2022年4月13日(水)、温かいけどどんよりとした曇り空の朝を迎えた。
この日は曇り時々雨の予報だけど、日差しがないので午後には水位が落ち着いてチャンスが来ると期待。いつものように6時頃起き出してまずは月光川でお茶を濁すことに。7時前から釣り開始。この日は鳥海山も雲に隠れている。水はクリアでいい雰囲気ながら、ここは月光川。これまで何度も釣りはしているものの、確かまだ1匹も釣っていない鬼門の川。この日も期待せず小さめのウェットフライで釣り下る。
すると最後のポイントでコツンという小物っぽいアタリ。それは乗らなかったがそこから少し釣り下ったところで待望のヒット!といってもやっぱり小物。
ようやく釣れた月光川の初物は18cmくらいのヤマメだった。ただそれっきりで終了。やはり月光川は魚影薄すぎ。本命の日向川はまだ水位が高過ぎるため、渓流に移動。確か咋年のこの時期にも釣ってみたけどサッパリだった流れ。
ただこの状況でも釣りはできそうということで行ってみる。すると水はやや多目ながらいい感じの流れ。ここはわりと開けているので7フィートロッドにウェットフライを結んで釣り上がってみる。しかしやはりいいポイントからも反応はない。
かなり釣り上がったところでようやくヒット。昨日釣れたのと同じような15cmほどのヤマメ。一応魚はいるのはわかったけどここも魚影薄すぎ。それ以降は反応がなく、適当なところで切り上げた。
車に戻って日向川の水位を確認すると、ガクッ、、、期待に反して10時をボトムに上昇に転じている。曇っているとはいえ気温高め、雨もポツポツ降っているので仕方ないか。昼食を食べながらこれからの身の振り方を考える。
そうしている内にも雨が本降りになり、日向川は絶望的。やっぱり今回はもう諦めて帰ろうか。とその前に、今回一度は竿を出してみたいと思っていた赤川河口部を見に行っていようか、と車を走らせた。
酒田市内ではようやく見頃を迎えつつある桜。そうしてやって来た赤川河口部、サクラマス釣りの趣はないけど、濁りも大したことはなく、海釣りの気分で釣りはできそう。ただ期待に反して河口近くまで護岸がしてあり、ウェーディングしながら釣り下れるのは海から100mくらい。
しかもメリハリのない漫然とした流れ。一応上流から下流に流れているので下げ潮か。こういう場所では上げ潮のほうが良さそうなのだが。とりあえず沖に向かって投げては引っ張りつつ釣り下るも案の定反応なし。間違ってセイゴでも掛からないかなあと思ったけどそれもなかった。
しとしとと降り続く雨に体も冷えてきて15時くらいにはギブアップ。この日はこれで納竿とした。大した雨量ではなさそうだけど明日も明後日も雨の予報。当面本流はどこも無理っぽい。せっかくこんなところまで来てもったいないけど、やっぱり今回は一旦帰って仕切り直すことにするか。。。