毎月1日は家計簿を書いていましたが、今回は事情により後回しして別の記事から。
さて、今年もようやく暑い夏が去って秋めいてきました。この季節はコンサートも盛りだくさん。予定よりもだいぶ早く山形から帰ってきたこともあって、早速何か面白そうな(無料の)コンサートはないかと探してみました。するともう開催間近ながら、無料ではないもののチケットプレゼントがあるコンサートを発見。ダメ元で応募したところ当選したので急遽出かけることにしました。今回の場所はお隣茨城県のつくば。千葉県北西部からは自転車で出掛けるには程よいところです。
しかし台風15号接近で天気は大雨の予報。予報通りの大雨なら無理せず車で行くか、小雨なら歩道をゆっくり走りやすい買い物用のミニベロで行こうかと思っていたところ、当日の天気は曇りのち雨。とりあえず行きは何とかなりそうなのでいつものボードウォークで出掛けることに。
こんなこともあろうかと、100均でサドルカバーを買っておいたので着けて出発!サイズが合ってないので不格好ですが一応すっぽり嵌りました。ルートは、Google mapを眺めたところ小貝川から牛久沼、そして牛久沼に流れ込む谷田川を辿っていけば着きそう。
川沿いにはサイクリングロードがあるだろうとの推測のもと、確認もせずに出発したのでした。ということで3連休初日の2022年9月23日(金)、コンサートは14時開演ですが、余裕をもって10時前に出発。わずかに青空も見えるまずまずの天気。
ちょうどお彼岸だけあって彼岸花がきれいに咲いていました。予定通りまずは小貝川沿いの堤防道路を北上。
途中で牛久沼に続く水路沿いを進み、牛久沼水辺公園に到着。地元の手賀沼のようなイメージで、ここからサイクリングロードが始まると期待して出発。
しかし、、、残念ながらその期待はすぐに打ち破られ、道は未舗装に。それでもそのうち舗装道路に変わるのではないか、とか、そうでなくとも並行して走る車道に出られるのではないか、と期待して進むも延々と続くただの未舗装道路。
結局エスケープルートもなく、本来走ろうと思っていた谷田川ではなく西矢田川沿いを2、3㎞もとぼとぼと走ることに。ようやく橋があって車道に復帰し、そのまま県道を通って谷田川の左岸までくることができた。
ここからは堤防道路ではないけど、ほぼ谷田川に沿った道があるのでそれを辿ってみる。
とりあえずいけるところまで行こうと進んでみると、川との間に田んぼを挟んでいるので川の流れな見えないものの、車が全く通らないなかなか良い道だった。これでつくば市街の南側に到着。
ここからは車でよく通っている国道408号線へ。車では快走路だけど、自転車だと路肩は狭いし、歩道はヒビだらけ、交差点の段差が高くて自転車では走りにくいことこの上なかった。
それでも雨に合うことなくお昼過ぎにつくば駅前に到着。図書館で時間調整しようと思っていたけどこの時期は長期休館中だったみたいで、仕方なくぶらついて過ごすことに。
何やらイベントでもやっているのか、露店がたくさん出ていて賑わっていた。
そうこうしているうちに開場時間の13時半に。この日の会場はつくばノバホール。つくば駅のすぐ横にある。
今回のコンサートはオールベートーヴェンの室内楽プログラム。ピアニストの和田萌子さんを中心に、同窓生の方々などとのピアノ連弾、チェロソナタ3番、ヴァイオリンソナタ9番、ピアノトリオ7番と盛りだくさん。
ピアノトリオは学生時代、チャイコフスキーの「ある偉大なる芸術家の思い出のために」という曲を聴いて以来、クラシックではもっとも好きなフォーマットの一つ。
正味2時間近くの濃厚なコンサート、存分に楽しむことができた。さて、満足して会場を出るとまだ雨は降り始めていない。次の予定に移ることにしよう。。。