2021年6月19日土曜日

今度は騙されなかった赤川~2021年山形遠征記3(6日目)

 2021年6月12日(土)、この日も明るくなり始めた4時前に目を覚ます。

この時間帯、まだ魚の活性は低そうではあるものの、この日は土曜日。釣り人の活性は高そうなのでとっとと起きて釣り始めることに。


まずは一昨日アタリのあった本命ポイントへ。昨日に引き続き、大型ウェットフライで攻めてみるも全く反応なし。フライを換えてもう一流ししてみてもダメ。やはり万策つきた感が強い。


その後はフライを換えたりラインを換えたりしながらいつものポイントを回っていく。そうしてやってきた3ヶ所目、以前本流ヤマメや本流イワナ用に使っていた小さめのチューブフライを流してリトリーブしていると根掛かりのような手応え。

しばらくすると水面で魚が暴れだす。ようやくきたか、と思ったのも束の間、リールにラインを巻き取る暇もなく魚は上流に登ってくる。さすがにすぐに気づいた。思えば前回や5月の小国川と同じ、これはイワナの動きだ。ラインを手繰って引き寄せ、しばらく暴れさせた後無事ネットイン。


測る前に逃げられたけど50cmくらいのイワナだった。やはり黄色味が強いニッコウイワナ系のイワナ。これも嬉しい1匹ではあるけど、やっぱりサクラマスが釣りたい。この辺りにはもうサクラマスはいないんだろうか?


もう1ヶ所回ったところでお昼前。この日は時おり日差しはあるものの、曇りがちで釣りやすい日ではあったけど、これ以上釣れる気はせず。お風呂の日なので早めの昼食を済ませ、近場の長寿温泉に向かった。


その後はジャルダンで洗濯を済ませ、これからは鮭川方面に移動する。とその前に、水が少なくて厳しそうではあるものの、気になっている日向川に寄っていくことに。


16時過ぎに日向川に到着。しかし思いの外水が少なく、1ヶ所目は浅すぎてダメそう。竿を出さずに移動。2ヶ所目はまあまあ良さそうだったけど、ヤマメのアタリとバラシがあっただけで終了。この水位では釣り人が少ないのかポイントへの道が雑草に覆われていてアプローチがきつい。


本命の3ヶ所目へは決死の藪漕ぎ。背丈以上の藪と格闘しながら何とかたどり着いたものの、パッとしない流れ。せっかくなので一応流したけど、15cmくらいのヤマメが釣れただけだった。やっぱり日向川はちょっと厳しい感じ。明日朝一で今日よかったポイントを釣って、さっさと移動することにしよう。