2022年12月20日火曜日

南九州自転車旅2022年11月(装備類まとめ)

 先日行ってきた南九州自転車旅の装備類を紹介します。

まずは集合写真。


右から、今回もメインの収納はGoliteのJam2womenモデルというバックパックを使用。40Lくらいのフレームレスパックで、余分なパーツを取っ払って重量は476g。

今回は初日宮崎市のホテル泊でもらった3000円分のクーポンで、米2㎏を含めて多めに食料を買うことになったけど何とか全部積み込むことができた。ザックの下敷きになっているのがスリーピングマット。

今回はLife Sportsというメーカーのフォームパッドを80㎝にカットしたもの(100g)を使用。最低気温が5℃以下になることはないと判断してこれにしたけど、結果的にも正解だった。パッキングするときはバックパックの内側にロール状に沿わせてフレームにする。

その左側、上段の右の青いのがシュラフと防寒着を入れたスタッフサック。シュラフは、天気予報を見てこの時期宮崎鹿児島は最低気温が10℃を大きく下回ることはなさそうだったので、軽いイスカのAir150(385g)にした。

防寒着はモンベルのEX.ライトダウンジャケット(133g)を、行き帰りは着用して持参。宮崎鹿児島では温かかったので、放射冷却で冷え込んだ朝方以外着る機会なし。ちょっと寒いかも、と思っていたけどこちらもこの組み合わせで正解だった。

その左の紺色のバッグは食料品入れにしているダイソーのエコバッグ。

その左のグレーの袋には輪行バッグとして使っている大型トートバッグを入れている。430gとそれほど軽くはないけど、その分丈夫そうな生地を使っているので、折りたたんで運ぶ機会が多いウルトラライト7用としては安心感がある。

MAISON DE UN MAILLOT 100L トートバッグ

下段の右がフライロッド。今回もEchoのTrip590-8X 9フィート5番8ピースのパックロッドにした。5番指定だけど実際は6番なので汎用性が高い。昨年四国でずっこけてストリップングガイドを破損してしまったけど、金属用接着剤で補修して使っている。

その下がリールやフライボックスを入れたポーチ。ラインはタイプ4くらいのシンキングラインをメインに、浅場用にタイプ2くらいのラインを巻いたスペアスプールも持っていった。実際は9割方タイプ4を使用。

あと、ティペットはフロロの1号、1.5号、2号を持っていったのだけど、大カマスにはぶちぶち切られる羽目に。たまたま掛かりどころがよくて1匹釣れたけど、カマスやタチウオみたいに歯が鋭い魚が釣れそうなところでは3号か4号も必要だと感じた。

その左の茶色いのがテントで、昨年購入したプロモンテのシングルウォールテントVB-11。雨の時はやっぱり不便だし、ダブルウォールテントと比べて重量面のメリットもほとんどないけど、やはり設営撤収の簡単さとコンパクトさは捨てがたい。


後ろのベンチレーターに芯を入れて潰れにくくしている。ただそれでも雨の日は結露が酷くて、壁面を伝って壁際に水溜まりができるくらい。これはマメにふき取ることにして、そういうものだと諦めるしかない。

参考記事:プロモンテVB-11のプチカスタマイズ

その左の赤いのががレインウェアでモンベルのピークシェル(212g)。今回もポンチョと迷った末、やはり雨天でも車道を走ることを考えるとセパレートタイプにして正解だった。下(パンツ)は写真には写ってないけど同じくモンベルのウィンドパンツ(130g)。

レインウェアじゃないけど軽いし、濡れてもすぐ乾くし、メインのズボンを洗濯しているときの予備パンツにもなるし、レインパンツよりも汎用性は高くて気に入っている。確実に雨が降るときはズボンを履かずに直接これを履けばズボンを濡らさずに済む。

あとちらっと写っている黒いのは新調した折りたたみ傘(101g)だけど今回は出番なし。

その左は着替えと洗面用具を入れたダイソーのナップサック。着替えはTシャツとパンツ各1、靴下2。あとタオル(手ぬぐい)。ナップサックは食料補給時の買い物バッグやテント設営後に出かけるときなどにも使用。かなり重宝している。

その下がギアボックスと呼んでいる小物類を入れたメッシュポーチ。ストーブ、モバイルバッテリー、ヘッドライト、ラジオ、ファーストエイドキットなどを収納。ストーブは軽さ重視で今回もプリムスのP-114(64g)。

点火装置が壊れて現地でライターを買う羽目に。幸い国内線の飛行機はライター1個は持ち込めるので、最初から持っていくべきだった。その左がクッカー。今回も主食はお米にしたかったので、昨年買ったコンパクトで軽いEPIのアルミ食器セット(160g)にした。

EPI アルミ3点食器セット C-5201

ご飯だと0.8合くらい、インスタントラーメンがぎりぎり作れるくらいだけど、P-114 にはピッタリなサイズ感。これにいつも使っているメジャーリングカップ(20g)というコップを重ねて収納。それにカトラリーはプリムスのチタンスポーク(8g)。


ガスカートリッジは昨年の四国で110gのものではぎりぎり足りなかったので、今回は250gのものを買ったけど、自炊が多かったこともあってかキャンプ9日間で8割方は消費できた。値段は大して変わらないので、やはり250gにしておいて正解だった。

ヘッドライトとラジオは単4電池仕様のもので、前回の教訓を生かして充電池の予備2本とPoolの充電器も持った。結局途中快活とかホテルで充電できたので予備の電池は使わず仕舞いだった。


あと今回は10000mAhのモバイルバッテリーと小型のソーラーパネル(91g)も持った。夏の東北で使ったのはちょっと大きくて、収納に難があったので今回は一回り小さいものを買ってみた。すでに売り切れみたいだけど。

ソーラーパネル 10W IP64 USB出力5V 1200mAh

これはバックパックにも取り付けやすいし、一日晴れていればそれなりに充電してくれる(たぶん2000mAh分くらい)ので思いの外役に立ってくれた。おかげでコンセントからの充電なしでキャンプ4連泊でも電池不足にならずに済んだ。たぶん5泊くらいはいけそう。


あと写真には写ってないけどエバニューの900mlのフレキシボトル2つ、洗濯とパンク修理用の折りたたみ洗面器(下の写真)、ザックカバー、空気入れなどもザックに収納して持っていった。


それと今回もフロントバッグを取り付け、メインコンパートメントには1LのペットボトルとツーリングマップルRをバラしてジップロックの袋に入れたものを、サイドポケットにパンク修理キットと携帯工具、途中で買ったオイルなどを入れておいた。


これ、クイックリリースバックルで簡単に着脱できるのでわりと気に入っていたのだけど、とうとうジッパーが壊れて閉まらなくなってしまった。メインコンパートメントはともかく、サイドポケットは小物を入れるので閉まらないと困る。


かと言って買い直してもまたすぐ壊れそうだし、もう1回買うかは微妙なところ。もう少しよさそうなものがないか探してみよう。全体の積載図はこんな感じ。


こんな感じで今回もキャンプ9泊、ホテル3泊の12泊13日の旅を概ね順調に乗り切ることができました。ただ、バックパックの重量は水、食料なしで6.6㎏だったのですが、途中からタイヤに異変が。


バルブの辺りが膨らんでタイヤが歪んでしまいました。何とか最後まで問題なく走ることができましたが、米2㎏と焼酎約1L は14インチの自転車には積み過ぎだったのかも。来年以降はもう少しフロント側に積めるようにするとか、作戦を練り直さないといけなさそうですね。