2023年1月6日金曜日

ルノー ウルトラライト7のタイヤ交換

 ここ数年帰省を絡めた飛行機輪行旅で大活躍中のルノー・ウルトラライト7トリプル。

14インチと小さいけれど意外によく走り、軽くて小さく畳めるので輪行旅にピッタリなのだ。そんな私のウルトラライト7はリアキャリアを付けてキャンプツーリングが可能となっていて、もはやなくてはならない相棒になっている。


昨年も11月から12月にかけて、宮崎から鹿児島を巡る南九州の旅に行ってきて、大きなトラブルもなく非常に充実したものとなったのだけど、旅の後半で後輪に違和感が発生。見てみると、バルブの辺りでタイヤが歪んでいるではないか!


私の場合、キャンプツーリングでは荷物のほとんどをバックパックに入れて、それをリアキャリアに積むというスタイル。なので加重が集中する後輪はリム打ちパンクを避けるため特に空気圧を高めにしている。ちょっと圧高すぎだったのか?

今回の旅ではスタート時点で米2㎏と芋焼酎1.2Lほどを積んで走ったのだけど(一番上の写真)、ちょっと積み過ぎだったのか?途中から後輪がノッキングするような感じになり、路面状況がいいほど顕著になるのでまさかと思って確認して唖然としてしまったのだった。

ただ、気づいた枕崎からは鹿児島まで走り、あとは福岡から実家まで走るだけ。最悪鹿児島までたどり着けばあとは輪行で何とでもなりそうな状況だったため、そのまま走り続けることに。結果的には何とか大事に至ることなく自宅に帰りつくことができた。

帰るとすぐに交換しようとタイヤとチューブを購入。ただ、やることがない年末年始にやろうと思いつつ、暇なら暇でなんにもやる気が起こらずダラダラ過ごしてしまい、ようやく世間の正月休みが終わった昨日1月5日に作業に掛かったのだった。今回購入したのはこちら。

GIZA PRODUCTS 自転車タイヤ C-1959 14×1.75 ブラック

タイオガ インナーチューブ 米式バルブ 14X1.75ー2.125

ルノー・ウルトラライトには元々14×1.35インチの細いタイヤが付いているのだけど、14インチともなるとなかなか選択肢がない。ダホン・ボードウォークに付けているシュワルベにしたかったけど高すぎて手が出ず、かと言ってメーカー不明のタイヤも怖い。


どこかでウルトラライトは1.75インチのタイヤも履けるとあったので、今回はそこそこ名の知れたメーカーで値段も手頃な1.75インチのタイヤにしてみた。以前探したときには14×1.35インチでは米式バルブのチューブは見当たらなかったけど、このサイズならある。

街乗りなら英式で問題ないけど、キャンプ道具を積む自転車旅では空気圧を測れないとリム打ちパンクが多発することになる。なのでこれまではアダプターを使って英式を米式バルブに変更していたけど、元々米式ならそれに越したことはない。

Panaracer エアチェックアダプター 2個セット ACA-2

米式にこだわっているのは、車やバイクと同じなのでいざというときガソリンスタンドで空気を入れてもらうことができる点。そんな状況そうそうなさそうではあるけど、私の場合一回あったのでバカにできない。

過去記事:今日は自転車~谷川岳平標山縦走記2019年11月(2日目)

1.35インチと1.75インチでは同じ14インチ径でもびっくりするくらいサイズ感が違っていて、本当に取り付けることができるのか不安だったけど、一応問題なく付いた。さすがに14インチともなると小さくて遊びが少ないためか、取り外し・取り付けにはかなり苦労したけど。


それにしても、よく覚えてないけどこのタイヤもともとこんなに溝がなかったんだっけ?それとも摩耗してこんなにツルツルになってしまったのか。前後とも同じような感じなので、たぶんもともとこういうタイヤだったんだろう。スリックタイヤっていうやつ?


問題のタイヤが歪んでいた箇所、空気を抜いてしまうとどういう状態だったのかわからなくなってしまったけど、やはりそこだけ異常に摩耗していて、タイヤの内側にはクラックが入っていた。結構危ない状況だったかも。


随分厚ぼったい感じになってしまったけど、とりあえず問題なさそう。前輪はまだいけそうだけど、せっかくなので一緒に交換しておいた。ちょっと気になったのはタイヤに記載の推奨空気圧。サイトでは80~100PSIとなっていたけど、実際は35~45PSIだった。

もともとの1.35インチのタイヤは50~85PSIとなっていて、50PSIくらいにしていたのだけど、果たしてそんな圧で大丈夫だろうか?まあ、荷物を多めに積んでも45PSIあれば大丈夫だとは思うけど、一度近場で試しツーリングしておいた方がよさそう。


それはさておきまずは空身で試し乗り。15㎞ほど走ってみたけど、やっぱりタイヤが太くなった分走りはかなり重く感じた。ただそれも最初のうちだけで、慣れれば悪くない感じ。この自転車にはこれからも末長く働いてもらいたいところ。