2021年6月11日(金)、やはり早朝の釣りはまだ早いと判断し、今朝はゆっくりすることに。
といっても5時半頃には起きるのだが。さて、この判断が吉と出るか凶とでるか。6時半頃昨日アタリがあったポイントに向かうとすでに先行者の車が。とりあえず凶と出たようだ。まあ仕方ない、第2候補の数日前アタリがあったポイントに向かった。やはりチャートリュースのストリーマーでやってみるも反応なし。昨日チャートリュースがよかったのはたまたま濁りが入っていたためだったのだろうか?
次に入ったポイントではフライボックスの片隅で見つかったチャートリュースとオリーブの小型ストリーマーをドロッパーシステムで使ってみることに。しかし、昨日はヤマメの反応があったのに今日はそれすらなし。どうやら一昨日までの状態に戻ってしまったようだ。
そろそろ本命ポイントが空いた頃かと行ってみると、ちょうど上がってきたところだった。ここもストリーマーのドロッパーシステムでやってみたけどやはりダメ。水がクリアなので小さめのウェットフライも試してみたけどダメだった。
時刻はまだ11時だけどこの日は快晴で気温もぐんぐん上がってきている。頭がくらくらしてきてここでギブアップ。早めに切り上げて午後からは支流に渓流釣りに出掛けることにした。道路の温度計はなんと33℃!
途中で買い出しと昼食を済ませ、昨年まあまあよかった記憶があるとある支流にやって来た。水は多すぎず少なすぎずちょうどいい感じ。ここは久々に、今シーズン初となるドライフライで釣り上がることにして、6フィートのロッドを手にして川に降りた。
フロータントは以前紹介した自転車用グリース。使ってみると、ちょっとフライへの馴染みが悪いような気もするけど、浮力はなかなかすさまじいものがあった。これまでだとドラグが掛かるとフライは沈んでいたものが、このフロータントではなかなか沈まない。
ただ沈まないからといってもドラグが掛かると釣れないのは同じなのだけど。とはいえやはり浮力は重要で、この釣りのストレスのかなりの部分が解消された気がした。だからといって釣れる訳でもなく、反応がないまま淡々と釣り上がっていく。するとかなり経ったところでようやくヒット。
釣れたのは20cmくらいのイワナ。この川はイワナの川だけどイワナが好むような流れが少なくて浅めの流れが続いている。去年はもっと深場もあったような気がしたけど。
さらにかなり釣り上がってようやく2匹目。今度は23cmとまあまあ良型のイワナ。ただ相変わらずイワナは出そうにない瀬が続く。それでもこんな瀬からバシャッと出てくれないかなあとフライを流していると待望のヒット!
イワナの川とばかり思っていたのだけど釣れたのはヤマメ。21cmのきれいな魚だった。この川では初めてのヤマメ。どちらかというとヤマメが好きそうな流ればかりなのでもっと釣れても良さそうなものだけど。
これでもう満足して後は脱渓点を探しながら惰性で釣り上がっていく。その後もう1匹掛かったけど集中力が切れていてバラシ。そしてひとしきり藪を漕いで無事道路に復帰。コーヒー休憩をはさんで16時半頃から本流に戻った。まずは最近入っていなかったポイントへ。
ここはストリーマーとウェットフライで2流ししてみたけど反応なし。この日最後はまだ試してなかった大型ウェットフライを試してみることに。4番のドロッパーに6番のリードで行ってみる。するといきなり流れ込みの流芯ど真ん中で小さなウグイが4番のドロッパーに掛かった。いったいこれはどういうこと?
あとは全く反応なく終了。もう万策つきた感じで釣れる気がしない。私の釣り方はもう賞味期限切れ。あとは雨が降って一旦リセットしてくれるのを待つしかなさそう。