2日目の2021年10月27日(水)、明るくなりはじめた6時頃起床。
この日はどんよりとした曇り空で、相変わらず風も強い。まずは昨日とは別の漁港を釣ってみる。ここはメッキは釣ったことがないものの、昨年はアジ、サバ、それにイトヒキアジといろんな魚が釣れていて期待が高まる。ただ今年になって閉鎖されたとの噂も聞いて心配していたのだった。行ってみると閉鎖は解除されたようで釣りはできそう。まずは向かい風になるけど空いている岸壁に陣取った。
効率的に探るため久々に4㎝くらいのストリーマーと2㎝くらいのストリーマーのドロッパーシステムを試す。最初のノーマルリトリーブでは反応がなく、ファストリトリーブにり替えたところ足元で小魚がヒット。
これはボラ?小型フライのほうにヒットした。しかしタナやリトリーブスピードを変えてもそれ以降反応なし。少し移動することに。夜釣りの人たちが帰りはじめて空いてきた追い風になる岸壁に移動してみる。すると平ぺったくて白っぽい魚がヒラを打ったのが見えたのでファストリトリーブで誘ってみると、
案の定ヒット!昨日よりもやや小ぶりなメッキ。しかしやはり後が続かない。そうこうしているうちに雨がぱらついてきたので一旦車に退避。しばらくすると止んだので再び釣り始めるも、やはり反応なし。
やがて再び雨が降り始めて本降りに。これはしばらく止みそうにないので大きく移動を決意。東風が強いので風裏になりそうな内房側に行ってみることに。土砂降りの雨の中、途中の渚の駅たてやまで早めの昼食休憩。天気予報は曇り時々晴れくらいだったような。。。
あらためて天気予報を見てみると雨に変わっている。予報というより実況中継。ほんと当てにならないなあ、天気予報ってやつは。私が見ている気象協会の予報がダメなのか?もっと信頼できる天気予報はないものだろうか?
ただお昼ごろにようやく雨は止んで晴れ間も出てきた。ここは昨年良型のメッキを釣った漁港に行ってみるか。とやって来たいつもの漁港、釣れてないのか閑散としており、私的ベストポジションの堤防先端に入ることができた。
期待に反してこちらも風が強くて釣りにくいが、青空が広がってきてきて気分はいい。同じドロッパーシステムで探っているとようやくヒット!
この日2匹目のメッキ。メッキは釣れ出すとある程度まとまった反応があることが多いけど、なぜか今回も単発でこれのみ。今年は回遊が少ないのか、もうピークは過ぎてしまったのか。粘っているとやっと2匹目ヒット。ただこれはメッキではなさそうな引き。
25㎝ほどのカマスだった。ただカマスも連続ヒットには持ち込めず。時おりそれっぽいアタリはあるものの、食わせるまでには至らない。後から来た地元の人っぽいおっさんによると、台風の後で一度爆釣したものの、それ以降はいまいちとのこと。
そうこうしているうちに15時を回る。この日のマヅメは本命のカマス港で〆ることにしよう。ということで再び移動。やって来たその漁港、地形のせいか、あるいは単に時間帯によるものか、風もなく穏やかな絶好のコンディション。
さらに2投目でもヒット!これは爆釣モードかと思われたものの、それほど甘くはなかった。ほぼ枚投アタリはあるのだが、なぜかなかなかヒットしない。フライが微妙に合ってないのか。リトリーブスピードやタナを微調整しながらぽつぽつと追加していく感じ。
そんなこんなで今回も爆釣とはならなかったものの、小物はリリースして型ぞろいのカマスをそこそこ確保できた。まだ頑張れば釣れそうな気はしたけどある程度満足したのでこの日も17時ごろ納竿。車中泊体制に入って最終日の明日に備えた。