2022年5月23日月曜日

痛恨のラインブレイク~2022年山形遠征記2(2日目)

 2022年5月16日(月)、相変わらず降り続ける雨の道の駅天栄で朝を迎えた。

トイレに行きたくて4時半ごろ目が覚めたのでそのまま出発してしまうことに。まずは米沢の快活で朝食としようか。


山形県北部は晴れの予報で、しばらく北上すると雨は止んで路面も乾いている。今回も右手に磐梯山がきれいに見えた。


今朝も順調に進んで6時半ごろ快活に到着。トーストとカフェオレ、それにソフトクリームの朝食兼昼食を堪能してさらに北上。


どこに行こうか悩んだ末、急激に減水が進んでいる日向川に向かうことに。小河川の日向川、水が少なくなると釣り場がほとんどなくなってしまう。干上がってしまう前に釣っておこうという魂胆。ただその前に、内陸ルートで庄内に行くときに通る小国川を見ていくことにしよう。


ということで10時半ごろ小国川に到着。週末の雨の影響か、思ったよりも水が多くて笹濁り。悪くない雰囲気。と思っていると脇から流れ込む細流から泥水が。この濁りは代掻きの濁りかも。

とりあえずウェットフライで探ってみたものの、小物っぽいアタリがあっただけ。水が多めなのでタックルを変えてシンキングラインにストリーマーでもう一度流してみたけどダメだった。ただ小国川には深入りせずここまで。本命の日向川に移動する。


12時半ごろ到着。こちらは予報通り晴れている。近くの観測所の水位は20cm。この水位で良さそうなのはあそこしかない、ととあるポイントに向かった。こちらはクリアで絶好のローウォーターコンディション。

早速ウェットフライで釣り始める。するとわずか2投目、ラインが流芯から外れるまえにリトリーブを始めようとラインを掴むといきなりグワンと持っていかれる。と同時に水面下に銀色の閃光が走る。よっしゃー、ヒット!一瞬テンションが抜けたように思えたけどまだ繋がっている。

急いでランニングラインを巻き取ってこれから勝負、と思った次の瞬間、フッと軽くなる。まさか外れた?まだバラしたことがなく、自信を持って使えるフックを使用していたのだが。。。針先が鈍っていたのか?手繰り寄せて確認してみると、ドロッパーが枝スの根元から、それにリードフライもなくなっている。

何が起きたのか理解に苦しむが、考えられるのは魚がドロッパーに掛かった後、可動式ドロッパーが結び目を通り抜けてリードフライのところまでずれて、リードフライもろとも引き千切られてしまったか。いずれにしても痛恨のラインブレイク。最近多用しているループtoループ方式のリーダーが裏目に出てしまったのかも。

フロロと言えど、いつ交換したか分からないほど使い続けるのも考えものだな。程よいところで交換しないといけなかった。と思ってみても後の祭り。震える手でリーダーを作り替えながらしばしショックに打ちひしがれた。まだ他にもいるかもしれないと、気を取り直して再開したけどその後は反応なし。


ただ狙いは間違っていなかった。このコンディションでも食ってくる魚はいる。気持ちを切り替えて、その後は思い付くポイントをランガンしていく。続くポイントでそこそこ手応えのあるアタリがあったものの、残念ながら重量感はない。尺あるかも、と一応ネットで掬ってみたけど、


残念ながら27cmのヤマメ。しかしやっぱりこの水位ではサクラマスが着きそうなポイントはなかなか見つからず、その後は20cmくらいのヤマメを追加しただけ。


18時半ごろまで粘ったけどこの日はこれで納竿とした。それにしてもバラしたあの魚、再びチャンスは来るだろうか?しばらく好天が続く予報で新しい魚は入ってこないと思うけど、その代わりあの魚も動かないはず。ポイントもフライも、読みは間違っていなかった。とりあえずもうしばらく粘ってみるか。