先日行ってきた東北自転車旅の装備類を紹介します。
まずは主な装備の集合写真から。右から、今回はメインの収納にGoliteのJam2というバックパックを使用。自炊メインで食料を多めに持てるように50Lくらいの容量のバックパックを選択した。フレームレスパックで、余分なパーツを取っ払って重量は538g。
ザックの下敷きになっているのがスリーピングマット。Life Sportsというブランドのフォームマットで80cmにカットして100g。リッジレストよりも薄いけど、野宿で砂利の上で寝ても全然問題なかった。パッキングするときはバックパックの内側にロール状に沿わせてフレームにする。
その左側上の青いスタッフサックに入れているのがシュラフで、イスカのエア150というモデル。ジッパーでフルオープンにできるフードレスのダウンシュラフでお気に入りの一つ。スタッフサック込みで399g。
その下が釣り具を入れたポーチ。フライリールとスペアスプール、フライボックス、ティペット(フロロ1号、1.5号、2号)とクリッパーなどを収納。今回はフックホーンを忘れたので次回は入れ忘れないようにしなければ。。。
その左がテントで今回はモンベルのムーンライト1型を選択。暑さ対策で、インナーテントの半分がメッシュでできているビッグアグネスのフライクリークと迷った末、途中大雨が降る予報もあったので耐水性重視でムーンライトを選んだけどこれは大正解だった。
大雨に遭った久慈市北侍浜のキャンプ場では、もちろん板敷きのサイトの恩恵が大きかったけど安心してテントに籠っていることができた。それに吊り下げ式でフライシートとインナーテントのクリアランスが大きく、通気性がいいのも特徴。
さらに前後のパネル全面がフルメッシュの網戸にできるので、必要に応じて温度調整しやすいものもよかった。あと、広いとは言えないまでも、前室に奥行きがあるのでガスストーブなら雨の日でも前室で炊飯が可能。
個人的には短辺側に出入り口があるのが気に入らない点ではあるものの、そのおかげで前述の温度調整のしやすさや前室の奥行きという利点があると思うと欠点とは言えないレベル。これまで使ってきたバイクや自転車でのツーリングキャンプ用としては最強のテントかも。
その下の列右がギアボックスと呼んでいるメッシュポーチで、キャンプに必要な小物類はほとんどここに収納。ヘッドライト、小型ラジオ、モバイルバッテリー、トイレットペーパー、予備の単4充電池と充電器、ファーストエイドキット、あと歯ブラシと歯磨き粉も。
その左がクッカーセット。今回は炊飯に適していて同時にレトルトの温めも可能なユニフレームのアルミ食器セット(大中小の3つ入り)から大と小の食器を持って行った(218g)。大が炊飯と味噌汁用、小がコーヒーなどの湯沸かし用。
その中にイワタニのジュニアガスバーナーを収納。これは274gと重めだけどカセットガスが使えるので非常に重宝している。以前買ったガス変換アダプターとプリムスP-114の組み合わせのほうが軽いけど、やっぱりちょっと信頼性が。。。
参考記事:スタンド型ガス変換アダプターというのを買ってみた~キャンプ用ガスストーブをカセットガスで使う
重量がシビアな飛行機輪行ならともかく、バスや電車での輪行なら危険を冒してまで軽量化にこだわる必要もないかな。丈夫なプラスチックケースが付属しているけど重いし嵩張るので、ちょうどいいサイズのポーチに入れて食器セットの中に入れて運搬した。
ところで先日かなり久しぶりにアウトドアショップを覗いてみたところ、非常に気になるものを発見してしまった。
イワタニが新ブランドでジュニアガスバーナーの軽量版を出したみたい。これ、186gとのことなのでジュニアガスバーナーよりも100gちかく軽い。かなり欲しいけど、7千円はちょっと手が出ない。とか言いつつ、また5万円貰えそうなので買ってしまいそうだけど。
それはともかく、これからガスストーブを買うとしたら間違いなく選択肢に入りそう。あと集合写真には写ってないけどメジャーリングカップという20gのプラスチックカップにカトラリーはプリムスのチタンスポーク7g、以上が台所周り。
その下の列右が空気入れとフライロッド。フライロッドはエコーの9フィート5番、8ピースを持って行った。5番だけど6番ラインを乗せている。昨年四国でストリッピングガイドを破損してしまったけど、今回は金属用接着剤で補修していった。今のところ問題なし。
その左が雨具類。折りたたみ傘(110g)とモンベルの旧型ピークシェル(251g)、キャラバンのエントラントレインパンツ(186g)。しかしこの選択は失敗。まず折りたたみ傘は一度も出番がなく、いらなかったかも。雨の日のキャンプ場では重宝しそうだけど。
それとピークシェルもエントラントパンツも15年くらい前に買って以来ほとんど使っていなかったにもかかわらず、経年劣化でコーティングやシームテープがポロポロ剥がれてきて非常に不快で失敗だった。こういうものは使っても使わなくてもせいぜい10年くらいが寿命化かも。
その他写真には写ってないけど、衣類は着ているもの以外にTシャツとパンツ各1、靴下2。防寒具としてウィンドシャツと長袖シャツ(長袖シャツは一度も出番なし)。あと速乾タオル。予備のズボンにモンベルのウィンドパンツ(110g)。
その他、お風呂セット、洗濯とパンク修理用に水袋を改造して作った携帯洗面器。、シルナイロン製パックカバーと買い物用のダイソーのナップサック、ギザプロダクツの輪行バッグとソーラーパネルなどなど。
ソーラーパネルはこの旅用に国内発送ですぐに手に入りそうだったこちらを導入。これに今までの自転車旅では5000mAhのものを使ってきたけど明らかにパワー不足だったので、今回はAnkerの10000mAhのモバイルバッテリーを組み合わせた。
結果的にはキャンプ場で充電できるところも多くてそれほど電池残量に困ることはなかったけど、丸一日天気がよければスマホ充電1回分くらいは発電してくれてそれなりに役に立ってくれたかな。ただ大きくて収納場所に困ったので、もう少し小さめのものを物色中。
それと自転車回りでは上の写真にも写っているDr.Bikeのフロントバッグをロングツーリングでは初めて帯同。これ、生地がターポリンで完全防水なため、大雨の中着けたまま放置しても全然大丈夫なのは頼もしかった。すでに廃番みたいで、近いのはこちら。
この中にパンク修理キットとマルチツール、釣り具のポーチとウィンドシャツ、それにジップロックに入れたツーリングマップルを収納。ただこれだけ入れるともうパンパンで、途中立ち止まってのツーリングマップルの出し入れが非常にやりにくかった。
日常使いには非常に便利だけど、ロングツーリング用にはもう少し容量があるものがほしい。ということでフロントバッグも物色中。こんな感じで、自炊メインの自転車旅も、輪行を絡めつつスムーズにできる装備が整いつつある。
さすがに電気の完全自給は難しそうなので、たまにネットカフェとかホテル泊も必要になりそうだけど、期間を決めない気ままな放浪旅もなんとかなりそう。あとはサドルを何とかしなければ。。。