2022年5月30日(月)、早くも雨の増水によるボーナスステージが終了し、昨日一昨日までのやる気はすっかりなくなっている。
4時過ぎには目が覚めたけどなかなか起き出す気になれず、シュラフの中でだらだら過ごす。6時半ごろようやくシュラフから抜け出したものの、最早鮭川で釣りをする気になれない。しばし悩んだ末、ここはローウォーターに戻った日向川で最後の勝負を挑もうと決めた。ということで朝食を済ませると日向川に向けて移動開始。もう何度走ったか分からない朝の国道344号線をひた走る。
朝は一面に霧が立ち込めていたものの、この時間にはすっかり晴れ渡っていい天気。今日も気温が上がって暑い一日になる予報。快調に進んで8時半ごろ日向川に到着。早速本命ポイントに向かう。
今日一番乗りなら釣れる可能性は高いとみていたのだが、着いてみると残念ながらポイントの終わりに釣り人の姿が。ガックリ。。。ハイウォーターの大河川なら先行者は全く気にならないけど、ローウォーターの小河川ではちょっと厳しいか。一応念入りに探ってみるもやはり反応なし。
気持ちを切り替えて次のポイントに向かう。ここでは幸先よくヤマメがヒットしたものの、核心部手前で対岸の木に引っ掛けて残り少なくなった貴重なフライを失う。ここで使いたいフライは残り1個、交換しようとフライボックスから摘まみ出したところ、なぜかポロっと手からこぼれ落ちて水の中に沈んでいった。
これで最後に残っていたやる気の糸がプツンと切れてしまった。別のフライを結んで残りのポイントを釣ったけど何もなし。予報では明日からしばらく雨が続きそうだけど、雨量は大したことなさそうで、恐らく魚が動く可能性は低そう。もう鮭川と日向川を行ったり来たりするのにも飽きてきたし、そろそろ帰ろう。
今回も釣れなかったけど、6月に予定している2022シーズンファイナルステージの赤川と寒河江川に期待するしかない。ということでまだ10時過ぎだけど帰路に就く。と言いつつ、帰りも途中の小国川に寄ってみる。お昼前に着いたので昼食を済ませて川に降りてみた。
ここはサクラマスというよりヤマメ狙いで、9フィート5番のミニスイッチロッドを手に取る。すると数投目で良型がヒット!
25cmくらいの幅広ヤマメ。流れ込みの流芯脇でヒットした。さらに数投後にもヒット!
さっきよりもちょっと小振りだけどこちらも美形のヤマメ。こちらは流芯ど真ん中でヒットした。ようやく本流のヤマメも動きだした模様。もしかすると今日は当たり日か、とこのポイントだけで帰るつもりがもう1ヶ所行ってみる。