっかり。期待はずれだったか。ここで朝食にしてさらに2ヶ所ほど探ってみるも、20cmくらいのヤマメのみで終了。
さて、当初の予定ではこの日は釣りはそこそこにして舟形町の若あゆ温泉にでも行ってゆっくりしようと思っていたのだけど、予報に反してそれほどの雨は降らなかった模様。水位を確認すると鮭川がよさそうな感じ。
それなら鮭川を釣るついでに羽根沢温泉に入ろうか、ということで鮭川方面に移動。途中のツルハドラッグで買い出しを済ませ、まずは羽根沢温泉に向かった。この日は2人の先客があったものの、サクッと上がってくれたお陰でわりとゆっくりできた。
さっぱりしたところで鮭川に戻る。準備して川に降りると、、、泥濁り。まあ、さっき橋を渡った時に覚悟はしていたものの、急激に増水している模様。この時間秋田で大雨警報が出ていて、山形北部でも朝方まとまった雨が降ったのかも知れない。
さて、これからどうしよう?予定ではこの増水の後チャンスが来そうな日向川方面に行くつもり。その前に途中の角川を見ていこうか。ということで向かった戸沢村の角川、ここは水量はそうでもないものの、濁りがきつくて釣りにはならない。
ここで水位を確認すると、日向川も急激に増水している。これは今日明日は無理そう。各河川の水位を見ると、なぜか小国川だけはそれほど増水していない。これは諦めて小国川に戻るのが一番いいかも。
その前に一応途中の銅山川を覗いてみる。しかしやはり増水と濁りで釣りは無理。おとなしく小国川に戻ることにした。そうして戻ってきた小国川、多少増水しているものの、朝と変わらずとうとうと流れている。
本流は夕マヅメに取っておくとして、今日は久しぶりに渓流釣りを楽しもうと上流に車を走らせる。そうしてやって来たとある支流、川に降りてみるとゴルジュ帯が続く苦手な渓相。釣れそうにないけどここはウェットフライで釣ってみることに。
魚がいるのか半信半疑だったものの、とあるポイントではフライに反応する複数の魚影が。魚はいるのだがフッキングまでは持ち込めず。そんな感じで釣り上がっていくと、対岸に2人組のフライマンの姿が。
明らかに私の姿が目に入っているはずなのに、気がつかないふりをして釣り上がっていく。まあ、私は渓流釣りにはそれほどこだわりはないので気にはしないけど、気分が悪くなって渓流釣りは終わり。おとなしく本流に戻ろう。
まずはこれまで通りウェットフライで釣ってみるもヤマメの反応すらない。ここは少しとはいえ増水している状況。魚のスイッチが入っているのかもしれない。もしかすると大きめのフライが効く状況か。
ということで次の本命ポイントではシンキングラインにチューブフライで攻めている。そうして釣り下っているなか、誘いのリトリーブからライン回収のリトリーブに移ったところでガツンという手応えがあったもののフッキングには至らず。
もしかするとニゴイの可能性も否定はできないけど、なんとなくサクラマスだった気がする。一昨日掛け損ねた魚なんじゃないかと。がぜんやる気を取り戻して釣り下っていくもその後は反応なし。
その後もう2ヶ所ほど探ってみるも異常なし。この日は19時前に納竿とした。今日は雨と水位の変化に翻弄されながら無駄に車を走らせただけに終わったものの、かろうじて小国川に可能性を感じることができた。水量次第ではあるけど、明日ももう少しここで粘ってみようか。