3日目の2022年3月31日(木)、この日は午後から雨の予報なので午前中が勝負。
これまで中上流域を釣ってきたけどパッとしないこともあってこの日は気分転換も兼ねて今シーズンでは初めてとなる下流域に偵察に行くことにした。下流域はモドリのシーズン初期には主戦場になるところだけど、遡上系にはまだ早すぎ。ニジマスの気配も薄い水域。ただこの辺り、海から150㎞くらい離れているはずだけど、ボラやシーバスも登ってくる汽水域のような不思議な流れ。
以前は40㎝オーバーのスモールマウスバスも何匹か釣ったことがある。なのでまずはスモールでも釣れないかとチューブストリーマーで探ってみることに。ロッドは遠投が利くLOOPの12フィート8番。
どんよりとした曇り空だけど、この日はちょっと蒸し暑いくらいの天気で虫っ気もあって悪くない雰囲気。成虫の姿はほとんど見たことはないけど、ヒゲナガのシャックも結構流れている。ヒゲナガを食うような魚がいればいいのだけど。
しかしスモールはおろか、ニゴイの反応すらない。以前はそれこそうんざりするくらい釣れていたニゴイも、こう釣れないと寂しいものですね。ウェットフライに換えてもう一流ししてみたけどやはり反応なし。
対岸で満開に咲く菜の花がまぶしいばかり。仕方なく移動。おぼろげな記憶を頼りに裏路地を走って無事土手を超える道にたどり着いた。この辺りもかなり流れが変わってはいるけど、下流域では珍しく流れに変化があるところ。
ここもストリーマーとウェットフライで二流ししてみたけど一切反応はなかった。う~ん、厳しい。とりあえず次回からはいよいよ山形遠征で利根川はしばらくお休みの予定。来週行けなくはないけど、たぶん止めておくかな。
近場とは言え片道100㎞超、ポイントを回ると1回で300㎞くらいは走る。ガソリン代高騰の昨今、何だか割に合わないと思えてきた。一先ずヤマメの顔は見られたし、利根川にはもう少しいい時期、山形の合間か行き帰りにでもちょこっと来てみようと思います。