2日目の2022年3月30日（水）、この日は晴れて気温も上昇する予報で、今回の日程では一番期待できる日。
ということで前夜から作戦を考えていた。ここのところニジマスを意識してアトラクター的なウェットフライやストリーマーで狙ってきたけど全くダメだった。釣り方が合ってない可能性もあるけど、どうもニジマスはいないんじゃないかというのが一応の結論。なので今日はヤマメに狙いを定めてやってみようと思ったのだった。まずはこれまで唯一反応があったポイントへ。
と言ってもその主はコイだったわけだが。。。ロッドは引き続き修理したウィンストンのボロンⅡMXのテスト。7時半ごろからスタート。一流し目は念のため前回と同じシンキングラインにチューブストリーマーで探ってみたけどこの日はコイの反応もなし。
二流し目、ここからはヤマメ狙いということでラインも換えてシンクティップに、フライはメイフライを意識した小型のウェットフライにチェンジ。深場よりも表層付近、狙う流れも岸寄りとゆっくり目の流れに重点を置く。
日が昇りきると案の定中型のメイフライがばんばんハッチし始めていい雰囲気。しかしこのポイントは反応なし。下流に移動して2か所目はここも前回見つけたよさそうな流れ。しかしやはり反応はない。
さらに下流に移動し、昼食を済ませて午後からは初日にも釣ったお気に入りポイントへ。いつ釣れてもおかしくなさそうな雰囲気だけどここも反応なし。ヤマメもいないのか？
さらに下流に移動。ここは岸がバンクになっていて水が多いと釣りにならないポイント。この日の水位では釣りやすそうないい感じの流れになっている。まずは時間があるのでいつもならスルーするような早い流れの肩を狙ってみる。するとようやくヒット！
掛かった瞬間からぐるぐるローリングを繰り返すこの引きは間違いなくヤマメ。それほど大きくはないけど水面から出さないように慎重にやり取りして無事ネットイン！
ようやくアブラビレが付いた魚が釣れました。この時期としては良型といっていい28㎝のヤマメ。無事復活させたボロンⅡMXで魚を釣ることができて何より。
ただ本命と考えていたその下流のポイントでは無反応。まだ時期的にいい流れには入っていないのかも。さらに少し移動して一通り探ってみるもやはりダメ。まだ16時半だけどもう心が折れてこの日は納竿。
作戦変更が功を奏して何とか1匹釣ることができたけど、相変わらず魚影が薄すぎる利根川。年券を買ったのに1匹も釣れないという最悪のパターンは回避できたけど、何でもでもいいからもう少し生体反応がほしいところ。