2021年12月14日火曜日

雨の北九州路〜北部四国九州自転車旅2021年11月(11日目)

 2021年12月3日(金)、願いも虚しく朝になっても雨は降り続いていた。

6時半頃起き出して食パンとコーヒーの朝食を済ませて撤収の準備にかかる。


水捌けがあまりよくない砂地の金比羅キャンプ場。こんなことなら風向きよりも水捌けを重視して草地の部分にテントを張るべきだったな。


雨の中のキャンプ撤収ほど嫌なものもないのだが、幸いここはキャンプ場。


荷物をまとめると屋根のある炊事棟に移動して落ち着いて片付けることができた。今回は雨の中での走行も考えてザックカバーのほかに45Lのゴミ袋も準備している。ザックをゴミ袋に入れた状態でザックカバーをかけてみた。8時過ぎに金比羅キャンプ場を出発。


まずは国道3号線を福岡方面に向かって走る。ただ3号線は交通量も多くてつまらないので、途中で山手通りという通りに入った。


北九州のシンボル、皿倉山。


桃園のわんぱく広場でトイレ休憩。


山が海に迫っていて平地が少ない北九州は延々とアップダウンが続く。


ただ青空が覗き、虹も出てきて気分は軽い。


永犬丸で県道281号線を南下して再び国道3号線に合流。


しばらく進むと遠賀川。


なんとか川沿いの自転車道に出ることができた。ここからはこの自転車道を北上して海を目指す。


遠賀川の自転車道は堤防道路ではなく河川敷を通っているのが珍しい気がする。陽も射してきて、ここからは天気も回復すると思われたのだが。。。


河口堰で川沿いの自転車道は終了。しばらく一般道を進むとそのまま芦屋海岸の自転車道に合流する。


この自転車道はこの先宗像まで続いてる。この日一番の楽しみな区間。


雨は降ったり止んだりで天気はいまいち。気分爽快とはいかないまでも、風が穏やかなので修行要素は低く、結構楽しめた。砂の堆積もほとんどなく走りやすい道だった。


お昼近くになるとお腹が空いてきた。こんなことなら芦屋で何か補給しておけばよかったなあ。そう思っていると岡垣の休憩所でちょうど一般道と合流。スマホで調べてみると、土地柄海鮮を売りにしたような飲食店は結構あるのだが、高そうだしあまり惹かれない。ここは近くにローソンがあるので行ってみる。


しかし残念ながらイートインコーナーはなし。仕方なく時おり雨粒が降り掛かる軒先で昼食にした。


この日の昼食は豚骨のカップラーメンと菓子パン。このカップラーメンはめちゃくちゃうまかった。


ここからしばらくは一般道沿いに自転車道が続く。


そして13:45道の駅宗像に到着。自転車道はさらに内陸方面に続いているものの、私はここで自転車道を離れてさらに海岸沿いを進む。


国道495号線から県道528号、502号と海沿いを進んでいった。


国道495号線に復帰し、しばらく走ったところにゆめマートというスーパーがあったので今日はここでお買い物。もう夕方のような雰囲気だけどまだ15時前。


さらにしばらく進んだところ、海岸近くで野宿適地を発見。まだちょっと早いけど、雨脚が強まってきたこともあり今日はここで野宿を決意。素早くテントを設営して中に逃げ込む。すると間もなく土砂降りになり、間一髪!


まずはコーヒーを淹れて気持ちを落ち着ける。今回の旅初の野宿。夕方近くになって雨脚が弱まると、犬の散歩っぽい人の気配もあったけどまあ仕方ない。明日早朝には立つので見逃してください。今日の夕食、イワシの味噌煮丼。


そして食後にみそ汁用のお湯を沸かしている途中でガス切れ。昨年の沖縄では250gのガス缶で大量にガスが余り、処分に困ったので今回は110g缶にしたのだった。旅の最後の一夜でちょうど使い切ったことにはなるけど、やっぱり余裕をもって250g缶にしておけばよかったかな。


さらに楽しみのラジオもここで電池切れ。今回は何かと見込みが甘いことが多かった。今日はもう寝よう。明日にかけて天気は回復する予報。明日朝には雨が止んで、テントも乾いてくれていればいいのだけれど。。。

この日の走行距離:63.7km


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