久々の湯田川温泉とヤマメの渓～2021年山形遠征記3（15日目）

 2021年6月21日（月）、最早赤川には全く可能性が感じられないため、朝早く起きる気がせず。

5時過ぎにラジオを点けて、のんびり朝食を食べたりネットを徘徊したりしながらようやく7時過ぎに行動開始。

午前中は上流域で1ヶ所気になっているけどまだ入ったことがないポイントをメインで釣ってみようと上流域に車を走らせた。まずは何度か入っているポイントから。

水温は15℃とまずまず。ウェットフライで釣り下っていくとヤマメっぽい魚が掛かったけどバラシ。そして次はこの日のメインの気になっていたポイント。

かなり長い距離を歩いてたどり着いたけど、実際に来てみるとあまり大したポイントではなく、サクラマスの気配は希薄。それでも折角なので釣ってみるとまあまあのサイズのヤマメをバラシ。

ここのところ気分転換に今シーズンあまり出番のなかった13フィート8番クラスのロッドを取っ替え引っ替え使っているのだけど、これがヤマメには強すぎる模様。その後何とか20cmくらいのヤマメをキャッチ。

そしてここのところ入っていなかた瀬のポイントへ。ここもサクラマスは釣れる気がしないけどヤマメなら居そうな雰囲気。そう思っていると早速2投目で良型のヤマメがヒット。尺はなさそうだけど赤川らしい幅広ヤマメ。ただ写真を撮る前に逃げられた。

何とか小さいヤマメをキャッチして終了。時刻は11時過ぎ、ちょっと早めの昼食を済ませ、今日は久しぶりに湯田川温泉に行ってみよう。

船見商店でチケット（200円）を買い、店のじいさんの案内で正面の湯へ。

ここはシャンプーやボディーソープの備え付けはなし。先客の2人がサクッと上がってくれて一人でのんびり浸かっていたのもつかの間、お昼過ぎだけど次々に客がやって来る。ほとんど地元の老人っぽい。

さて、さっぱりしたところで午後からは支流に行ってみようと車を走らせていると途中に絶好の木陰を発見。我慢できず車を停めて休憩タイム！15時を回ったところで重い腰を上げて川に向かう。

やって来たこの沢、水量も豊富でなかなかいい流れ。芦が生い茂るボッサボサの川はいかにもヤマメが居そうな私好みの川だった。降り口を探してドライフライで釣り開始。かなり良さそうに見えた流れからは反応は得られず、どんどん釣り上がっていく。

途中良型（といっても20cmくらい）が出たけどバラシ。その後10cmくらいのヤマメを何とかキャッチ。そこそこ反応はあるけど魚が小さすぎてなかなか乗らない。そろそろ日が傾き始めた16時過ぎ、芦が覆い被さる狭い流れ。何とかフライをねじ込むと、

15cmくらいのヤマメ。その後同じポイントからまあまあいいサイズ。

岸がないので上手く写せなかったけど22、3cmくらいありそうなきれいなヤマメだった。これで満足するも脱渓点が見当たらない。堪りかねて分厚い藪に突入。何とか突破して無事道路に復帰することができた。

その後は赤川に戻る。途中ツルハドラッグで買い出しし、17時半頃到着。ウェットフライを流してみると途中ヤマメっぽいアタリがあっただけで終了。この日は18時半頃納竿とした。

ますます減水が進む赤川、サクラマスはもう無理っぽい。一応明後日水曜日と木曜日は雨の予報。それに期待してもう少し粘ってみようと思う。