2022年7月12日(火)、この日も5時前に起床。
幸い雨は降ってないものの、昨夜から吹き始めた強風が渦巻いていて車の外に出るのが躊躇われる。とりあえず先に朝食を済ませ、6時半頃川に向かった。そのうち雨が降り始めたので雨具を羽織っていく。ただ1年ぶりの立谷沢川、入りたいポイントへのアプローチが思い出せず苦戦。ようやく7時頃川に降り立つことができた。しかし苦労したわりにここも流れが変わっておりいまいち。一応みっちり探ってみたけどウグイの反応すらなし。次のポイントへ。
フライが合ってないような気がしたのでリードを8番から10番に変更。するとすぐにアタリが。リールからラインを引き出す理想的なテイク。魚が止まったところで竿を立てると、、、乗った!良型のヤマメか?しかし次の瞬間ポロンと外れる。またか。。。
やっぱりこの10番フックはダメそう。そのポイントはそれまで。立谷沢川はここで切り上げるつもりだったけどこれでは納得がいかない。昨日最初に入ったポイントをもう一度やってみよう。リードフライを今回初めて使う10番フックの同じパターンに交換。するとようやくヒット!
24cmと本流ヤマメにしては小型だけど、均整のとれたきれいなオスヤマメ。これでよしとしようか。9時半頃立谷沢川を切り上げて北に歩を進める。今日は風呂の日なので真室川町の梅里苑にでも行ってみようか。走り慣れた鮭川沿いを北上して真室川町へ。
途中薬王堂で買い物を済ませ、11:20頃到着。梅里苑は金山川を見下ろす高台にある。
ここは370円と、充実した施設のわりには安価。時間帯が良かったのかガラガラでゆったり寛げた。
気になる貼り紙が。源泉湯量減少とは心配になる。大分の別府でも湯量が減っていると聞いたような気がするけど、いずれ枯渇してなくなってしまうのだろうか?まあ私が生きている間くらいは大丈夫だとは思うけど。
昼食を済ませると、雨は時折パラつく程度で天気は何とか持っているので、山形を離れる前に今シーズンはまだ一度も入っていないお気に入りの支流を覗いてみることに。ここは葦が生い茂るヤマメの渓。
ただここも随分雰囲気が変わっている。水が少ないのでドライアントで釣り上がる。しかし、反応は結構あるのに全く掛からない。フライに問題があるのかと、別のフライに交換してようやく掛かったのはウグイ。
ガッカリして急激にやる気がなくなった。今年は雨が少ないのでもうこの辺りにヤマメは残ってないのかもしれない。後味は悪いけど15時前にこの日の釣りは終了にしてさらに北上する。前回同様13号→105号と進むことに。
105号は山あいの田園地帯を走る快走路。信号もほとんどなくてスイスイ進む。ナビの到着予定時間より大分早い18時過ぎにこの日の目的地道の駅あにに到着。ここは前回も車中泊した静かな道の駅。
前回は気付かなかったけど、中の休憩室では剥製の群れが出迎えてくれた。
さすが、マタギの里というだけのことはある。ただ山間部のためラジオがほとんど入らないのが難点か。唯一入るNHKラジオ第2、延々と続く語学番組を聞きながらの車中泊となった。