2022年7月26日(火)、音更川近くの士幌町で朝を迎えた。
とりあえず今日も音更川を釣るつもりだけど、どうもやる気が起きずに朝寝坊。6時過ぎに起きて朝食を済ませるとこの日も道の駅に移動してトイレを借りた。今回はピア21しほろ。私の場合、車中泊旅行中いつもは毎日催すわけではないのだけど、今回はありがたいことになぜか快調。それはともかく、すっきりしたところで川に向かう。大物を釣りたいので大場所を求めて下流域を探ってみることに。
30cmほどのニジマスだけど、もしかするとこれが今日の最大魚かも、と思ってネットで掬って写真を撮っておいた。その後もサイズは伸びないけど反応はよくてポンポン釣れてくる。そうして迎えたポイント終盤、なかなかの手応えのアタリが。
毛鉤を投じれば、サイズさえ気にしなければ魚はいくらでも釣れる。そんな中で好きなだけ釣りをしていられるのだ。思ったように釣れないからといって一体これ以上何を望むというのか?感謝を込めてリリースすると、何となくモヤモヤしていた気分が晴れてきてスッキリしたのだった。
まあ、だからといって急に釣れ出すわけもなく、その後も下流に向けて釣り進んだけどこれっといったポイントは見つからず、時間帯のせいか反応も鈍くなり小物をバラしただけで午前中は終了。昼食後は今日は風呂の日なので温泉へ。
16時頃到着。川に降りてみると笹濁りで水色は悪くないけど水が多すぎて川全体が瀬のようになっている。魚が着きそうなポイントがほとんど見当たらないのでとりあえずフルシンクのヘッドに大きめのウェットフライで釣り下っていく。すると流れの脇でヒット!
30cmくらいの魚だけど十勝川の魚らしくよく引いた。その後もちょっとしたタルミのようなところでポンポンヒットしてくる。活性はかなり高そう。25cmくらいの魚でも流れに乗って8番のダブルハンドを絞り混む。さすがは十勝川といったところ。
そうして迎えたこの日最後のポイントは前回大物をバラしたところ。ただ水が多すぎて流芯は可能性が感じられないので、ちょっとした分流との合流点に出来た流れの筋を狙っていく。すると根掛かりのような感触が。いや違う、魚だ!
午前中で吹っ切れたのが効いたのか、久々にいい釣りができた一日だった。今シーズンは何か噛み合わず、せっかく大好きな釣りをしていてもイライラすることばかり。でもそんなのじゃあもったいない。もっと毎日を気楽に楽しんでいきたいと思います。