ペンケウニプ川を釣る～2022年北海道車中泊釣行（9日目）

 2022年7月18日（月）、天塩川中流域の美深町で朝を迎える。

雨は朝には止んでいたけど昨夜はそこそこ降った模様。天塩川の水位を確認するとやはりかなり増水している。本流での釣りは無理だろうと朝はのんびり過ごす。

6時半頃起き出して朝食を済ませ、一応川の様子を確認するとやはり泥濁り。これはしばらく釣りは無理そう。

とは言え青空も覗く悪くない天気。支流でも覗いてみるかとGoogle mapを見てみると目についたのは近くを流れるペンケウニプ川。

行ってみる水はクリアでなかなか良さそうな雰囲気。早速ウェットフライを結んで釣り下ってみる。するとすぐに反応が。

ちっちゃなニジマス。そも後もポツポツと反応はあるものの、サイズが伸びず。この区間は深みのあるポイントがなく、小ニジとチビヤマメのみで終了。移動する。

ただ、やはり考えることはみな同じようで、それほど大きな流れではないのにどこも釣り人だらけ。何とか空いている場所を見つけて入ることができた。最初のポイントでは良型のヤマメが掛かるも手元でバラシ。しかし次のポイントですかさずヒット！

久々にネットで掬ったのは30cmほどのニジマス。さらに、

一回り小振りなニジマスも。ただここで下流から別の釣り人が釣り上がってきたので終了となった。ちょうどお昼なので車に戻って昼食＆おやつ休憩。

午後からは別の支流に行ってみようかとも思ったけど面倒になり、午前中最後の場所から今度は釣り上がってみることに。かなり広い川なので超久々に8フィート4番のロッドを繋ぎ、フローティングウェットでやってみる。

フローティングウェットはドロッパーに沈みにくいフライを結び、さらにフロータントも施してドライフライ、あるいはインジケーターのようにして釣る釣り方。通常のウェットフライで釣り上がるよりも遠くを釣りやすい。

しかしそこそこ反応はあるもののなかなかフッキングしない。8番フックにボディーハックルを厚めに巻き、しかも水面を流れるフライは小さな魚では食いきれないようだ。

結局20cm弱のヤマメが2匹ほど釣れただけだった。さて、時刻は16時半。本流の水位を見てみると大分下がってきている。ということで夕方は本流に戻ってみることに。

水はかなりキツめの濁り。釣れるかどうか微妙だけどやってみるか。ウェットフライを結んでいたけどこの濁り。ヒゲナガラーバにも見えそうなやや小振りな黒いストリーマーに結び替えた。場所は昨日見つけたポイント。しかしそこは反応なく終了。

前回の記憶を頼りにこの日最後のポイントに移動。水が多くて濁っているので行きたかった場所かどうかははっきりしないけど、何とかそれなりの場所にたどり着いた。しばらく釣り下ったところで待望のヒット！

この濁りの中私のフライを見つけてくれたのは残念ながらウグイ。19時頃まで粘ってみたけどこの日はそれまで。この感じだと明日は絶好のコンディションになっているはず。明日に期待したい。ただ、この時間帯になっても全然虫っけがないのが気になるところ。