2022年9月29日木曜日

頼母木小屋から大日岳・御西小屋へ~飯豊連峰縦走記2022年9月(2日目)

 2022年9月15日(木)、飯豊連峰は頼母木小屋のテント場で朝を迎えた。

穏やかな夜で最低気温は13℃、暑くも寒くもない快適な夜を過ごすことができた。まだ薄暗い5時前に起きて準備開始。雲海が立ち込めているけど今日も天気がよさそう。


雲間に浮かんでいるのは朝日連峰。


こちらもいつかは登りたいけど、朝日は全山幕営禁止なのがネック。


今回の朝食は卵と切り干し大根を入れて増量した塩ラーメンにしてみた。


荷物をまとめて5:51出発。朝はもう少しのんびりしていたいところだけど、まだ完全に夏の雰囲気の今回の飯豊山、午後にはガスが出てくるのでできるだけ早めに大日岳に登っておきたいところ。


今日は朝日が昇る南東方面に向かって進んでいく。


昨日歩いた山々を振り返る。


左端に見えるのが飯豊本山か。


6:39地神山。


気持ちい朝の尾根歩き。


扇の地紙から北股岳方面を望む。


門内小屋が見えてきた。


北股岳と烏帽子岳。


この辺りはなだらかなアップダウンが続いて歩きやすい。


7:17門内小屋に到着。ここは平らな場所が少なそうだし、水場も遠そう。頼母木小屋に泊って正解だったか。


これから歩く山並み。


7:20門内岳。


門内小屋方面を振り返る。


8:02北股岳。


正面にこれから登る大日岳が迫ってきた。


北股岳のすぐ先に梅花皮小屋はある。


8:23梅花皮小屋。


北股岳と梅花皮小屋を振り返る。


北股岳と梅花皮岳。


9:02烏帽子岳に到着。


飯豊本山方面の眺め。右端に今日泊まる予定の御西小屋が見えてきた。


こちらはこれまで歩いてきた山々。鉾立峰と朳差岳がずいぶん小さく見える。


飯豊山系の最高峰だけあって重厚感のある大日岳。


東北らしいたおやかな山並みが続く。


今日もいい天気だけど、振り返ると早くもガスが湧いてきている!


御手洗ノ池。


飯豊本山方面はまだ大丈夫そう。


こちらは天狗ノ庭。


だいぶ雲が増えてきた大日岳方面。


10時半、そろそろお腹が減ってきたので休憩。バナナチップを食べる。


これ、30gで160kcalと意外と高カロリー。150g入りなのでこれだけで800kcalもある!


さて、お腹が膨れたところで出発。


11:08今日の宿泊予定地、御西小屋に到着。この時間帯管理人さんは不在だった。


ここに荷物をデポしてサブザックで大日岳を目指す。


池塘と大日岳。


さっき歩いてきた北股岳方面にはすでにガスがかかっている。急がねば!


と思っているとついに大日岳にもガスが。。。それでも風が出てきたおかげでガスもどんどん飛ばされていく。


12:12大日岳登頂。ここが2128mで飯豊連峰の最高峰。前回は天気がいまいちだったので省略したけど、今回はまずまず。


北股岳は完全にガスに隠れてしまったけど、


飯豊本山方面は次々にガスが上がってきているものの、反対側から風が吹いているおかげで辛うじて山頂が見えている。


さて、今日の任務完了。御西小屋に戻ろう。


大日岳方面を振り返る。


13:19御西小屋着。戻ると管理人さんも来ていたのでチェックイン。御西小屋は小屋泊2500円、テント泊1000円。こちらも前回はそれぞれ1000円と500円だったのでかなりの値上げ。まあ、快適に泊まれるので文句はないけど。


御西小屋のテント場はこの辺りでは結構広め。20張りくらいは行けそう。端っこの一等地に設営完了。結局この日キャンプしていたのはもう一人だけだった。


そして水を汲みに行く。御西小屋は水場がちょっと遠いのが難点。標高差で50mくらい下る必要がある。本山方面に進んで少し谷筋を降りる。水量は十分だった。


さて、テント場に戻ってコーヒータイム。塩っ気がほしくなったので柿ピーを食べた。


ここは標高約1990m。天気が良すぎて31℃もあるけど、日が差すとこの標高でも35℃まで上がった!


ただ、日が傾てくると急激に気温が下がり、ダウンジャケットが必要になるくらい。


夕暮れ時の17時半ごろから夕食の準備。


今日もまぜご飯と味噌汁の夕食。食後はさっき柿ピーを食べてしまったので行動食の
黒かりんとうをつまみにコーヒーを飲んで就寝。夜は風が強まってシェルターがバタバタと煽られる。明日の天気はどうだろうか?

この日の歩行ルート(Yamakei onlineにて作成)