今回は配当金生活を目指して運用しているコア・ポートフォリオ、2023年1月の運用状況です。
参考記事:配当金生活を目指すポートフォリオ(2022年12月)
ここ1か月は経済指標や本格化してきた企業決算に一喜一憂しつつも概ね上昇基調を維持している感のある米国株式市場。その決算を巡って株価が個別要因で大きく動いている今日この頃、こういうときは投資しやすいので個人的にはチャンスと見た!
そんな中ここ1か月はの動きとしては、冴えない決算を受けて急落した3M(MMM)を買おうかと思ったものの、BHPグループ(BHP)が中国の市場再開を織り込んでか堅調な推移を見せており、景気敏感セクターとしては悪くない比率。
仮集計してみたところ、このところ弱含んでいる公益のサザン(SO)を買い増ししようと思っていたのだけど、同じ公益セクターのネクステラエナジー(NEE)が急落したので慌ててそちらに飛びついてしまいました。
後から確認すると、どうやら決算よりも役員の政治スキャンダルに絡む問題のせいだとか。しばらく下落基調が続くかもしれないのでちょっと早まってしまったか。とは言えもう一段下落するようならさらに買い増す気満々なので気にしないことにします。
- 前月比:+0.2%(調整後:+0.2%)
- 年初来:+0.2%(調整後:+0.2%)
この期間、私のポートフォリオは膠着状態が続いているので気づかず、緩やかに上昇しているくらいに思っていたのですが、S&P500は何と7%ほども上昇しているんですね。完全にリスクオンモードだったようです。
それに対して私のポートフォリオはほぼ横這いという軟調な展開。これまで堅調だった生活必需品、ヘルスケア、公益などのディフェンシブセクターが軒並み大きく下げたのが響いている様子。
その代わりハイテクセクターが回復してきており、相場の潮目が変わったのかもしれませんね(ちょっと前にも同じこと書いた気がしますが)。そんなわけで、あまり嬉しくはないですがポートフォリオのバランスはいい感じに整ってきました。
ハイテク系を買い増すには時すでに遅しという感じなので、次の波を待った方がよさそう。後はまだ比率が低い公益をこのタイミングで一気に買ってしまうか?ちょっと悩ましいところです。