2022年5月22日(日)、小国川の近くで朝を迎えた。
しかしもはや小国川には可能性を感じないためやる気が出ず、シュラフにくるまってぐずぐずしているうちに5時半に。ようやく起き出し、朝食を食べながらこの日の予定を考える。天気予報を確認すると、今日は雨のち曇りに変わっている。待望の雨が降る!ただこの時点では青空も覗いており、本当に降るのやら。。。とりあえず雨次第ではあるけど、それまではどこかでお茶を濁すことにしよう。
昨日の時点では朝イチはもう少し小国川で粘ろうかと思っていたのだけど、もういいや。かと言って大きく移動する気にもなれず、とりあえずここから程近い銅山川を見に行ってみることにした。しかし程なく到着した銅山川、まだ雪代ガンガンでちょっと無理っぽい。さすがに月山から流れ出しているだけはある。
銅山川は諦めて隣の角川に行ってみることに。こちらも銅山川から峠を越えてすぐ。こちらは水量的には悪くない感じだけど、川の規模は小さくてマスが着きそうな深場もほとんど見当たらない。それでもとりあえず竿を出してみることに。
川辺に降りてみると水色は悪くないものの、何というか、あまり生命感が感じられず、雰囲気はいまいち。藻が多くて底石ヌルヌル。何となく臭気も漂ってくるような気がする。岩盤底もヌルヌルで、実際のところ浅場でスッ転んでしまうことに。
幸いウェーダーへの浸水は免れたものの、バッグが浸水。出足を挫かれ、テンション大幅ダウン。それでもめげずに数ヶ所で釣ってみたものの、やはり全く反応なし。そのうちようやく雨がぱらつき始めたので角川は午前中で切り上げ、昼食にする。
そのうち雨は本降りに。これはチャンスかも、ということでやはりこの辺りでは一番可能性が高そうな鮭川に戻ることにした。車の中で雨足が弱まるのを待っていざ鮭川へ。雨は程なく止んでしまったけど、これで魚にスイッチが入ってくれることを期待。
しかしそう甘くはなく、1ヶ所目は何もなく終了。そのうち早くも晴れ間が見えてきた。残念ながら今回の雨は増水をもたらすようなものではなく、期待はずれに終わってしまった模様。石の濡れ具合から2、3cmくらい増えたくらいか。これでは魚が動くとも思えない。
それでもこれが呼び水になるのではないかと、気持ちを切り替えて目ぼしいポイントを回っていく。しかし相変わらず反応は薄く、夕方最後のポイントでウグイを連発したのみ。
そのポイントの核心部では、コツンとアタリがあったものの乗らず、すかさずリトリーブに入るとググッと再びアタッたもののブッキングせず。結構な大きな魚がもんどり打つように跳ねたのがみえた。そこまで大きくはなかったので小型のサクラマスだったかも。あるいは大型のウグイだったかもしれないが。。。
もう一度流してみたけどやはりそれ以上反応はなく、答えは明日以降に持ち越しとなった。この日も18時半ごろ納竿。今日の雨は期待はずれに終わってしまったけど、明日もまた雨の予報。予報では今度も大したことはなさそうだけど、川の雰囲気がいい方に変わってくれることを期待したい。