2023年2月25日土曜日

ヴィジャヤワダ3日目~南インド周遊旅行2023(14日目)

 2023年2月18日(土)、早いものでこの旅ももう2週間が経過しようとしている。

ちょっとのんびりしすぎて全然進んでないのでもう少しペースを上げないとまずいかも。それはさておき昨夜は最初から蚊取り線香を使用したためゆっくり眠ることができた。7時頃起床。


朝食を食べようと、ホテルを出てしばらくぶらついてみたものの、まだ営業している店がほとんどなく、結局ホテルのすぐ近くで営業しているティファンの屋台で取ることに。


ドーサを注文して出てきたのは何も具が入っていないプレーンドーサ。ちょっと物足りない感じだったのでもう1枚食べようかと思ったけど、ここのところ明らかに食べ過ぎなので思い止まった。焼け石に水ではあるけれど。1枚だと15ルピー。


帰りにホテルの横のお店でチャイ(10ルピー)を飲んでホテルに戻った。南インドでは紙コップでチャイを出す店が多いけどここはグラスで出してくれた。


インド人はああ見えて結構潔癖らしく、食器類は使い捨てを好むらしいけど、素焼きのカップや葉っぱのお皿ならともかく、紙コップや紙のお皿はどうも味気ない。それでも一時期よく見かけた薄いプラスチックのカップを見かけなくなったのは、この辺りにもSDGsの流れが来ているということなのかもしれない。


さて、ヴィジャヤワダ滞在も3日目となる
今日は駅の東側エリアを散策してみることに。まずはGoogle mapで見つけたRaitu Bazaarというところに行ってみる。Google mapにはファーマーズマーケットとあった。大通りを運河に沿って北東方面に進んでいくと、


果物屋が集まるエリアを発見。


ここはミカン屋が並ぶ一画。


卸売り市場だろうか。すでに出荷のピークの時間帯は過ぎているのかもしれない。


道路を挟んでその反対側にそれらしい建物があった。


ここがRaitu Bazaarっぽい。


道路と運河の間に長細い建物が続く。


普通の青果市場だけど活気があって面白い。


パクチーやミントなど、生ハーブの香ばしい香りが漂ってくる。


陽気な人が多くて、だれでもスマホを持っている今の時代にしては珍しく、スマホを片手に歩いてると写真を撮ってくれとのアピールも何度か。


この茶色いサトウキビのようなものは何だろうか?結構よく売れていて、50cmくらいの長さに切り揃えて渡してくれる。スマホを向けるとここおばあちゃんも笑顔で応えてくれた。


市場を離れて広い通りを下っていくと、


賑わっているヒンズー教寺院があったので入ってみる。


土曜日
だがらか結構な賑わいで、食事も振るまわれていたけど私はヒンズー教徒ではないのでもちろん遠慮する。


茶店で休憩にする。この人からも写真を撮るように要求された。チャイに入れる生姜をすり潰しているところ。ただ今回はチャイではなく、南インドではよく飲まれているコーヒーにしてみた。


コーヒーはチャイよりも少し高くて、ここではチャイが10ルピーなのに対してコーヒーは15ルピー。ひたすら甘くて濃厚なミルクコーヒー。やっぱり生姜やスパイスが効いたチャイの方が好み。


駅東側のエリア、
土曜日だからかシャッターがしまっている店が多いということもあるのかもしれないけど、昨日歩いた西側エリアに比べるとやはり面白味は少ない。


映画館などもあって、


ちょっとインドらしからぬモダンな雰囲気が漂う。
ヴィジャヤワダ滞在も最終日となる今日の昼食は、町一番の老舗として有名なSarovar Messに行ってみようかと思っていたのだけど、途中で見つけた小さなお店が気になって思わず入ってしまった。


Sri Ramanjaneya Vilasというお店。テーブル席が3つに横長の一人客用テーブルが2つという小さなお店だった。


ただここはめちゃくちゃおいしかった!味付けが濃いめで一つ一つのおかずの味がはっきりしている。給仕のじいさんもてきぱきしていて気持ちいい。最後にチップを要求されたけど、これなら気持ちよく渡せるというもの。
ここにきてようやく理想のアーンドラミールスに出会えた。


値段も嬉しい100ルピー!
大満足でホテルに戻り、日課の水浴びと洗濯をこなしてしばし寛ぐ。お昼のミールスでようやくアーンドラミールス探求編も区切りが付いたところで、夕食は久々に別のものを食べに駅西側エリアに行くことにした。


もう1回Sri Ramanjaneya Vilasで食べたいという思いもあるが、次回の楽しみに取っておくことにしよう。
ということでやって来たのは駅西側のムスリムエリア。


串焼き屋台が並ぶ。何となくこってりとしたカレーを油っけのないプレーンなロティーで食べたい気分ではあったけど、見つからないのでよく目立つ数軒並ん
だビリヤニ屋の一つに入ってみることに。


Akbar Hotelというお店に入ってみる。


メニューはチキンビリヤニのみで120ルピー。ここのはビリヤニに恐らく別で作ったフライドチキンを混ぜたような感じ。油っけが少なくてそのままだとちょっと食べづらいけど、ライタ(ヨーグルトソース)の他にグレービー(カレールー)が3種も付くので味変が楽しめる。


なかなかおいしいビリヤニだった。
食べ終わって店を出ようとすると、ちょうどこれから佳境を迎える夜の部に向けてか、オートリキシャで出来たてのビリヤニの大鍋が運ばれてきた。


給仕の青年が一人でオートリキシャから引きずり降ろす。


大仕事をこなして誇らしげな青年


できればこの出来たてのビリヤニが食べたかったけど、それでもうまかったので満足。明日の移動に備えて非常食のお菓子を購入し、チャイ(10ルピー)を飲んでホテルに戻った。


それにしてもSri Ramanjaneya Vilasのミールスはおいしかった。ヴィジャヤワダに来た際は是非!それにヴィジャヤワダは町自体特に見所は少なくて、やっぱり食べること以外やることはなかったけど、人当たりがよくて居心地がいいので結構お勧めです。