2023年2月17日(金)、アーンドラプラデシュ州ヴィジャヤワダのSri Lakshmi Narasimha Lodgeで朝を迎えた。
ここの部屋も廊下側天井付近の壁が欄間のようになっており蚊が入り放題。今回は蚊避けに押すだけベープを持ってきている。それなりに効いている気はするのだが、やはり隙間だらけの部屋では効果は限定的な様子。昨夜も電気を消して就寝体制に入ると蚊の猛攻が始まり眠れなくなってしまった。諦めて起き出し、蚊取り線香を炊いて事なきを得たものの、よく眠れず6時頃には目が覚めたのだった。
朝食は一昨日非常食に買っておいたお菓子を食べることに。パイのようなものをシロップにどぶ漬けにしたとても甘いお菓子で、口に入れると脳天にズキンと来るほど。少量でも満足感を得られるのが特徴。4個で54ルピーと結構高かった。
今回はヴィジャヤワダ駅の東側に宿を取っているのだけど、今日は反対側の西側を散策してみることにした。地図を見るとそちら側にはヒンズー教寺院などもいくつかあっておもしろそうに思えたのだ。駅の高架橋を渡って西口方面へ。
やっぱりこちら側の方が賑やかな様子。
まずは北側に進んでみると、こちらはモスクがいくつかあってイスラム教色が強い雰囲気。ノンベジ食堂やビリヤニ屋も目立つ。アーンドラミールスに飽きたらこっちに食べに来ようかな。今のところまだ飽きてないけど。
途中でチャイを飲んで休憩、10ルピー。
さらに西側は山になっており、山裾まで住宅が広がっている。
続いて南側に進んでいくと、
この辺りが町の中心部だろうか。
その奥には参道のような細い路地が縦横無尽に続いていて、ただ歩き回るだけでも楽しい。
そんな路地を宛どもなく歩いていく。その奥には恐らくヒンズー教寺院があるんだろうけど、それはもうどうでもよくなっていた。
お昼近くになったので昼食にする。Anjaneya Vilasというところに入ってみた。ここも先払いでメニューはミールス130ルピーのみ。
通路の両側に横長の細いテーブルが並べられ、給仕がサーブしていくスタイル。昔はどこもミールスはバナナの葉にサーブされていたんだろうけど、今は紙やプラスチックフィルムにとって変わられている。今やバナナの葉は中高級店でしかお目にかかれないのかもしれない。
ここは結構いい料金を取るだけあって非常に充実したベジミールスだった。ご飯、サブジ、サンバル、アチャールなど、それぞれ専門の給仕がいて細かい気配りがなされており、大満足でお店を後にしたのだった。
どうやらヴィジャヤワダの町は今日歩いた西側が旧市街、東側が新市街という感じみたい。その旧市街のバザールで在庫が乏しくなっていた蚊取り線香を調達。12個入りで30ルピー(約50円)、それにマッチが3ルピーだった。これで毎晩躊躇なく蚊取り線香が使える!
夕食は昨日の帰りに見つけた近くの小ぢんまりとしたAarya Vysya Lakshmi Vilasという食堂に入ってみた。私好みの庶民的な雰囲気の店。やはりミールスを注文。
もうお馴染みのアーンドラミールス。これだと100ルピーくらいかなあと思っていると意外と高くて130ルピー。悪くない雰囲気だったけど、このクオリティーだったら昼の店の方が随分まし。おまけに足を蚊に刺されまくってちょっと嫌な気分で店を後にすることになったのだった。