2021年7月3日土曜日

藪に阻まれる日向川~2021年山形遠征記3(17日目)

 2021年6月23日(水)、予報では夜中にちょろっと降るとのことだった雨、またしても見事に外れて昨夜はかなり降った模様。

朝になっても降り続いていて、しばらく釣りは無理かとこの日ものんびり5時頃起き出す。


ラジオを聴きながら朝食を済ませ、川を見てみるとそれほど増水はしていないものの、泥濁り。やはり赤川は
今日は無理っぽい。ブログ更新などをこなして9時まで時間を潰し、まずはツルハドラッグに買い出し。


そして本来ならお風呂は
明日なのだけど、やることがないので今日済ませておくことにして隣の長寿温泉へ。


ここはこれと行った特徴はない温泉だけど場所がいいのと
400円とまずまずリーズナブルなところが気に入っている。時刻は11時。各河川の水位をチェックしてみると、赤川や鮭川がまだ増水傾向なのに対し、日向川は減水に向かっていて水位もちょうどいい。


ここは一か八かで日向川に行ってみるか、と約40km先の日向川に車を走らせたのだった。途中の支流荒瀬川はキツい濁りで不安がよぎる。お昼前に日向川に到着。恐る恐る川を見てみると、、、少し濁っているものの、十分釣りは可能な状態!

ほっとしてとりあえずは昼食を済ませ、まずはアプローチしやすいポイントに向かった。ここは個人的な実績はないものの、入る釣り人が多くて川縁まで踏み跡がしかっりしているのだ。それでも藪に埋もれつつあったが。。。


水温は15℃、笹濁りよりややキツめの濁り。どういう釣り方がいいのか悩ましいところ。とりあえずはやや小さめの黒系ストリーマーで行ってみることに。しかし全く反応なし。次はチャートリュースのストリーマーを試してみたけどダメ。魚が入っていないのだろうか?

次のポイントは5月にサクラマスを釣ったポイントだけど、5月に通っていたルートは完全に藪に覆われていて途中で断念。土手沿いの道から藪が薄そうなところに見当を付けて突破を試みる。


背丈以上に伸びた草に、さらに蔦が縦横無尽に絡んでいて行く手を阻む。それでも何とか突破して川に降り立つことができた。ここはチャートのストリーマーのまま行ってみたけど反応なし。もしかするとウェットフライの方がいいのか、と思って仕掛けを作り直していると、雷がゴロゴロ鳴り始め、滝のような雨が降りだした。

ただ苦労してここまで来たのだ、我慢して何とか釣り始めた。しかしやはり反応はない。現在の水位は釣りをするにはちょうどいいものの、この程度の増水では魚は動いていないのかもしれない。帰りは再び藪に突入する気が起きず、川に沿って橋まで歩いていく作戦。

しかしこれも難航。途中まではよかったものの、流れがぶつかってえぐれている箇所は深すぎて遡行できず、岸の草にしがみついて立ち往生。足掛かりがない中、何とか急斜面を這い上がってバンクの上に上がることができた。

這う這うの体で車に戻ってくると、他にも釣りたいポイントはあるものの、もうこれ以上藪漕ぎする気になれず、日向川を後にすることにした。今シーズンは3本のサクラマスを釣っている日向川だけど、釣りができるのは5月までと考えた方が良さそう。


さて、
明日が事実上今回最後のチャンスとなる。鮭川か赤川か。まだまだ雨は降り続きそうで悩ましいところだけど、ここは赤川に賭けてみることにした。17時過ぎに赤川に戻ってくる。一旦は減水に向かっていた赤川、雨も強まり再び増水に転じている。明日も無理かも。それにしても天気予報ってホントに当てにならないなあ。。。


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